ペンサコーラの嘘:

神の力あるわざが現れているはずのトロント、ペンサコーラのリバイバルですが、
その実態は調べて見る時、多くの偽りと真実から懸け離れた事実があるようです。
以下は、これらの問題を調査しているペンサコーラニュースジャーナルからの抜粋。
------------------------------------


笑いのリバイバル:
1世紀にわたるペンテコステの「後の雨運動」の中に見られる混乱は、最近の笑いのリバイバルにおいて更に顕著である。(これは、トロントブレッシング、ペンサコーラリバイバルとして知られている)
笑いのリバイバルの中で起きたと主張されている多くの驚くべきいやしが、それは偽りであると証明された。
 一般的に、調査者が「いやし」を確認しようとすると、そのことがらをバックアップする何らの証拠もないことに気付く。ペンサコーラニューズジャーナル誌は、アッセンブリーズオブゴッド、ブラウンズビル集会で 起きたとされる奇跡的ないやしを熱心に文書化しようとするが、しかし、他の州からの何人かの訪問者を追跡するだけで、たった一つのいやしさえ、医学的確証を得る事はできないのである。
(ペンサコーラニュースジャーナル1997年11月20日付け「奇跡的ないやしには、何らの医学的な証拠はない」)

アッセンブリーズオブゴッドブラウンズビルの指導者達は、多くの大きなわざがあると主張をするが、それは偽りであることが証明された。4ヶ月にわたる「ペンサコーラ現象」の調査の上でペンサコーラニュースジャーナルは、多くの偽りと誇張を暴き出した。
 

私はペンサコーラニュースジャーナルによる長文のレポート、さらにインターネット上にブラウンズビル集会が掲載した短い回答も読んだ。 私の推察では、ブラウンズビル集会の回答は、多くの批判をかわす煙幕である。
他の人々もこれを見た。この件に関する「ペンサコーラニュースジャーナルへのブラウンズビル回答の問題」と題する確認は、www.geocities.com/~contenders/pnjbagreply.htm.に掲載されている。

私は、ブラウンズビルから更なる情報を得ようと試みた。しかし、彼等は私の要求を完全に無視した。
以下は、ペンサコーラに関係する「話」とそれを調べた後、判明した「事実」である。

-----------------------------
:彼の自伝「石の冷たい心」で、ブラウンズビル伝道者ステーブヒルは、自分は13回逮捕されたと語っている。
事実:書類にできる逮捕は4回だけである。

:ヒルは自分は麻薬中毒であったといっている。
事実:彼はペンサコーラニューズジャーナル誌に、これが真実でないこと、大きな印象を与えるために、彼の麻薬使用の話を誇張したことを認めた。

:彼は3年間、国を放浪し、まともでない仕事をし、麻薬を使用したり、売ったりしたという。
事実:雇用記録によると彼はアラバマ、ハンツビルで、その3年間の間、フルタイムの仕事をしていた。

:彼は、高校を退学させられた。
事実: 彼は、ペンサコーラニュースジャーナルにこんなことは、全くなかったことを認めた。彼は更に公表された彼の証の他の詳細な部分は正確でなく、何人かの名前に至っては、作り話であることを認めた。(この情報は、ペンサコーラニュースジャーナル1997年11月18日付けの記事「ヒルの経歴には誤りが伴う、リバイバルの指導者は、話を大きくしたことを認める」からのもの)我々は再度、ブラウンズビルから更なる情報をこの件に関して得るべく試みた、しかし、我々の要求は、完全に無視された。

:ブラウンズビルの指導者の話ではリバイバルはペンサコーラ及び近隣地域の重大な犯罪減少をもたらした。
事実:エスカンビア郡の警察の犯罪及び逮捕統計によれば、犯罪は、リバイバルが起きた1995年に比べて1996年には、事実上昇している。エスカンビア警官のジム・ローマンは、リバイバルが犯罪数に大きな影響を与えたことを見ていないと語っている。エスカンビア警察署の統計は、少年の逮捕数は、その前年に比べて1996年には、1243件から、2392件とほぼ2倍になっていることを示している。
(ペンサコーラニュースジャーナル1997年11月20日付け「エスカンビア警察は、犯罪減少との話に異義を唱える」)

