<恐るべき聖霊の第3の波の教理>

彼らは艱難時代を到来させようとしているのか?

 

                告:


ピーターワグナーの提唱する「聖霊の第3の波」また、トロント、ペンサコーラリバイバル等の怪しいリバイバル運動は日本のキリスト教会を現在、席巻している。しかし、欧米のクリスチャンの情報によると、こ
の運動で提唱されている教理は、驚くなかれ、終末の日に、「主につく人々を迫害する」艱難時代を到来させるものである!!
彼らはその「迫害の日」を来たらすための教理を確立し、かつ精力的に「その日」を目指して
教会、教団方針確立、環境整備、教会内言論、主張を進めている!!

*「預言者の命令権限を妨害する者たち ...一致することに抵抗する者
たちは、結果として、地球上から、どうしても『清める』か『取り除く』という..結果になる」
パシフィック・ノース・ウエストのアッセンブリーズ・オブ・ゴッドの牧師ドナ・メイヤ女史

とは何ごとか?
 

*”(アメリカにおいて)宗教..予定表は、受け入れられ、政治的に正統な宗教と協力しない者たちを「取り除く」ことになっています。 ” 同ドナ・メイヤ女史

とは一体何をさすのか、アメリカで何が起きているのか?
 

*”「ヨエルの軍団」は、神の敵を裁く権能を持ち、そして悔い改めることを拒否し、この新しい事柄に加わらない全ての人々を滅ぼすことによって、彼の教会を清める、と彼らは信じ、今も教え続けてい
ます。 ”

ともいわれている。これらの物騒なことば、第3の波系の人々が使う「敵を取り除く」「教会を清める」とは何を指すのか?
 

  参考: ヨエルの軍隊
 

以下は目次と詳細:

<目次>

1.聖霊の第3の波(実際は悪霊)とは?
2.後の雨運動、聖霊の第3の波の教理の概要:
3.その結論:
4.教理に含まれるユダヤ的性格:
5具体的な教理の内容:
6.終末に起きてくる「世界的迫害」の裏には、確かに敵の戦略が存在する:
7.これらの教理、運動の隠れた目的:
8.聖書は、これらの運動、教理が行き着く時代を語る:
9.終末における神の働きはどの国から起きるのか?
10. 聖霊の第三の波、後の雨運動の歴史:
 

<詳細>

1.聖霊の第3の波(実際は悪霊)とは?

「聖霊の第3の波」は、アルゼンチン・リバイバルの研究者、教会成長の研究者ピーターワグナーが提示したものである。

彼は20世紀初頭のペンテコステ派リバイバルを聖霊の第一の波、
  ロサンゼルス・ヴァンナイズの聖公会聖マルコ教会司祭デニス・
ベネットの「異言を伴う聖霊のバプテスマ」から始まるカリスマ運動を聖霊の第2の波、
また1980年頃、起きた福音派に向けたリバイバルを聖霊の第3の波と称する。

現在もてはやされている、「聖霊の第3の波」、トロント、ペンサコーラリバイバル等の運動で用いられている教理は、アメリカで1950年代頃、ペンテコステ系の教会で起きた「後の雨運動」で提唱されたものである。この「後の雨運動」の教理は、伝統的な教理と比較して余りにも異質、過激なので、当時のペンテコステ各派により、拒絶された。
しかし、最近これらの教えは「聖霊の第3の波」の中で再び再現されている。

2. 後の雨運動、聖霊の第3の波の教理の概要:

後の雨運動、また聖霊の第3の波等の「リバイバル」で提唱されている教理は以下の通りである;
 

*教会の頭としての使徒と預言者の働きの回復。その権威の下に牧師、教師、伝道者等のあらゆる
教会員はつくべきである。
(エペソ書の5職の復活)

*全ての超自然的な聖霊によるたまものの復活。特に預言者と預言に強調点がある。
  預言とは、預言者(男女)の口を通して、神の心が直接啓示されたことば。
(預言のたまものの復活)

*女性も教会の権威において、等しい役割が与えられている。

  *クリスチャンから悪霊を追い出す。

*ダビデの幕屋の物質的な回復。主の前における継続的な預言的賛美。

 *教会により世界が支配される。(統治主義:Dominionism)

*顕現した神の子達といわれる挙げられた信仰者により、肉体的死が敗北する。
(Manifesto son)

  *みからだの一致、そして全ての教会が使徒や預言者の権威の下につく。
(エキュメニカル運動)
 

3.その結論:

これらの教理の行き着く先、結論、究極の目的は、ユダヤ人主導の「主につくクリスチャン」迫害の日である。彼らはあらゆる詭弁、偽り、あざむきの下で、主につく人々、堅くみことばに立つ人々を迫害する日を計画、準備、用意、進行させている。

ー以下引用ー
 

これら新たな真理は、最近爆発的に起こされている「しるし」「不思議」「個人預言」そして「黙示的
知識」など、数え切れないほどであり、それらによって顕わされている)この高レベルの油注ぎが達
成されているので、教会はほどなくしてこの地を受け継ぎ、鉄の杖で国々を支配するようになるという。

この新しい教えを受けない者は、「古い
世代」となり、その人たちは約束の地に入ってそれを所有できないのという。実際、この新しい油注が
れた「ヨエルの軍団」が、神の敵を裁く権能を持ち、そして悔い改めることを拒否し、この新しい事
柄に加わらない全ての人々を滅ぼすことによって、彼の教会を清める、と彼らは信じていたし、今も
教え続けている。

このような教えに対して、正直な疑問がを呈すると、それに対して、しばしば、敵対や好戦的な態度で彼等は対応する。
反対意見を挙げる人は外の淵に追いやられ、それらの人々は恐るべき疫病や癌のようにみなされる。
 

このような考えはニューエイジ思考と類似している。
 この設定された指令に沿うことを拒む人々を地上から消し去り、或いは、一掃する計画です。これ
は、「清掃行動」とも呼ばれています。チャールス・シンプソンの書いた中では、「清掃」を癌の細胞を切除することに譬えている。

--引用終わりー

4.教理に含まれるユダヤ的性格:

これらの教理の性格、特徴には「ユダヤ的性格」が
色濃くある。

「神の国は今」「再建主義」等の教理で声高に
叫ばれている「(彼らの教理への)反対者の粛正」「削除」
とは要するに、「主につくクリスチャンの殺りく」ではないのか?

