ー以下引用ー
＊「王国は今」の教え−基本的前提（既述事項）
アダムが罪を犯したとき、神は地球の「支配」を失い、その支配は、サタンの手に落ちた。神は人間との契約を探し続けておられ、その契約にある人々は、失った支配権をサタンから取り戻すために地球上に差しのばされた神の出張支部となる。これが「後の雨」運動で提唱されている偉大な任務なのです。
＊統治主義
「王国は今、支配」の教えを抱いた人々は、「神の国」は、すべての分野にあるべきで、教育、科学、医学、芸術、そして最も重要なあるべき分野は、「政治あるいは政府」だと信じます。1980年代前半に現れた預言者達は、1990年代に来る使徒たちが、「主権はその肩に」あるであろう、と宣言していました。これは千年王国のイエス・キリストの肩にあるべき「主権」に関する聖書箇所のねじ曲げた引用です。
「証人となること」の「統治主義主義」の人々の解釈は、主権を握って、個人も政府をも含めて全てのものを引き連れて、キリストへの従順に至らせる、という理解です。神の国を証明するために、教会は油注がれた男女の下で一つに結ばれるだけでなく、繁栄し、世界の富の重要な分け前を掌握しなければならない、と彼らは真剣に考えています。「後の雨」運動は、このグループの手の中に落ちて行きました。彼らの（エペソ書の）５職の回復に関する教えは、使徒的任務とは政治（支配）を意味する、と主張するに至りました。
「統治主義者」の列車は、多くの駅を抱え込み、それぞれの停車駅で止まります。あるグループは他のグループよりも極端であったり、−カリスマ運動は全てが「統治主義」であるとは限りません。しかし、相互のネットワークを通して、そこには多くの流れの道筋が存在しつつ、それらが確かにひとつの大きな流れを形作ってゆくのをわれわれは見てきました。
ー引用終わりー
上記の文章は、「王国は今」(Kingdom Now)及び「統治主義」(Dominionism)という教理の解説です。
あまり聞き慣れないことばかもしれませんが、これらのことばは、聖霊の第三の波系の働き人とともに、
現在アメリカで大きく、広がっていますし、既に日本でも徐々にこの教えが広がっています。
時とともにさらにこの名前を我々は聞くようになってくるでしょう。
Kingdom nowは「王国は今」または「神の国は今」とでも訳すのでしょうか。
いわんとしていることは、神の国とかキリストの王国は、はるか先のことではなく、「今この地上になしとげなければならない」という教えのようです。
神の国が来る？それは大歓迎、今来る？もっといい話じゃないか、なんて早とちりする人もいるかもしれませんが、この「多くのユダヤ人学者」が関係する教理には裏があります。
＊彼等の本音は「世界を福音化したい」というより、世界を「支配」したい：
彼等は多くのみことばをねじ曲げて、「携挙」やら、「再臨への待望」などを傍に追いやり、
無理矢理、「キリストが再臨するためには」「クリスチャンの手でまず、この世界が神の国＝キリスト
教化されなければならない」などとの教理をこじつけています。
これらは、以前、1950年頃、アメリカで「後の雨運動」というペンテコステ的運動の中で、さかんに
繰り広げられた教えです。その当時のペンテコステ派は、この「後の雨」を異端として退けました。
しかし、最近また、この教えが復活してきているわけです。
「神の国」を来たらすというのだから、すなわち、「世界中の人に福音を伝える」ことだと我々は思いやすいのですが、どうもこのことばには、微妙なすりかえがあるようです。
彼等のいう「神の国」「神の国の支配」ということばの強調点は、「政治や、政府」にあります。
すなわち、彼等は「キリスト教精神にのっとって」アメリカ政府、国を支配したいと願っているのです。
そして、アメリカは世界一の軍事大国ですから、必然的に、世界の全ての国を「キリスト教精神にのっとって」支配したいということになります。この点、彼等の強調点が「政治の支配」にあることを
忘れてはいけません。
＊この教理の実践はアメリカの他国侵略を正当化する：
このことは、もうすでに単なる教理、考えにとどまらず、現実の世界に影響を与えています。
すでにアフガン、イラクなどの「遅れたイスラム文化」に属する人々は、
勇敢なる「キリスト教精神にあふれたアメリカ兵」により、圧制から「解放」されています。
彼等は恵みふかくも彼等の活躍により、「悪魔的なイスラム文化」から、解き放たれ、
女性は、束縛するブルカから解放され、また、人々は、文明的なテレビを見る自由が与えられてきたのです。ついでにポルノ雑誌を見る自由も。
この邪悪な国、イラクは圧制から解放され、「キリスト教化」されたので、ここに
一つ「神の国」が実現してきたわけです。彼等勇敢なる、アメリカ兵は、宣教師に劣らぬ、
「神の国をもたらす人々」だというわけです。
しかし、そんな風に思えるのは、盲目な「だまされた人々」だけであり、
実際は、彼等無知なアメリカ兵は、神の前には「無実の人々を殺す殺人者」に過ぎません。
＊これらの教理の裏には、ユダヤ人がいる：
議論をさらに進める前にはっきり知らなければならないことは、
これらの教理の裏にはユダヤ人教師がおり、そこには彼等の巧妙な戦略、
すりかえ、扇動があるということです。
彼等のいう、「キリスト教化」とは、すなわち、「（ユダヤ化した）キリスト教化」のことであり、
「神の国を今」「神の国の支配」とは要するに「（ユダヤ人の）国を今」「（ユダヤ人の）支配」のことなのです。kingdom
nowを語る人々は、地上の支配権、具体的には軍隊や警察の支配権を５職の中の「使徒、預言者」に渡すべきだと主張しています。そして、現在の聖霊の第三の波の中で、
自称「使徒、預言者」と主張している人々は、誰も彼も「ユダヤ的な人々」です。ということは、
要するにこの教えは、「ユダヤ支配」を正当化するための教えという意味あいがあることがわかります。
ですから、この教えの目的は、要は「ユダヤ人の世界支配、教会支配」を推進するための
教えだと思った方がよいようです。まず始めにゴールがあるのです。