: ブラウンズビルの指導者は、リバイバルが麻薬取り引き者や使用者が回心させたため、この地域における麻薬使用を減少させたという。
事実:麻薬中毒の治療センターの長である地域の責任者はこの情報を否定した。The Friaryと呼ばれる
治療センターの代表デイレクターであるレオ・ドナリーは、入所者は1993-94年の250人から、1996-97年の398人へと増加していると語る。ツエルブオークスセンターの話では、彼等の仕事はほぼ
2倍になったとのことである。ペンサコーラニューズジャーナル誌が取材した他の治療センターもしくは麻薬中毒機関においてこの問題の減少を語るものは誰もいなかった。また、誰もブラウンズビルリバイバルのゆえに(麻薬)治療の必要がなくなった何らかのケースも知らないとのことである。

:ブラウンズビルの指導者の話では、法律執行官達は、リバイバルにいたく感動した為、
時々、彼等は被疑者を牢獄へ入れるかわりにリバイバルへ連れていく。
事実:「そんなことは決してない」とエスカンビア署長ジム・ローマンは語る、「それは単純に起きえないことである、何故ならそんなことをすれば、法執行手続きを侵すことになるからだ。」
「我々は我々または何か他の法執行機関がそのようなことを行ったとの何らの情報も得ていない。」
 ペンサコーラ警察アシスタントチーフのジェリーポッツは、今迄たくさんの人々から、そのような話が本当かどうか尋ねられたという。 ポッツは語る、強調させていただきたい、彼の警察官の誰一人としてそのような行動を取った者はいないと。

:ブラウンズビル指導者は、いう。リバイバルの影響力は、過去の真のリバイバルのような様式でこの全地域に触れたので売春婦、麻薬、及び街頭における犯罪を解消した。
事実:これは真実ではない。住民は言う。「実際起きていることは、売春婦が教会から
住宅に近付いてきたということです。」教会から1
ブロック離れた所に住むドリー・ライスは語る。「今は、売春婦が自動車で私達の子供が遊んでいる通りを行ったり来りしているわ」アッセンブリーズオブゴッドブラウンズビル教会から、2ー3ブロック離れた所に50年以上も住んでいるロスコー・アーバニアクの言葉では、他の犯罪は上昇ぎみであり、近隣中で不安をかきおこしていると言う。
彼はニューズジャーナルに、近隣の年輩の婦人は、最近、財布の強奪が増えているので、家から出る事を恐れていると語っている。(ペンサコーラニュースジャーナル1997年11月20日付け、キンベリーブレイル「隣人は、リバイバルから何らの益も見ていない」)

:ブランズビルの指導者は、ペンサコーラリバイバルは、1995年6
月18日に自然発生的に起きたものであるという。
事実:6月18日の前の何週間かの間、牧師の妻を含む多くのブラウンズビル教会の中心メンバーがトロントを訪れ、彼等は熱心に同じ経験がブラウンズビルに起こるべく求めた。
6月18日の前に、トロント現象のビデオがペンサコーラ会衆の前に上映され、会衆に同じものを求めるべく奨励された。6月18日の前にキルパトリック牧師は、ブラウンズビルに笑いのリバイバルを求めることを何度も語り、もし教会がこれを受け入れないなら、辞めると脅した。(ペンサコーラニューズジャーナル1997年11月19日付け「牧師達は最初のリバイバルを画策した。ヒルがしつこく急がせた為、会衆は反応した」)

ペンテコステの伝道者ステーブヒルは、決して偶然に6月18日にブラウンズビルの集会で語るよう、選ばれたわけではない。彼は、キルバトリック牧師により選ばれた。何故なら、彼は笑いのリバイバルに入り込むことを熱心に望んでおり、長く続く後の雨リバイバルを行う場所を望んでいたからである。ヒルは最近、イギリス、ロンドンのホーリートリニテイブロンプトンにおいて笑いのリバイバルの油注ぎを求めた。

:ブラウンズビルの指導者はいう、6月18日に力強い風が教会中を駆け抜けたと。それは
そこに出席している全ての人に影響を与え、多くの人が床に倒れた、それは神の超自然的な力強い動きであると。
事実: 6月18日のビデオ記録及び当日出席していた人々の証言は、その話を否定する。
大変はっきりしていることは、実際は、このできごとは、伝道者ステーブヒルにより、大きく
操作されていたということである。
彼が最初に按手するため、人々を前に招いた時、ただ、9人の人々が倒れた、しかし、ヒルは続けて、群集をだまし続けた。結果として、更に6人、その後、数人が倒れた。
これらは全て、ヒルにより操作されたように見える。 実際、ヒルの叫び、招き、誘いにもかかわらず、ほんの少しのことしか起きなかった、これは当惑させる。人々が教会から、帰ろうとした時、
ヒルは、帰らないように叫んだ。
明らかにあきらめたようにヒルは子供達に前に出るように呼んだ。 彼は子供達に彼が祈るので
彼らが地に倒れるといった。彼の励ましにもかかわらず、ただ一人の小さな少女が倒れた。

