K29 救い

我々が救われ、天の御国に入るためには何を信じればよいのでしょうか?

1コリント15:1 兄弟たち。私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。これは、私があなたがたに宣べ伝えたもので、あなたがたが受け入れ、また、それによって立っている福音です。

15:2 また、もしあなたがたがよく考えもしないで信じたのでないなら、私の宣べ伝えたこの福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。

15:3 私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、

15:4 また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、

この箇所から救いに関して学んでいきましょう。

1コリント15:1 兄弟たち。私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。これは、私があなたがたに宣べ伝えたもので、あなたがたが受け入れ、また、それによって立っている福音です。

福音とはグッドニュース、神からのよい知らせです。そして聖書や
キリスト教の根幹をなすものです。

15:2 また、もしあなたがたがよく考えもしないで信じたのでないなら、私の宣べ伝えたこの福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。

この福音を信じ、正しく受け入れ、その信仰を保っているなら、それにより、
我々は救われます。
救いとは何か、というと、以前書いた全ての人が死後受ける裁判、そして
そのあと、私たちが犯した罪に対して与えられる罰、火の池の罰と関係しています。本来、我々は誰もかれも自分の犯した罪を火の池で受けるべきだったのですが、神が救いや弁済のための道を開いた、それが福音であり、グッドニュースなのです。
「この福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。」というように、我々がこれらのことばを正しく正しく守り、保つなら、それによって救われます。しかし、エホバの証人を初めとした異端教理で惑わされれば、せっかくの救いは絵に書いたもちとなってしまいます。

15:3 私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、

我々が救われるために福音を信じることが必要ですがその福音の内容の、その一つはキリストが聖書に従って我々の罪のために死んだことです。
聖書は我々がどのようにして罪を許されるかを旧約聖書の中で繰り返し繰り返し語っています。それは、具体的には、羊、牛、鳩など生き物がその血を流し、命を我々の罪への犠牲としてささげることによってです。これらの犠牲がささげられ、命が失われて初めて我々の罪が許されるのです。

それは、神の子羊であるキリストの型であり、キリストが十字架で血を流し、命を失ったのは、我々の罪が許される犠牲の羊としてなくなったのです。我々が救われるためにはこのことを信じる必要があります。

15:4 また、葬られたこと、また、聖書に従って三日目によみがえられたこと、

そしてキリストは十字架で死に墓に葬られました。このことは歴史的な事実です。そして「聖書に従って三日目によみがえられたこと」を私たちは信じるべきです。

以下のことばのように、キリストの復活は旧約聖書の昔から予言されていたことです。

使徒 13:28 そして、死罪に当たる何の理由も見いだせなかったのに、イエスを殺すことをピラトに強要したのです。

13:29 こうして、イエスについて書いてあることを全部成し終えて後、イエスを十字架から取り降ろして墓の中に納めました。

13:30 しかし、神はこの方を死者の中からよみがえらせたのです。

13:31 イエスは、ご自分といっしょにガリラヤからエルサレムに上った人たちに、幾日もお現われになりました。きょう、その人たちがこの民に対してイエスの証人となっています。

13:32 私たちは、神が先祖たちに対してなされた約束について、あなたがたに良い知らせをしているのです。

13:33 神は、イエスをよみがえらせ、それによって、私たち子孫にその約束を果たされました。詩篇の第二篇に、『あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ。』と書いてあるとおりです。

13:34 神がイエスを死者の中からよみがえらせて、もはや朽ちることのない方とされたことについては、『わたしはダビデに約束した聖なる確かな祝福を、あなたがたに与える。』というように言われていました。

13:35 ですから、ほかの所でこう言っておられます。『あなたは、あなたの聖者を朽ち果てるままにはしておかれない。』

13:36 ダビデは、その生きていた時代において神のみこころに仕えて後、死んで先祖の仲間に加えられ、ついに朽ち果てました。

13:37 しかし、神がよみがえらせた方は、朽ちることがありませんでした。

13:38 ですから、兄弟たち。あなたがたに罪の赦しが宣べられているのはこの方によるということを、よく知っておいてください。

このようにキリストの復活はとってつけたものでも、後出しでもなく、かねてから聖書に予言されていたことなのです。

そしてキリストの復活は福音のメインポイントです。これを信じ、神を真実であるとする人は救われます。しかし、信じない人はどのような理由をつけても救われません。


死後天の御国に入り、永遠の命を得ることも実現しません。
私たちがこの世の常識を優先し、復活を信じないことも自由ですが、
しかし、それにより神が唯一用意した救いの道からはずされ,
死後の神の前の裁判の日には全ての自分の罪を自分で永遠に負うようになることも事実です。


神は万物の創造者であり、天も宇宙もそして、人間をも創造しました。その方が
死んだ人をよみがえらせたからといって、驚くには値しません。

福音のことを書きました。我々はキリストが我々の罪のために死なれ、葬られ、
蘇ったことを信じ、救われます。救いを正しく保ちましょう。次のステップ

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