−通信エジブト支局の働きがあった。ロスチャイルドの張りめぐらした貿易商人のネットワークが、そのままロイターの通信網となり、同時にそれが大英帝国の諜報機関MI5・MI6だったのである。ロスチャイルドが血族支配、共同経営するメディアは、テレピではBBC、TF1、CBS、NBC、新間では〃フィナンシャル・タイムズ〃タイムズ〃、〃ル・モンド〃ニューョーク・タイムズ〃ワシントン・ポスト〃インターナショナル・へラルド・トリビューン〃、〃ニューョーク・ポスト、雑誌では〃ニューズウィーク〃ヴォーグ〃エコノミスト〃……数えあげればきりがない。
その詳細は、報告した通りである。最近の日本に関する問題として見れば、〃ニューョーク・タイムズ〃が九一年二月の湾岸戦争の終結時に、戦勝を祝う記事を各国の国旗とともに大きく掲げながら、そこで日本の国旗だけを故意に省いてしまい、暗に「日本は国際貢献しなかった」という厭味を見せつけた例があげられる。日本は、一三○億ドル、当時のレートで二兆円近い莫大な出費をあのおそるぺき殺人ショーの最近の日本に関する問題として見れば、〃ニューョーク・タイムズ〃が九一年二月の湾岸戦争の終結時に、戦勝を祝う記事を各国の国旗とともに大きく掲げながら、そこで日本の国旗だけを故意に省いてしまい、暗に「日本は国際貢献しなかった」という厭味を見せつけた例があげられる。
日本は、一三○億ドル、当時のレートで二兆円近い莫大な出費をあのおそるぺき殺人ショーのために供出させられた上、馬鹿にされたのである。この記事が出されたあと、国際外交の場で、異常なほど日本の「国際貢献論」が高まりをみせ、ついにPK○という名で自衛隊の海外派兵が強行されたことになる。彼らの本心としては、日本が自衛隊を海外派兵しようが、しまいが、そのようなことはどうでも良い問題だ。日本が貿易でためこんだ大金を軍需産業に向けられるよう、吐き出させることが目的だった。そこで現われたのが国連事務総長のブトロス・ブトロス=ガリである。ロスチャイルドの息がかかったガリは、世界各地で信じがたい数のPK0を発動し、そちこちで金を無心して回り、平和の資金という名目で日本から大金を引き出した。