これはまさに、タルムードで公言されている
「キリスト教撲滅、キリスト憎悪、クリスチャン殺りく」の実現ではないのか?
これらの教理は以下のようにユダヤ的である;

参考: 神の国を来らせるために「清める」(英語)

*クリスチャンへの敵意:

最終的には、「教会の敵」との名目で、聖書に堅くつくクリスチャン抹殺をもくろんだ教理である。
 

*キリストのことば、教えを実質否定、変更している:

携挙を実質否定、終末の備えを否定する教理のように、聖書のことばを否定している。すなわち、「ことばなる方=キリスト」を実質否定する冒涜的な教えである。
これは、「本音は全くキリスト教の信仰も新約聖書のことばなども信じていない」ユダヤ人らしい発想である。
 

*地上的、この世的教え:

「神の国を今」として、地上に神の国を来らせる教理にもこの世のこと、地上のことしか頭にない、ユダヤ人ならではの、その本音が現れている。
また、ユダヤ人の好きな「千年王国論」等、あちこちにユダヤ臭が強い。

5具体的な教理の内容:

1)しるしと不思議、癒しの教理:
終末の日に後の雨が降る、そしてペンテコステの日のように「しるしと不思議」
が起こると強調し、「悪霊の雨」を受け入れさせる。
しかし、これらのしるしと不思議は、実際はいんちきだったり、いやされなかったり、悪霊によるものだったりしている。
参考; 
ペンサコーラリバイバルの嘘
苦い水、ペンテコステ運動の歴史

非聖書的な聖霊の第3の波の教理
怪しいピーターワグナー(英語)
怪しい「後の雨運動」(英語)
ペンテコステ辞典(英語)

2)「教会のユダヤ性の回復」の教理:
終末の日にイスラエルは皆救われるとのロマ書のみことばを逆手にとって、
「教会におけるユダヤ性の回復」等の教理もともにこの働きと並行して、
語られています。この様な論理を進め、その中で、
教会の方針、教理、リーダーに「腹に一物のあるユダヤ人」を加えるようにします。
 

3)「教会回復」の教理(restoration):

回復の教えとは、世の終わりに教会が回復するという教えです。教会が、神のご計画に従わ
なかったため、堕落、墜落したという前提に立ちます。それゆえ、その元来の目的を達成する支配が回復されるべきである、と語ります。この中には、使徒と預言者の回復を含みます。
ダビデの幕屋の回復には、礼拝と賛美の再構築がその特徴としてあり、力(しるしと不思議)が回復されると説きます。
しかし、その教会を回復する祝福として与えられた霊というのが、例の悪霊の
第3の波では、教会は逆に崩壊してしまう。参考: 回復の教理

4)「顕現された息子」(Manifesto son)の教理:

「顕現された息子」とは、黙示録12章に 書かれた勝利を得る「男の子」のこと。彼らは、
この男の子とは、具体的には、エペソ書に書かれた5職のうち、使徒、預言者のこととする。
全ての信者、牧師はこの5職の権威の下、すなわち、彼らの定めた使徒、預言者の権威に従うべきとする。
すでにキリスト教会には、「自称」使徒、預言者があらわれている。しかもいかにも
ユダヤ的なごう慢不遜な命令をする偉そうな使徒、預言者がいる。
そして、その中には、既に預言が大外れしたピーターワグナー、ベニーヒン等、聖書的には、ただの偽預言者(これは聖書的には、石打相当の罪)の嘘つきがいる。また、現在日本で売り出し中のビルハモンという(自称)預言者は、2004年における日本のリバイバルを預言しているという。これも外れれば、ただの嘘つき野郎、怪しい悪霊預言者ということになる。
 

5)「王国を今」(Kingdom now)の教理:

簡単にいえば、王国、神の王国を今、地上に来らせようという教理。アダムが罪を犯したとき、神は地球の「支配」を失い、その支配は、サタンの手に落ちた。神は人間との
契約を探し続けておられ、その契約にある人々は、失った支配権をサタンから取り戻すために地球上に差しのばされた神の出張支部となる。彼らは、この地上を「神の国」とすることを、命じられている。
この命令がが「後の雨」運動で提唱、強調されているクリスチャンが行うべき、偉大な任務といわれている。そして、この教理は、結論としてこの崇高な神の命じた使命を遂行することに従わず、反対する、「頑固なクリスチャン(主につくクリスチャン)を削除」するという恐るべき論理につながる。
参考:
王国は今
kingdom now
kingodom(英語)
Reject kingdom dominion(英語)

6)「統治主義」(Dominionism)の教理:

上記「王国は今」の教理と同じような教え。アダム、エバに与えられた「地を支配せよ(統治)」とのみことばを極端に押し広げ、強調し、発展させる。クリスチャンは全てを支配しなければならないとの極端な考えを語る。その支配、統治、「神の国」は、すべての分野にあるべきであり、教育、科学、医
学、芸術を支配すべきと強調する。
そしてクリスチャンが最も重要に支配すべき分野は、「政治、政府」だと語ります。
具体的には、軍や、警察を「彼らが」支配すべきだというのです。彼らとは、使徒、預言者のことです。
しかし、現在売り出し中(?)の自称使徒やら、預言者やらは、皆誰も彼もユダヤの匂いの濃い人々ばかりです。ですから、何のことはない、この統治主義とは、要するに「ユダヤ人による世界支配」「ユダヤ人による教会支配」を別のことばで表現したに過ぎないといえるでしょう。
そして、彼らが支配した後、教会で行われる「反対者削除」とは要するに聖書が昔から語り、預言していたユダヤ人が憎む「主につく人々」を迫害する艱難時代、殉教のことである可能性が高いのです。
 

7)ヨエルの軍隊:

