ユダヤ世界帝国の道具だったソ連の共産党政権

ユダヤは、十月革命によって帝政ロシアを打倒し、共産党政権を樹立したが、ユダヤはこの共産政権に、まず三つの任務を与えた。一つは、数百年にわたるユダヤ圧追の為政者ロマノフ王朝の皇族の血続を根絶させることである。これは、レーニンの命令により実行された。二つめは、あくまでユダヤ化せず、ユダヤ教に敵対したキリスト教(ロシア正教会)を非合法化するのみならず、これを根絶させることである。キリスト教ロシア正教会派は、頑としてユダヤ教の工作、浸透を許さず、ユダヤとしては、もはや流血と投獄、処刑によって消すしか道がない。この方針を、レーニンのポルシェビキ革命政権は実行に移した。三つ目は、ユダヤ教に強い敵意を持ち続けているロシアの農民(人口の八割以上を占める)、およぴ中央アジアのイスラム民族の抵抗を、大虐殺と強制取容所国家によって、徹底的に粉砕することである。

これもまた、レーニンの政権によって開始された。そして、レーニンとスターリンの時代に、合計六千万人のソ連国民が共産党政権によって殺戮された。ユダヤからみれば、これは見事な、祝うべき大成功であろう。しかし、隣りのドイッでは一九三○年代初め、ナチスの反ユダヤ運動が台頭し、一九三三年にはナチスが政権を獲得した。したがってユダヤは、ソ連に対して新しい任務を与えなけれぱならない。すなわち、ナチス・ドイッとの戦争革備であり、ドイツ(そして日本)を打ち負かすに足る重工業・軍需工業の建設である。それこそ、米英仏ユダヤによって全面的に支援された一連の五か年計画である。一九四一年十月(すなわち、独ソ開戦から四か月)、ヒトラーは「ただ一つ、我々の犯した誤算は、敵(っまリソ連)がドイツを目当てに整えた膨大な準備……について、正確な認識を待っていなかったことだ」と、ドイツ国民に対して報告している。すなわち、ナチス・ドイッは、ソ連がかくまで膨大な軍事力を準備していた(独ソ戦開戦後四か月で、ドイッ軍は、ソ連の戦車一万七千、砲二万一千を撃破ないし奪取、飛行機一万四千を撃墜した)とは予想していなかったというのだ。一九三九年、第二次大戦が開始されたとき、ユダヤの消息筋は、この戦争はソ連が必ず勝つ、と公言していたと伝えられるが、ユダヤはそれだけの軍備、工場をソ連に与えていたのである。