そのゴールは歴然としていて、そこには、「ユダヤによる世界支配、教会支配」と書かれています。ついでに、「頑固なクリスチャン（主につくクリスチャン）の抹殺」と書かれています。
そして、そのゴールに達するために「無知で愚かなクリスチャンをだまして、
参加」させるための悪知恵が色々と考案されました。
その一つが、この「王国は今」「神の国の支配」といった「ユダヤ人の空想話」なのです。
＊この教えの目的は、主につくクリスチャンの抹殺、艱難時代の到来：
かつてイギリスで王様の首がはねられた陰惨な「ピューリタン革命」が起きました。
この革命の基いとして当時イギリスクリスチャンの間では、「千年王国」の
教理が流布しました。意図を持った教師達が、以下の教えを語り無知なクリスチャンを扇動しました。
1.いずれキリストによる千年王国が来る。
2.これが唯一の正しい王国であり、それ以外の王はいずれ滅ぼされる。
3.このイギリスの王も、キリストに反するものである。
4.従って、キリストに仕えようとする者は誰も彼も皆、こぞって、イギリス王を攻撃、滅ぼすべし。
そんなとんでもない教理を操って、扇動しようとする人々がおり、そして、愚かにも
惑わされて王を攻撃し、ついには王の首をチョン切ってしまったクリスチャン達がいたのです。
しかし、そんなトンデモ教理が神から出るはずはなく、この愚かな「王殺し」に加担した人々は
後で、自分も首を切られたり、死刑になってしまいました。
この「王国は今」という現代版「嘘つき話」に扇動される人々も同じような運命に入るかもしれません。
以下参考：
＊怪しいリバイバル、「後の雨運動」は、「王国は今」教理と密接に関係する
預言者たちは、自分たちの周りにエリート集団を率いて人々の命を支配するようになりました。また一方、40年代後半と50年代の影響は、いまだに今日まで覚えられています。共通の糸は、「王国は今支配している」という教えです。その考えは、教会が自分自身を備えなければならない、そして、終わりの日には、教会が生み出されなければならない、というものです。
花婿が彼女に来られるために、断食をもって深い執り成しを、取り入れなければならない。この花嫁の立場による前提と彼女の準備、覚醒が証明された神の子たちの必須の本質であり、その名の以外の何物でもない存在です。
「神の国は今」の傾倒者たちは、教会は世界中の国々に強い影響を与え、世界全体が、キリスト教化されるほどの、世界規模のリバイバルを経験するはずであると信じています。
「神の国は今」の思想は、教会を新しい世界観へと連れ行きます。パラダイム（基軸）の移動が起こりました。もし牧師が新しい事柄に沿うことに不賛成であるなら、その教会は取り除かれる、と何度も言われています。多くの人は暗黙のうちに各教団は新しい運動の視点から、存在しなくなると信じています。教団の代わりに、使徒、預言者が起こってきて、教会の中にある不毛なリーダーシップを奪取するであろうと。ここに、牧会、弟子訓練の動きの絶対に必要な部分として強いネットワーキングが存在します。
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教理の歴史：
＊1980年代 御国が現在の中に・支配の神学の再構築
聖霊が治める者としての態度を持つように、教会は携挙で世を去ることに関心を持つのではなく、神の御国が来ることに関心を持つように。枡の下から出て輝け。教会の建物の中だけではなく、全世界に光を輝かせ、神の教会が地の塩に、クリスチャンたちが神の御国のための証し、影響となるために、全ての合法的な正しい人間の活動に係わるべきだという考えが起こった。宗教と国家の分離は、クリスチャン弁護士、法律事務、裁判官、議員、司法、行政、首相等にクリスチャンがならないことではない。
ある人々は、解放の神学として、中南米のカトリック神父等の左翼暴力革命を肯定する極端な人々となった。又、教会はただ祈るのみで天に携挙されるのをじっと待つだけだという人々も起こった。1980年代の終わりには、神の超自然的な力をもって、又実践的、実際的な証人となるべきだということに落ちついた。
＊1980年代〜90年代 預言者・預言的運動・預言的な人々の回復
使徒の運動が完全に確立するまで、預言的な運動は継続し続けていく。預言の働きは、一時的なリニューアルや回復ではない。1980年代に預言者運動が回復し、現在預言者の務めについては、キリスト教会において一般的にみとめられつつある。そして、1990年代から起こった使徒の務めが、確立されつつある。これは、教会を整え、聖徒たちをキリストの働きに建て上げていくためである。私たちは、預言の働きが単なる一時的なブームではなく、神の御計画の中にある回復の働きであることを理解しよう。
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Paul asks, *Is it possible that
there will be a people who so
possess the authority of Almighty God, as Elijah did, that they,
as a group, will say to death, hell, and the spirit of Satan,
'We will NOT die. We will stay here and be changed, and we will
call Jesus Christ to return to this earth as King of Kings and
Lords of Lords'? Yes, that is what I believe the church must do
!*h
Jesus Christ had the authority to say 'No' to death on earth,
and He is waiting for us to come to that same authority He had
so we can say, 'The last enemy - death - has been conquered!'