ヨエルの軍隊とは、ヨエル書に記された「くいつくすいなご」の様な軍隊。後の雨運動、聖霊の第三の波の教理の中で語られている。この軍隊は、「彼らの教理に同調しない、協力しない」教会内のあらゆる「敵」を滅ぼし尽くす。

参考:
ヨエルの軍隊
ヨエルの軍隊(英語)

8)全世界の教会統一の教理:

エキュメニカル運動は、プロテスタント、カトリックとの統合をめざすもの。この
エキュメニカル運動は、Mr.ペンテコステと呼ばれたデービッドデユプランシスの様に、ペンテコステ派が中心になって進められた運動である。

しかし、「マリヤはキリストと共同のあがない主」「法皇の進化論容認」等の冒涜的な教理を
改めようとしないカトリックとの統合を聖霊が勧めるはずもなく、この運動を進める
聖霊の第3の波と称する悪霊の性格を表したものとなっている。

このエキュメニカル運動の目ざすところは、黙示録13章に記されている「子羊のような2本の角を持つ獣」、すなわち獣化した反キリスト教会の完成。

参考:
エキュメニカル運動の罠

エキュメニカル計画表
 

6.終末に起きてくる「世界的迫害」の裏には、確かに敵の戦略が存在する:

これらの人々、終末の日に「主につくクリスチャンの殺害、迫害」をもくろむ人々の間には、
用意周到な計画、戦略があることを知らなければいけません。
世界的なキリスト教会の動向の裏に、人工的な戦略、謀略があるとは、考えづらいが、
しかし、このことは、確かに存在し、そして、聖書が前もって警告したように、
終末の日に黙示録に描かれたような、「かつてなく、今後もない苦難」が主につく民に襲うことを
理解することが大事と思われます。

聖書のことば、警告、預言、示唆を軽視せず、無にしない人々は
今、行われつつあり、さらに進行しようとしている「計略」を把握し、とらえることが肝要と思われます。

アメリカの戦略   
ソ連の戦略

教会への戦略

7.これらの教理、運動の隠れた目的:

<目的>
これらの運動、教理には、明確な目的があり、それは彼等「隠れた意図を持つ人々」が、
キリスト教会を席巻し、いずれ「主につくクリスチャン」
を迫害する艱難時代をもたらすことです。その方針に基づき、
これらの運動は、計画的に着実に実行されている

黙示録を書いたヨハネはまた、「みことばの為、すなわち、『ことば』なる方、キリストのため、パトモス島に流された」使徒でもあった。このことは、象徴的であり、終末の日とは、すなわち、主のことばに忠実な者達が迫害される日と思われます。
 

<方策>

「その日」を来らせるための彼等の方策とは、以下の通り。

1)教会のエキュメニカル化、統合を積極的に進め、
彼等教会を憎む者、ユダヤ人が支配しやすいように、「世界的に統一された単一教会」を実現する。

2)「惑わされたクリスチャン」が「主につくクリスチャンを迫害する」ための
あらゆる偽りの教理の確立、流布を企む。それにより、「自分は神に仕えている」と思うものが
主の弟子を殺害する日を実現する。
再建主義、統治主義、王国は今、顕現された息子(manifesto son)等はその系統の教理と思われる。

3)意図を持ったユダヤ人を「統一された全教会の指導者」であると全てのクリスチャンに納得させる
ための理論づくり、教理づくり、環境づくりを整備する。
黙示録12章に蛇に勝利する「男の子」が描かれている。この言葉を逆手にとり、
この男の子(顕現された息子)こそ、彼等ユダヤ人の「使徒、預言者」であると主張する。
その理論の前提として、終末には、エペソ書に描かれた5職が復活する。
その5職の教理に立てば、全教会は、使徒、預言者の権威の下にあるべきであると主張する。
 

4)その(隠れユダヤである)、使徒、預言者を売り出し、宣伝し、全世界のクリスチャンに認知させるためにテレビ番組、本出版、新聞宣伝、大きな大会主催など、あらゆる努力を行う。また、彼等は「しるしと不思議」を行なう。
しかし、彼等ベニーヒン、ロドニーハワード等の(隠れユダヤ?)の自称使徒、預言者の起こす「しるしと不思議」には、うさんくさい物、いやされないいやし、外国語でない異言、いかさま、いんちき、悪霊からのものが多いことが報告されている。彼等こそ、聖書が前もって預言している終末の日に
「選民(ユダヤ人のことというより、クリスチャンの中で主により、選ばれた者の意味)
をさえ惑わすためにしるしと不思議を行う偽預言者」ではないのか。

5)終末の日のクリスチャンにとって、唯一の希望は、主キリストの再臨であり、
また我々主につく人々は、は終末の日に艱難に会うことを聖書は明らかに語っている。しかし、
その唯一の希望である
それらの「終末のみことば」を骨ぬきにし、すりかえ、攻撃、改ざんする
ための「教理」をねつぞうし、強制的に流布させる。
また、反キリスト的教理を流布する。
これにより、教会の獣化が推進する。

6)これらの冒涜的な教理、また「ユダヤ人使徒、預言者の教会のトップにすえる」こと
をアメリカの強大な権力、ゴリ押し、強制の下で、実現させる。
その強権の下で、「キリストのことばに堅く立つ」聖徒を迫害する。
 

7)迫害の実行部隊:
その迫害の日を実現するための「ヨエルの軍隊」等の実行部隊を作り上げる。
これは、中国の文化大革命の時に「支配者の意志」を行うために造り上げられた
紅衛兵のようなもの。これらの「思想教育されたクリスチャン」
を通して、迫害を進める。
 
 
 
 
 

8.聖書は、これらの運動、教理が行き着く時代を語る:

