# 気候を支配しコメの不作も自由自在

世界最高の天才と言えば誰だろうか。それはエジソンではない、
ニコラ・テスラである。
この人の発明発見は現代の科学者でもまだ後追いの研究をしている程である。私はこの道には詳しくな
いのだが、彼の発明の中にはプラズマ兵器、スカラー兵器、反重カエンジン、X線、レ-ザー砲、ワイ
アレス電球、潜水艦などがあるのだそうだ。彼は欲のない男でノーベル賞も蹴ってしまった。テスラの
発明で最も知られているのは交流電気であった。エジソンは直流電気を開発したが、結局今では直流よ
り、交流が主流を占めている。

その後、テスラの業績はイルミナティの注目するところとなり、イルミ
ナティ・エジソンに奪われ、不遇の内に死んだと伝えられる。この内プラズマはいわゆるミステリー・
サークルの原困と言われるもので、早稲田大学の大槻教授が盛んにテレビに登場して説明してくれるの
で私のような素人でもいくらか分かって来た。ところがこのミステリー・サークルが発生する場所が空
港、軍事基地、港湾、放送所などの軍事的要衝に多いとなると話はがぜん面白くなる。これは決して単
なる想像ではなく、かなり童要な研究機関の話なのである。ところでテスラの発明のスカラー兵器は気
侯を支配できると言うのだからますます面白
くなってくる。

最近の気侯はほとんどかつてなかったものと言われるほど激しいものである。アメリ
カ、ヨーロッバの洪水、日本の冷夏、アフリカの千ばつなどは自然のパランスが狂った結果の当たり前
のものなのだろうか。聖書にも世の終りには地震や飢饉があるとあるので、その点からも別に不思議で
はないかも知れない。だから、これは極めて確率は低いのだが、最近各所で起こる局地的な気象異変に
はニコラ・テスラの研究の成果が使われているかも知れないと言う事を述べておきたい(すでにロシア
もこの兵器を開発したという情報もある)。

去年、日本の冷夏は実に不思議なタイミングであった。日
本の米の解放を計る陣営にとっては願ってもない事であって、あまりにも話がうますぎるくらいであっ
た。キリストは気象を支配したと聖書にある。弟子たちとガリラヤ潮を波っているとき、突風が起こ
り、船が沈みそうになったとき「静まれ、黙れ」と風に向かって命じることによって嵐を静めたのは有
名な話である。読者はそんな馬鹿な、例の英雄譚さと言うかも知れないが、新約聖書は一貫してキリス
トは神の子だと宣言している。神の子なら嵐を止める事ぐらい別に不思議でもなかろう。サタンが一貫
して求めているのはこの、神の子の位置
であるのだから、何とかして気侯も支配しようとするだろう。

そういう視点は子供じみた発想に見える
かも知れないが、サタンの行動はあくまで聖書との対比で考えなければならない。この終末の時ともな
ればサタンが気候を支配しても不思議はない。イルミナティのトッブはサタンに直接管理されている。
彼らはサタンと取り引きしたのだ。〃この世のすぺての国々とその栄華〃を見せられて、ひれ伏してサ
タンを拝んだのである(新約聖書マタイによる福音書四章八〜九節参照)。だからイルミナティは気侯
を支配しているかも知れない。ただし、もちろんあくまで一部分であろう。

神は決してサタンの思うま
まに許しておられるわけではない。ある目的があって許容しておられるのである。また地震に関して
は、すでに前の本でのべたように、イルミナティは地下核爆発によって、マグニチュード9の地震を起
こせると言っているのだ。今度のロスアンジェルスの地震がそうだとは言わないけれど、これによって
人心を掌握し、国民を管理するというのだ。先日、ある読者からフリーメーンンを名乗る人物が普賢岳
の噴火、奥尻島の地震もメーソンがやったと言っていたと言う話を聞いたが、これはうそだろう。ただ
し、その人物が日本人メーソンであることは確からしい。

#月や火星には既に基地が完成

かなり前になるが、本の紹介という形で『第三の選択』というドキュメンタリータッチの番組がテレぜ
で放映された。内容は、イギリスやアメリカから科学者、優秀な技術者などが消えて行くというところ
から始まり、内部通報者、宇宙飛行士などの証言を交えて、一九六二年人類は火星に到達し、以来、月
と火星に巨大な基地を作って生活しているというものであった。その基地にはそのような技術者の他
に、なんらかの方法で脳を破壊された奴隷が、建設のために働いている。

