#エホバの証人は人類奴隷計画の実験場

2つのものがきわめて似かよっているとき、そこには共通の背景があると指摘する事ができよう。ラッセルとメーンンの間には実に多くの共通項がある。
 

神への信仰の類似
*エホバは彼らの教理の基礎となるもっとも重要な言葉であり、彼らの神の名である。*彼らはテトラグラマトンはエホバよりヤハウェの方がふさわしいと言う事に注意を払わないばかりか、テトラグラマトンが「有りてあるもの」と言う意味である事に信用を置かない(注…テトラグラマトン目旧約聖書で
神の名を表す言葉。YHWHと記した)。

*共に偉大な建築家と言う語を使う(注ヒラム・アビフのこと)。
*共に神がより小さな神に力を譲ると信している(注…多神教、またははん神論と同じ)。

キリストヘの信仰の類似
*イエスはただ善良な人間であって、全能の神ではない。
*ヒラム・アピフがメシアである。
*共にキリストの仲介者としての意義を理解していないし、彼らの仲介者が必要であるとも感じていな
い。

教会への借仰の類似
*教会とは秘密の神秘的体である。その神秘と秘密は入会者に、その成長に従って与えられる。

*共に自分たちは宗教でも、宗教的体制でも、教派でもなく、ただ神に仕えるのだと言う。そして良心からの自由を許す。
*両方の組織の会員は他の宗教団体から公に脱退する必要はない。
*教会はピラミッドである。

聖客への信仰の類似
*共に実際には聖書に信仰を置いていない。
*共に他の聖書を持っている。
*共にクリスチャンの学者は聖書の初歩すらわかっていないと思っている。
*聖書は暗号で書かれている。それは隠された書物であり、神殿であると言う。

未来への信仰の類似
*共に全ての人間が新しい黄金の時代に未来の命を持つと信じている。
*共に地獄の教理を否定する。

真理への信仰の類似
*共に同じ声で、真理を知る価値のない者をだます事は、うそであってもうそではないと語り、書いている。
 
 

*共に友人を助けるために誓いの下でもうそをつく。
*共に啓示の継続を強調する(注 今でも続いていると言う意味)。
*共に真理を占有していると思っている。

知識への信仰の類似
*共に理性、神秘、隠された知識を強調する。
*共に理性を強調するが、歴史的証拠がたとえどんなに確かであっても、彼らの選んだ見解に反するなら、良心に少しもとがめを感じないで歴史的な事実を覆い隠してしまう。

数への信仰の類似
*共に数に魅惑されている、そして特別な隠れた意味を数に与える。

秘密の階級制への憶仰の類似
*神は序列(階級)、等級、誓いを用いる。
*アブラハムとメルキゼデクは神の秘密の序列の高い階級に進んだ。

大ピラミッドヘの僧仰の類似
*神があの大ピラミッドを建設した、恐らくメルキゼデクによって(注…ギゼーのピラミッドのこと。メルキゼデクは旧約聖書に出てくる人物)。
 
 

*共にエジプト学に興味を持っている。

救いへの信仰の類似
*共にキリストの贖いついて、クリスチャンの神学者のようには理解していない。
*共に行いによる救いを信じる。
*新生の必要性を認めない(注…クリスチャンは新しく生まれ変わったという)。

他の項目への信仰の類似
*共にメーソンの信号語や象徴を用いる。
*共にカトリック教会を黙示録の大パビロンと見る。
*共に黒人(黄色人種も)は白人より劣っていると思っている。
*共にメソニックホールで集会をする。

これらの一つ一つに説明を加える事も出来るが、それはまた別の機会にしよう。これらの全てを今も「ものみの塔協会」が継続しているかどうかは判らない。しかし、これがあの奇怪な宗教の本性なのである。この団体は決して日本人をその中枢に入れないだろう。それにしても何と秘密、秘密が多い事であろう。伝統的な教会には秘密など一つもない。

たしかにキリストは「あなた方には、天国の奥義を知
ることが許されているが、彼らには
許されていない」(マタイ13:11)と言ったことはあるけれど、それはかたくなな者に対して言ったのであってだれでもすぐに判る例えばなしなのである。今やエホパの証人は単なるキリスト教の異端ではない。それは人類総奴隷化計画の実験場であり、モデルである。

そしてそれは世界統一攻府の行政の一
環を担う権力と成るように計画されているように見える。我々の目の前に出てくる純朴で誠実な「最下層」のエホパの証人たちからは想像も出来ない、壮大で邪悪な帝国の権力者たちがニューヨークの本部にはいる。そしてその羊たちが全くあずかり知らぬ秘密の目的地に導いている。その組織の中枢は、絶対の確信を持って言うが悪魔礼拝者であり、サタンそのものを神エホパとして拝ませる日を確実に計算している。恐らくその日はすでに決まっているのだろう。

このエホバとは聖書の神の名ではない。それ
はフリーメーソンを含むグノーシス主義全体のオカルト宗教の呪文なのである。そして、その受肉(人間となる)した人物こそがやがて現われる反キリスト、ヒラム・アビフ、ヘンリー大王である。彼は間もなく世に現われるであろう。エホパの証人の隠された素顔はまだたくさんあるのだが、この本ではこれ以上取り上げない事にする。