これらの運動がさらに進み、実を結び、目的を達成する日は黙示録13章に預言されています。
以下の通りです。

”黙示録13:11 また、私は見た。もう一匹の獣が地から上って来た。それには小羊のような二本の角があり、竜のようにものを言った。
12 この獣は、最初の獣が持っているすべての権威をその獣の前で働かせた。また、地と地に住む人々に、致命的な傷の直った最初の獣を拝ませた。
13 また、人々の前で、火を天から地に降らせるような大きなしるしを行なった。
14 また、あの獣の前で行なうことを許されたしるしをもって地上に住む人々を惑わし、剣の傷を受けながらもなお生き返ったあの獣の像を造るように、地上に住む人々に命じた。
15 それから、その獣の像に息を吹き込んで、獣の像がもの言うことさえもできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた。
16 また、小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧しい者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々にその右の手かその額かに、刻印を受けさせた。
17 また、その刻印、すなわち、あの獣の名、またはその名の数字を持っている者以外は、だれも、買うことも、売ることもできないようにした。”

ここに書かれているのは、現在行われている運動、教理の成就の姿と思われます。

「小羊のような二本の角を持つ一匹の獣」

これは、エキュメニカル運動が成功し、統一されたキリスト教会の姿です。
「小羊のような」とは、小羊キリストのようなということ、すなわち、キリスト教会のこと。
この教会は「一匹の」獣と書かれているので、その日、教会が一つに統一されていることがわかる。
しかし、「二本の角」についても書かれているので、まだプロテスタント、カソリックの区分はあることもわかる。

「一匹の獣」

この教会はすでに獣化している。すなわち、人ではない。聖書によると、
最初の人間アダムは「神の息」を受けて「生きた人」となった。この息は聖霊のたとえ。すなわち、
聖霊の息を持たない者は、人ではなく、獣に過ぎない。
それで、ここに記されている教会は、その日、聖霊から離れ、獣化していることがわかる。
彼等は現在、続いている聖霊(悪霊の)第3の波の悪霊を受けつづけ、その日、獣化してしまうのである。

「竜のようにものを言った。」

竜はサタンであり、教会が悪魔的な告白をするということでしょう。現在教会で語られている偽りの教理、霊をみわけられない教会は、その日、悪魔的な告白、宣言をするようになります。
 

「12 この獣は、最初の獣が持っているすべての権威をその獣の前で働かせた。また、地と地に住む人々に、致命的な傷の直った最初の獣を拝ませた。」

最初の獣とは、獣の国、アメリカのことです。「すべての権威をその獣の前で働かせた」と書かれています。ですから、この統合教会が、彼等の偽りの方針、怪しい教理、霊を浸透させるために、獣の国、アメリカの権威、圧力を最大限に利用することがわかります。「地と地に住む人々」とは、要するに聖書に記された「天」を求めるのでなく、「地」この世に生きるクリスチャンのことかもしれません。
「(地上に)王国を今」とか「(地上の)統治主義」なんていっている人々のことかもしれません。
また、エキュメニズム(この世という意味がある)に従う人々のことかもしれません。
彼等は皆、その日、獣を拝するようになります。
 

「13 また、人々の前で、火を天から地に降らせるような大きなしるしを行なった。」

ここで書かれている火は、火事の火というより、霊の火のたとえでしょう。
「すごい霊の火」が下るのです。すごい霊のしるしが起きるのです。
これは、現在、トロント、ペンサコーラ系のリバイバル集会でさかんに行われています。
しかし、「火が下った」「しるしがあった」からといって、本物とはいえない、逆に獣の働き人に過ぎないかもしれないことをこの箇所は語っています。
 

「14 また、あの獣の前で行なうことを許されたしるしをもって地上に住む人々を惑わし、剣の傷を受けながらもなお生き返ったあの獣の像を造るように、地上に住む人々に命じた。」

ここに「獣(アメリカ)により許されたしるし」について書かれています。ということは、
「獣により許されないしるし」もあることが想像されます。
かつて、パロの前で2種類のしるし、不思議がありました。一つは、真の神による不思議であり、モーセの杖は蛇に変わりました。さて、もう一つのしるし、魔術師達も同じく杖を蛇に変えることができましたが、しかし、このしるしは、神からのものではありませんでした。

同じように終末の日にも「神によるしるし」があるのですが、それは、彼等獣の国公認の教会では行うことが許されません。そして、恐らくしるしだけではなく、「獣公認でない」説教も、奨励も許されなくなるのでしょう。
今、進んでいるドミニオニズム(統治主義)はこのような日を来たらすことでしょう。
 

「15 それから、その獣の像に息を吹き込んで、獣の像がもの言うことさえもできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた。」

ここに「殺す」ということばが出てきますが、この日、教会の中に「死刑」「削除」ということが
取り入れられてきます。現在、統治主義や、ヨエルの軍隊でいわれている「反対者は殺せ」といった論調はこの日、実を結んでくるのでしょう。
 

「16 また、小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧しい者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々にその右の手かその額かに、刻印を受けさせた。」

例のビデオの中で、按手に関連してケネスコープランドが「獣の印をつけろ」と言っていました。
按手は「右の手」と「額」との組み合わせで行われるものです。
黙示録の他の箇所では、聖霊の印を受けるという箇所があるので、ここでいう刻印も実は「霊を受ける」ことと関連しているのかもしれません。勿論悪霊のことです。
そんなわけで、今このリバイバル、運動にだまされている人々は、その日、ついに悪霊のしるしまで受けるようになります。

「17 また、その刻印、すなわち、あの獣の名、またはその名の数字を持っている者以外は、だれも、買うことも、売ることもできないようにした。」

「買うこと」、「売ること」ということばには、他の意味あいもあって、あがないと関係したことばでもあります。要するに牧会や教会活動は、獣の国の許可された者以外誰もできないようになる、その日のことを語っているのかもしれません。
 

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この黙示録の記述に描かれていることは何でしょう?
これこそ、今、教会で進んでいる統治主義、神の国は今教理、エキュメニカル運動、また「しるしと不思議のリバイバル」またユダヤ人使徒や預言者による教会の指導、また現在世界で進んでいるアメリカの横暴の等の行き着く日のことがらです。
 

ですから、現在語られているこの運動の教理、霊は
確かに要吟味であることを知りましょう。
 
 

9.終末における神の働きはどの国から起きるのか?