:ペンサコーラニュースジャーナルへの回答として、ブラウンズビルアッセンブリーズオブゴッドは、ジャーナルの教会から、昔からの会員の大規模な数の脱会があったという記述は間違っていると
主張する。以下がブラウンズビルのネット上に記載されている正確な記述である。
「ブラウンズビルアッセンブリーズオブゴッド教会においてリバイバルが起きてから、150人以下の以前の会員が、会員を辞めるもしくは、移動した、一方、1530人の新しい会員が加えられた。
25年以上教会員となっている人の中では、誰も教会を辞めた人はいないし、リバイバルが始まってから、27人中ただ、4人のオフイシアルが教会を去った。
簡単にいえば、ジャーナルに記されている、不明な会員により主張されている大きな脱会という事実はない。」
事実:この文章は、技術的には、真実かもしれない。しかし、これは実際の状況を隠すための試みである。
事実は、キルパトリックの最も近い多くの知人達は、彼のリバイバルを拒否した。これは、ジョン・キルパトリックにより、認められている。例えば、1997年6月7日、ワシントンDCのナショナルチヤーチオブゴッド教会の説教で、彼は、「我々はこの神の働きにより、この世において、持っていた全ての最も良い友人を失った。我々は彼等全てを失った。」この「全て」ということばに注目して下さい。
問題となっているペンサコーラニュースジャーナルの記事は、1997年11月17日付けの記事「悲しみ、恐れがブラウンズビルを離れた会員を満たす」である。

ブラウンズビルの回答は煙幕である。それは、ただ、ジャーナルの報告の多くをかわすだけである。ジャーナルは例えば、キルトパックは、去っていった者は、悪霊につかれた、またリバイバルに反対する者は、被害を受けるいう預言をしているという。

この申し立ては事実である。6月7日のワシントンDCにおける彼のメッセージで、キルトパックは、リバイバルのゆえに教会を出た会員に関して特定して、彼女は悪霊つきになったと述べている。

:トロントエアポートチヤーチのジョンアーノットは、サラ・リリーマンのいやしは、笑いのリバイバルの中で行われた鍵となる奇跡の例であると述べている。アーノットによると、リリマンは野菜のように、全く無能力であり、まひして、盲目であった。
トロント教会に出席していた、彼女の友人の一人が、聖霊により倒された後、イエスの幻を見、サラの所に行くよういわれた、彼が彼女をいやすからだと。アーノットの話では、リリーマンは結果として、立ち上がり見えるようになったという。
事実:「カウンターリバイバル(偽りのリバイバル)」の中で、ハンク・ハネグラフは、この偽りの話を暴いている。彼は、この話は、大きく脚色されているという、サラ・リリーマンは、完全な無能力者でも、マヒしても、盲目でもない、それは彼女の医師が、肉体的な問題を見つつ、心身症の感情的な問題を診断していたからだ。
今日、アーノット及び、彼の同労者により、トロントブレッシングの神の力の証拠として、大きく広められたこの話にもかかわらず、サラ・リリーマンは相変わらず、以前と同じように、法律的に盲目である。不幸にも以前と同じように、彼女と彼女の家族は、彼女の肉体的及び心身症的問題と戦い続け
ている。(「カウンターフェイトリバイバル」ページ60)
ハネグラフのリリーマンに関する証言は、「ジョンルーベンはハネグラフが正しいことを認めた」
という以下の記事で入手できる。
www.geocities.com/~contenders/lilliman.htm.
 

----------------------------------------------
このHPの責任者から:
我々は「善意のクリスチャンのうっかりした誤り」や、ちょっとした数字の間違いを非難、指摘するつもりはありません。それらは、兄弟姉妹として許しあえるものだからです。しかし、ここに記されている、これらの偽りのレベルは「クリスチャンのうっかりした誤り」をはるかに超えています。
 

このように、調べればすぐわかる嘘を平気でついてまで、世界中に広げようとする「彼等のリバイバル」がどのような霊なのか、我々はよくよく吟味する必要があるのではないでしょうか。