[Paulk then quotes I Corinthians 15:20-26.] *gJesus Christ, as
the firstfruit of the Kingdom, began the work of conquering
death on an individual basis, but we, as His church will be the
ones to complete the task. *gJesus said (Matthew 28:18), *gall
power is given unto me in heaven and in earth,*h and the church
today has that same power. Death will not be conquered by Jesus
returning to earth. It will be conquered when the church stands
up boldly and says, *gWe have dominion over the earth.*h How
else will God be able to show Satan a people for whom death
holds no fear, over whom death no longer has any power? When God
can do that, Satan's hold on us will be broken forever!*h [Earl
Paulk, The Proper Function of the Church p. 13)
*gWe are God's people, called to do the will of God in the world
today and to see the King of Glory return to establish His
Kingdom on earth! Jesus Christ had the authority to say *gNo*h
to death on earth, and He is waiting for us to come to that same
authority He had so we can say, *gThe last enemy--death-has been
conquered.*h (Earl Paulk, The Proper Function of the Church)
-
Waiting for What? Not the return of Christ but for the Church to
rise up!
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The Teachings
The basic premise of Kingdom Theology is that man lost dominion over
the
earth when Adam and Eve succumbed to Satan's temptation in the Garden
of
Eden. God "lost control" of the earth to Satan at that time, and has
since
been looking for a "covenant people" who will be His "extension," or
"expression," in the earth and take dominion back from Satan. This
is to be
accomplished through certain "overcomers" who, by yielding themselves
to the
authority of God's apostles and prophets for the Kingdom Age, will
take
control of the kingdoms of this world. These kingdoms are defined as
all
social institutions, such as the "kingdom" of education, the "kingdom"
of
science, the "kingdom" of the arts, and so on. Most especially there
is the
"kingdom" of politics or government. This naturally implies the
concentration of military and police power in the hands of those in
control
during the Kingdom Age. They are referred to as the "many-membered
man
child," whom Kingdom Theology adherents believe will be the fulfillment
of
Revelation 12:1-5: "And there appeared a great wonder in heaven; a
woman
clothed with the sun, and the moon under her feet, and upon her head
a crown
of twelve stars....And she brought forth a man child, who was to rule
all
nations with a rod of iron."
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Those who hold to Kingdom Theology assume that the Church (some believe
only
a small group within the Church, called "overcomers"), under submission
to
the latter day apostles and prophets, is that man child, and that it
has the
responsibility to put down all rebellion and establish righteousness.
This
necessitates the utilization of supernatural power and the full
implementation of the gifts of the Holy Spirit. This theory is based
upon
the idea that all authority in heaven and on the earth has been given
to
Jesus. Since believers are indwelt by the same Holy Spirit that indwelt
Jesus, we have all authority in heaven and on the earth; we have the
power
to believe for and speak into existence things that are not, and thus
we can
bring about the Kingdom Age. The many-membered man child must take
control
of the earth before Jesus can return.
Necessary to the Kingdom Age is "the Restoration of the Tabernacle of
David," defined as the completion of perfection of the Bride of Christ
- a
Church without spot or wrinkle. During the Kingdom Age (or after all
else is
subdued during that time) Satan and all enemies of God will be put
under the
feet of the many-membered man child. This will be the fulfillment of
I
Corinthians 15:25-26: "For he (Christ) must reign, till he hath put
all
enemies under his feet. The last enemy that shall be destroyed is death."
The rationale that the many-membered man child will put God's enemies
under
'its' feet is that Jesus is the head of Christ and the Church is the
body of
Christ. And where are the feet but in the body? Many in the Kingdom
Theology
movements insist that when this Scripture refers to Christ it is really
referring to the Church who is the Body of Christ. Therefore it is
necessary
for them to establish within the minds of Christians the idea that,
as the
Body of Christ, we are Christ. In other words, we have His divine nature.