 

<怪しい働き、教理、リバイバルは「アメリカ」から来る>

現在、世界のキリスト教会を導いている教理、運動、リバイバル等を見ていると一つの特徴があることがわかる。それは、これらの運動や、教理、リバイバルが「アメリカ」を起点として起きているということである。

すなわち、聖霊の第一、第二、第三の波と称する「リバイバル」はどれもこれも、ロスアンジェルス等、アメリカの都市で起きている。
最近いわれているリニューワルにしても始めこそ隣のカナダ、トロントで起きたようだが、すぐアメリカ ペンサコーラへと移り、そこから、世界的な「リバイバル」となって広がっていった。

教理に関しても、後の雨の教理、顕現された息子(manifesto son),
王国を今、統治主義、再建主義、回復の教え、5職の復活、按手、預言、使徒、預言者を頭とする、
等は皆、アメリカにおいて提唱されたものである。

教会合同の働きであるエキュメニカル運動もペンテコステ派のミスターペンテコステ デービッドヂュプランシス、また福音派のビリーグラハム、ビルブライト等、怪しいアメリカ人主導で進められているものなのである。また、アメリカ福音派は、世界に先がけてカトリックとの合同文書「ECT」を宣言している。

以上のように、現在世界のキリスト教会を導いている運動、トレンド、教理はどれもこれも
アメリカ主導なので、我々はこれらの教理等を「吟味」する時には、まず「アメリカ」という国自体を「吟味」すべきと思われます。

我々が新しい電気製品、たとえば、テレビなどを買おうとする時、店頭にいくつかの種類のテレビがあった時どうするでしょう。値段もそうですが、まずどこのメーカーで作られたテレビなのかを考えないでしょうか。そして、それがあまり聞いたことのない、もしくはよく「火を吹くテレビ事件」を起こすメーカーだったら、購入に慎重にならないでしょうか?製品よりもまず先にメーカーを吟味すべきなのです。
アズサストリートリバイバル、ペンサコーラリバイバル、後の雨運動、ピーターワグナー、ヘニーヒン、再建運動、またそれを強力に押し進めるうさんくさいユダヤ教師達を「吟味」する前にまず、
これらの運動の起きているメーカーというか本拠地である「アメリカ」そのものを吟味すべきなのです。

これらの「教理」を盲目的に受け入れる前にまず、その舞台となっている「アメリカ」という国を理解、吟味すべきなのです。そもそもこの国は信頼できるのか、この国の働き人は信頼できるのか?
という大前提を吟味すべきなのです。

さて、我々クリスチャンの判断の基本はいうまでもなく聖書にあります。その指針、判断の基は、聖書にあります。

さて、実は聖書的にいうなら、この国、アメリカこそ、黙示録、ダニエル書で預言されている「獣の国」
にもっとも近い国なのです。詳しくは下の文章を参照下さい。
このことから考えると確かにアメリカは終末の日に中心的役割を果たすのですが、
その役割は良い役割ではなく、逆に「反キリスト的働き」「聖徒の迫害」「真理を地に投げ落とす」「他国への攻撃、容赦のない破壊」を行う中心的な「獣の国」となることが書かれているのです。

常識的に考え、また聖書的に考えるなら、黙示録に特記されている「底知れぬところから上って来た獣の国」アメリカに「終末の日の約束の聖霊」が下るはずもなく、これらのリバイバルの働きは、この国の「偽り者」達が意図的に起こした怪しい霊の解放と思った方が正しいでしょう。

私の時間にも限りがあるので、現時点では、聖霊の第三の波、後の雨運動等の全ての
教理、論説を調べてそれを批評することはできません。

それで、おおざっぱな表現になることは、容赦いただきたいが、しかし、終末における「獣の国」の役割を強く語る聖書の記述、視点に立つなら、この「獣の国、アメリカ」から来る働き人、
リバイバル、運動、教理はどれも「要吟味」であり、怪しいところがあると思ってよいのではないかと思います。

そもそも聖書は世の終わりに<西の方>からリバイバルが起きる、教会回復の働きが起きるなどとは、全く述べていないことを銘記すべきです。

この獣の国、アメリカは
*聖書の中で、特別にその「反キリストの国」であることを銘記され、
*逆に聖書の中でこの国から起きる神の働きなど全く記述されていない

以上を吟味の基本とすべきでしょう。
 

参考:  
獣の国、アメリカ

獣の国、アメリカの宗教支配
7つの頭を持つ獣の国、アメリカ

<神の働きは東から起きる>

さて、かようにこの「獣の国」から起きる、これら聖霊の第一、第二、第三の波と称する波は怪しく、霊は怪しく、教理も怪しく、働き人も怪しいわけです。さて、それが事実だとして、我々には、しかし一つの疑問が起きる。それは、「(アメリカが怪しいなら)それでは、終末の日の本当の神の働きは、どこから起きるのか?」という疑問である。もっともな質問ですが、この点に関して、聖書は何といっているのか?

”黙示録7:2 また私は見た。もうひとりの御使いが、生ける神の印を持って、日の出るほうから上って来た。彼は、地をも海をもそこなう権威を与えられた四人の御使いたちに、大声で叫んで言った。
3 「私たちが神のしもべたちの額に印を押してしまうまで、地にも海にも木にも害を与えてはいけない。」”

この黙示録の記述には、終末の日に起きる「神の印をつける」こと、すなわち聖霊の大傾注について記されています。確かにこのこと、後の雨はその日、終末の日に起きることがわかります。
しかし、問題はどこでそれが起きるかということです。

アメリカは西洋の国、西の外れの国ですが、西の国についてはここには書いてありません。
ここに「西の方から上る生ける神の印を持つみ使い」とは書いてありません。
要するにこの西の国で起きたとされ、「大リバイバルだ、神のわざだ」とピーターワグナー等怪しい面々が、大声で吹聴する西の国で起きた「ロサンジェルス アズサストリートリバイバル」について記してないのです。

同じく西の国で起きた「トロント、ペンサコーラリバイバル」については、聖書は全く触れてもおらず、言及も関連もしていないことがわかるのです。要するにこれは、「本物」が起きる前の偽物、
ガセネタ、怪しい敵の働きに過ぎません。

それでは「本物」の聖霊の大傾注、神の印をつける後の雨はどこで、そしていつ起きるのか?
上記聖書箇所がその答えです。ここには、「生ける神の印を持って、日の出るほうから上って来た」み使いについて書かれています。世界の中心は、聖書的には、エルサレムであり、そこから見た「日の出るほう」とは、すなわちアジア地域です。ですから、この箇所は、要するにアジア地域に起きる終末の日の神
の働きについて述べているのです。そういえば、ここ何十年かの間にアジアの韓国や、中国にすばらしい神の働きが起き、多くの人が救われていることを聞いています。確かに
このみことばは成就しつつあるのです。

さらに聖書を見ていく時、この「聖霊の印をつける」働きの中心は、どうも
日本にあるようですから、日本に大きな期待がかかっていることもわかります。
すなわち、聖書的に見るなら、明らかに神の終末のわざは、東から起きると思ってよいようです。
今はその聖書の記述から見るならどうかというと、
韓国や中国を見る限り、確かに預言がしつつある、しかし、100%成就というわけではなく、まだ
さらに開花し、成就する余地がある。特に日本に関しては開花寸前というか、神の働きが起きる前と
思われる、そんな状態です。

ですから、正しく聖書を読む人にとって、今はあわてて、他国の(リバイバル)水を飲むこと、それもよりによって、もっとも怪しい人物からの水を飲むのは考えものだといえます。

リバイバル、リバイバルの雨と念仏のようなかけ声ばかりかけて、その上いくら
慌てたから、窮したからといって、よりによってもっとも怪しい人物の家から水をもらってくる、
そしてその第3の波、悪霊の水をもらい、日本中に毒水を垂れ流している、
某団体の働きなど、語るも情けない、霊の見分けゼロ
の情けない行動です。
 

以下を参照下さい。

 (アジアに散らばった)イスラエルは皆救われる
 (アジアで蘇る)失われた12部族
 ユダ族の獅子、日本
 ユダの地、日本のベツレヘム、エフラテよ

---------

<聖書も神の力も知らない日本の神学者、働き人、出版社、クリスチャン>

そんなわけで、上記の記述すなわち、「アメリカが獣の国」であること、及び「終末の神の働きは
東から起きる」ことに基づいて考えるなら、今、ペンサコーラリバイバル等に浮かれている人々は、
2重の間違いを犯していることがわかります。
すなわち、彼等は「聖書も知らず」「神の力も知らない」のです。

聖書を知らないとは?
すなわち、彼等は「終末の日にどの国が獣の国なのか、どの国を警戒すべきなのか」を知らないのです。
その理由は彼等が聖書を見るには見るが「悟らない」からです。
また、聖書黙示録が明確に語る「日の上る方」で起きる神のわざをも読み取り、理解することができません。

神の力を知らないとは?
すなわち、彼等は「聖霊」と悪霊の区分がつかず、悪霊のリバイバルに浮かれているからです。

彼等はマタイ13章で預言されている、世の終わりに収穫前に焼かれるとされている毒麦でしょうか。偽りの火、偽りの霊を見分けることもできず、悪霊に焼かれています。
しかし、真の知識、霊の見分けは神から来ることを知りましょう。

 参考:エレミヤの部屋、終末預言解釈
 
 
 

10. 聖霊の第三の波、後の雨運動の歴史:


以下は、聖霊の第三の波等の運動の教会における発展の歴史である。
これを見る時、この運動、教理は意図的、計画的に教会内に持ち込まれたことがわかる。
従って、その裏に隠れた目的が存在することも明確である。
 

*1904年      ロサンゼルス・アズサストリートで異言を伴うリバイバル
が起きたとされている。

コメント:このあたりが、聖霊の第一の波か。
しかし、このリバイバルには色々と怪しい現象があったことを
歴史文書は述べている。「外国語」とされているが、外人がその言葉を調べたら実際は全くそうではないことが判明した「異言」等々色々ある。使徒行伝を見る限り、ペンテコステの日に下った聖霊を
通して与えられた異言は明らかに「外国語」である。それの点を比較する限り、明らかにこのアズサストリートリバイバル等の霊は聖書と異なる、聖霊と異なる霊である。

これは、第一の波だけの話ではなく、第二、第三の波も調べればどれもおかしいのである。
というより、この国アメリカを起点にして起きて来る、
「働き」はどれもこれもおかしなもの、裏のあるもの、たくらみがあるものが多いのである。
何故か?その基本、指針、判断の基は、聖書にある。

聖書的にいうなら、この国、アメリカこそ、黙示録、ダニエル書で預言されている「獣の国」
にもっとも近い国である。聖書の視点、この国こそ、聖書で名指しで特記されている獣の国であるとの
認識を大前提にして、この国から起きる色々な教理、トレンド、リバイバル、著作、働き人を
「吟味」しなければならない。

常識的に考え、また聖書的に考えるなら、黙示録に特記されている「底知れぬところから上って来た獣の国」アメリカに「終末の日の約束の聖霊」が下るはずもなく、これらの働きは、この国の「偽り者」達が意図的に起こした怪しい霊の解放と思った方が正しく理解できる。
 

    

 *第二次大戦後       カナダで「後の雨」運動。
 

(コメント)この運動及び教理には、問題があり、ペンテコステ派は「後の雨運動」を受け入れず拒絶した。この運動の働き人、キャサリンクールマンはフリーメーソンの墓地に眠る怪しい人物。彼女に関しては、やらせの癒し等、色々かんばしくない噂がある。彼女の墓で霊感を受けたとされる、ベニーヒン、アナコンデイアなども同じような怪しい霊を受けているのか。

五役者の回復が語られ始める。五役者とはエペソ書に記されていることであり、それ自体は、
聖書的。しかし、後にこの5役者、特にそのトップとなる使徒、預言者の働きは強調され、
怪しいユダヤ系の使徒、預言者に全教会、牧師、信徒は服さなければならない、すなわち、
ユダヤが全キリスト教会を征服するというトンデモない計画に悪用されるようになる。

この頃、按手と個人預言が起きる。按手とは、要するに働き人から手を置いてもらうこと。
それにより霊を受ける。その霊が聖霊ならよいが、悪霊だったら、黙示録のいうように、「獣の印」をつけられることになる。このことば、「獣の印をつけろ」とは、大袈裟な表現では無く、実際にビデオの中で、 ロドニーハワードブラウン、ケネスコープランドが語っていることなので、今現実に、実際に起きていることなのである。
 
 
 
 

*1959年      ロサンゼルス・ヴァンナイズの聖公会聖マルコ教会司祭デニス・
ベネットが「異言を伴う聖霊のバプテスマ」を受けたことを礼拝で
公言。カリスマ刷新運動が始まる。これをピーターワグナーは聖霊の第2の波と呼ぶ。
 

(コメント)第一の波は、ペンテコステ系教会に対して(悪)霊が解き放たれたその波、
この第2の波は聖公会、カソリックに向けて(悪)霊が解き放たれたことになるか。
カソリックカリスマ運動で起きている霊は決して聖霊ではなく、やはり悪霊。何故なら、
この霊は教会におけるあの冒涜の霊、悪霊マリヤへの礼拝を決して非難することはないから。
 

*1970年代 弟子訓練・家族、教会成長の教え
   大教会の概念、セルグループ教会が起きる。命令系統確立。家族、教会での神権的な秩序がいわれるようになる。

(コメント)
セルチャーチ運動にはわながあり、この運動を通して、
怪しいリバイバルの霊が教会に忍び込むのを許すことになる。
 
 
 

*1970年代 信仰メッセージ・繁栄の神学・御言葉の教え運動
  神は良い神様で、クリスチャンの繁栄を願っておられるということを言い始めたのは、かつてのオーラル・ロバーツ。しかし1970年代までは、これが実行されることはなかった。

   この教理には、三つのグループがある。
    1.オーラル・ロバーツの流れ :種の信仰、蒔いて刈り取る法則。
   2. ロバート・シューラーの流れ:積極的考え方・生き方、成功する原則。
   3. 繁栄の説教者たちの流れ  :信仰メッセージの教師、御言葉の人々。
    ケネス・ヘーゲン、ケネス・コープランド、フレデリック・プライス、ホバート・フリーマン

   聖霊はキリストの体を新しい信仰レベルへ引き上げられた。必要な財や富、物質的豊かさを用いて福音を宣教する、教会の繁栄に用いるようされたと説く。
   しかし、極端な人々は間違った態度を生じさせた。豊かでない、健康でないクリスチャンたちは未信者同様か、神様との交わりから外れている人たちだと考えた。神様が試練に会わせない、毎日奇跡が無いなら信仰の人ではないと考えた。又利己的な教役者は、自分の財産、レジャーのため金を浪費した。破産に陥った人もいる。勝利の信仰、繁栄、信仰のいやし、御言葉の力、正しい積極的、肯定的告白等が説かれた。

(コメント)
聖書ははっきりと「世をも世にあるものをも愛するな」と語っている。
また、1テモ6:9「金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。」と述べている。
繁栄の神学は、この世のことしか考えない、いかにもユダヤルーツ的神学ではあるが、
きちんとみことばに立とうとしない、この世についたクリスチャンはたくみな教理に惑わされていくようです。

*1980年代 「御国を現在に(Kigdom now)」神学・「統治主義」(Dominionism)の神学が再構築される。
   聖霊が治める者であるように、教会はこの世を治める(統治)べきである。教会は携挙で世を去ることに関心を持つのではなく、地上に神の御国が来ることに関心を持つようにすべきと説く。クリスチャンは、枡の下から出て輝くべき。だから、我々は教会の建物の中にいるだけではなく、全世界に光を輝かせ、神の教会が地の塩に、クリスチャンたちが神の御国のための証し、影響となるために、全ての合法的な正しい人間の活動に係わるべきだという考えが起こった。クリスチャンが弁護士、法律事務、裁判官、議員、司法、行政、首相等になるべきとはいえないと説く。

(コメント)
統治主義の基本は、教会は「地を従えるべき」という教え。結果として、
クリスチャンが「福音を伝えること」より、この世に属することに、
その力を振り向けるような「すりかえ」をもたらす。
「みことばを宣べ伝える」ために献身したつもりなのに、いつのまにか、
ずれたこと、すなわち饑餓のための運動や、貧しい社会を助けること、社会改革等に
献身していたりするのは、この運動の「成果」。

この運動は、この世を治めるということを発展して、、
この世の政治、社会的権力さえ、教会に得させるよう、要求する。特に国の軍事、警察をクリスチャン、特にリーダーである、使徒、預言者の下に置くべきとさえ主張する。

* 1980年代        アルゼンチン・リバイバルの研究者ピーター・ワグナーが『聖霊の
                              第三の波』を出版。第三の波運動が始まる。その後、 福音派に第三の波運             動が広がる。
 

(コメント)怪しい悪霊がついに福音派にも広がってしまったことになる。
      

*1995年                     カナダ・トロントエアポート教会でリバイバル。
          リニューアル(聖霊刷新)運動が始まる。

(コメント)ペンサコーラの教会にユダヤ教師が
いたり、メシヤニックジューがいたり、このリバイバルもユダヤ臭が強い。
 
 
 

* 1980年代〜90年代 預言者・預言的運動・預言的な人々の回復がある。
   使徒の運動が完全に確立するまで、預言的な運動は継続し続けていくという。預言の働きは、一時的なリニューアルや回復ではないとする。

(コメント)
彼等のいう、「使徒、預言者の確立」とは要するにユダヤ人を全世界の教会のトップに立てるということのいいかえ。この動きはさらに強まり、さらに大きくなっていくことが予想される。
現在の世界は、横暴な大国、アメリカの支配、攻撃、爆撃、大量破壊兵器のゆえに多大な損失、恐怖、
殺りくを受けている。このアメリカを牛耳る、大統領府のスタッフの60%以上はユダヤ人。特に話題の
ネオコンに至ってはその比率はさらに大きい。すなわち、
世界はいつの間にか「世界一の大国」を支配したユダヤ人により、大きな災禍を受けているのである。
さて、同じ話は、キリスト教会にもいえるかしれない。
世界の教会は、「いつの間にか全世界の教会を支配した」ユダヤ人により、これから、
大きな災禍を受けるのである。その日を聖書は、前もって語り、黙示録等の預言で前もって警告している。我々はその大艱難の「日」に入りつつある。
 
 

11. 参考資料:


後の雨の教理
アメリカキリスト教会の実態
英語参考文献
 
 

12. 反対者への異常な攻撃:日本においては「実名暴露も」!!


これらの異常な、反聖書的な教理がアメリカキリスト教会でこのように、
受け入れられ、広まっているかは疑問であるが、その裏には
「反対する者」に対する徹底的、かつ執拗、異常な攻撃があることが伺える。

a)アメリカにおいて

以下のアメリカの働き人達のことばはそれを裏ずける;
 
 
 

 *「敵意」は驚くべきものであり、それは予期せぬ時に、世の中からのみならず、いわゆる
「クリスチャン」と呼ばれている人々から示されました。

*もし、キリストがすぐにも再臨されないなら、今の様相は、迫害と言えるでしょう。

*反対者に対して、なぜこうも厳しいのでしょうか?残念ながら、グローバル思考に反対する者たち、すなわち「反対者たち」を地球から「浄める」必要に関して、彼らの間に合意があったようです。
 

---------
 

*シフトが起きました。正直な疑問が挙がった時には、そこにしばしば、敵意や好戦的な反応が起きるようなったのです。人々は、様々な異なる視点に目を向けることなく、結論を引き出すでしょう。 人のマインドが前もってセットされるようになっています。反対意見を挙げる人は隅に追いやられ、疫病や癌のようにみなされるようになりました。

b)日本において:

日本においても、この「聖霊の第3の波の怪しさ」を暴露、問題点を挙げる人々は、
同じく「あらゆる種類の攻撃」を受けるようになってきている。

1)あるキリスト教メールマガジンでこの「教理」の問題点に関する「文書」を翻訳、配信しようと
したが、「ホームページ改ざん」「怪しい人物によるメールによる混乱」が行われた。
 

2)実名暴露:


あるキリスト教掲示板においては、(ユダヤ人?)ラビ
を名乗る人物により、何と当HP関係者に対して、
「実名暴露」が行われた!

もちろん、書かれた「HP関係者」は実名で書いていないし、ハンドル
名を使っているのだが、本人の意志に反して
「勝手に」「世の中の常識に反して」「キリスト教掲示板の良識に反して」「
クリスチャンの良識に反して」「全くの私人の個人名が暴露」されているのである。

「聖霊の第3の波の実態を暴露したり」「ユダヤ人に逆らう」ことは、
アメリカにおいては勿論、日本においても許されなくなりつつあるようである。
 

某掲示板に「エレミヤxx」として、本名「xx」が記載されている。
エレミヤの方はともかく、xxの方は本名であり、全くのプライバシー侵害。
この「本名」はキリスト教新聞、雑誌にも全く掲載されたこともなく、牧師として、
この「本名」でどこかで講演会を開いているわけでもない、
全くの「私人」。HP等にも全く記載したこともないので、ほんの小数の人しか知らない。
「個人メールでも盗み見ない限り」ユダヤ人が知ることは不可能。
キリスト教掲示板で、「盗み見た個人名を暴露」して良いのか?許されるのか?

日本においては、新聞や雑誌、テレビ等の公共的な媒体においては、「実名」プライバシーに関して、非常な注意が払われており、たとえば、「殺人を犯した少年の実名」さえ、
プライバシー配慮のため、報道されない。インターネットの世界も、
それに準じた公共的な場といえる。
犯罪を犯した人さえ、「実名暴露」は法律に触れるが、まして「全くの私人」の
実名暴露は全く法律に抵触する。

最近でも以下のような判例がある。

「交通事故を起こし、高校生をひき殺した青年が、高校生の両親が、
裁判で自分に不利な証言をするといって、逆恨みした。
それで、自分のうっぷんを晴らすべく2ちゃんねる掲示板で、両親を実名で
非難した。彼は逮捕され、有罪が確定した。」

一般の世の中の掲示板においても日本では「プライバシー配慮」の原則を守っており、
キリスト教会においても、多くの良識のある掲示板はこの「プライバシー配慮」を
きちんと守っているが、いざ「ユダヤ」がからむと「日本人クリスチャン」のプライバシー
は存在しないのか?

これからは、「キリスト教掲示板で」、「ユダヤに逆らうクリスチャンは勝手に実名暴露、攻撃」
が許される時代になるのか?
 

3)2ちゃんねる掲示板でも実名暴露!


2ちゃんねる掲示板、心と宗教板の、ICFに関するスレッドにおいてもエレミヤの実名暴露があった。
 

4)書いていない記事迄、本人のせいに!!


2ちゃんねる掲示板、第2心と宗教板においては、エレミヤがある教会に関する
スレッドをたちあげ、「色々と情報」を集めていることになっている。
しかし、そんなことを本人はしていない。人を貶める卑怯なユダヤ的手段である。
これに限らず、この手の例は多い。
 
 

13 これらの論調に反論される方へ:


「聖霊の第3の波の働き人が艱難時代をもたらすような教理を唱えている」とは、
一見びっくりするような表現ではありますが、決して個人の思いつきや、
偏見で書いた記事ではなく、逆に現在、欧米の多くのクリスチャンサイトが警告、書きつらねている事柄をまとめたものにすぎません。
今回のこの記事を書くのにあたって以下の「参考文献」の記事も参考にしています。

「我々の論調に反対するな」とは決して言いませんが、しかし、反論する人は「少なくとも」これらの「参考」文献を読み、調査を踏まえた上で、何かを語ることをお勧めします。

「聖霊の第3の波の働き人が艱難時代をもたらす?そんてことは、私が今まで聞いたことが無い、耳にしたことが無い、だから、そんなことをいう人は異端だ、カルトだ」などというあまりにも単純な論調ですと、「私は無知です。何も知りません。」と自ら公言しているようなもので、まともな人は誰も相手にしてくれないでしょう。
 

参考文献


 
ー以上ー
 

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