その人々は〃一括託送貨物〃
と呼ばれ世界の至るところから誘拐され、処置を施され、月と火星に送られるのであった。時には事故
やなんらかの理由により〃消耗〃するので補充が行われる。すでにそのような基地はいくつもあり三○
年以上存続しているという。これは旧ソ連とアメリカ、イギリスなどの最高機密中の機密だというの
だ。この第三の選択』の場合地球を脱出する理由が、炭酸ガスによる温室効果、大気汚染、
人口の遇剰、生物界のバランスの崩壊、資源の枯渇、核戦争などで地球が崩壊すると言う前提にたって
いた。それはあまりにも真に迫っていたので、私は驚いて本屋にかけつけて本を求めた。

しかし、同じ
ような人が沢山いたと見えて、本はなかなか手に入らなかった。やっと手に入れて読んだが、最後に
「これはフィクションである」と書いてあって「なあんだ」で終わった。しかし、このドラマと本はフ
ィクションと考えるにはあまりにもよくできていて、不思議なほどであった。ところが、実はこれは本
当の事なのだという情報がある。

すでに、新世界秩序は、ニコラ・テスラの研究を元に、全く今までの
エネルギーとは違う方法で空中はおろか、宇宙へも自由直行出来る航空機を開発している。現在行われ
ているロケットの宇宙開発は人類をあざむくための子供だましのお祭りだというのだ。この計画が本当
に実在するのかはまだまだ疑間が多いのだが、火星には地球ほどではないにしても大気があり、環境は
南極大陸に非常に似ているという。そのために、南極大陸で訓練が行われている。火星探査に使われた
極めて優秀な機器の総額は何と一○億ドル、日本円にして、当時のレートで二兆円にもなろうという膨
大なものである。ところがアメリカの納税者が手に入
れた物と言えば僅かに数枚の不鮮明な写真だった。

『スターウオjズ』とか『二○○一年宇宙の族』などにもこの宇宙基地が既成の事実として出てくる。
サタンは人類が居なければ活躍の場はない。だから彼は必死に人類の一部を終りの破滅から救い出し
て、自分の存続を計っているのかもしれない。彼は人類を破滅させたい、これは神への反逆として基本
のスケジュールである。しかし、例外的に自分の延命のために宇宙空間へ、彼に忠実な一部の人類の脱
出を、新世界秩序に託しているのだろうか。

何ともはや馬鹿馬鹿しい空想の世界だが、『第三の選択』
に関しては笑い飛ばせない何かがある。それは最近でもアメリカの情報として入って来ている。もとも
と、新世界秩序のスケジュールの元になったのはH.G.ウェルズの著作であった。そして彼は、新世界秩
序そのものを空中独裁権という奇妙な名前で呼んでいる。それは空中のテクノロジーを駆使して、世界
を支配する方法である。ステルス航空機、空飛ぶ円盤、人工衛星、スターウオーズ計画(SDI)などを
高度に発達させ、空中から人間を監視し、コントロールし、場合によっては攻撃する。これは決して夢
物語ではない。例えば、すでに船舶、航空機はもとより自家用車に至るまで、位置確認を人工衛星から
の電波を捕らえる事でやるシステムが実行されているではないか。

これが一方通行でなく相互の連絡に
使われるのもそう遠くないことであろう。すでにアメリカでは一九六八年にオムニバス・クライム・コ
ントワール・アンド・セイフ・ストリート・アクションという法律が
出来ている。

これは人工衛星をアメリカ国民並びに他国民の監視に使っていいという承認を与えたもの
である。H.G.ウェルズは空中独裁権の紋章は有翼太腸円盤(図参照)であるとしている。奇妙な事に空
飛ぶ円盤とその搭乗員の〃エイリアン〃にはこの紋章が使われているという。お里が知れるとはこの事
か。この有翼太陽円盤はエホパの証人のラッセルも好んで使っている。

聖書はサタンのことを「空中の
権を持つ君」と呼んでいる。いやになるほど似ているではないか。さて、『第三の選択』だが実は私は
疑問に思っていたことがある。聖書に次のような言業がある。「岩のはざまにおり、高いところに住む
者よ、あなたの心の高ぶりは、あなたを欺いた。あなたは心のうちに言う、『だれがわたしを地に引き
下らせる事ができるか』たとえあなたは、わしのように高くあがり、星の間に巣を設けても、わたしは
そこからあなたを引き下ろすと主は言われる」オバデヤ書3、4 

これは最初の人工衛星ソヴィェトのス
プートニクが地球を回った時、世界中のクリスチャンが思い出した言葉であった。ところがその後の宇
宙開発を見ていると、「星の間に巣を設ける」までにはなかなか至らない。〃世の終り〃が何時かは分
からないけれど、それ にしても遅くはないか。それが私の疑問であった。しかし、『第三の選択』が事実ならそろそろ近いと
言わなければならない。

それにしても聖書は面白い本でしょう一オバデヤは紀元前七○○年ごろの人で
ある。彼が人間は(サタンか?)「星の間に巣を設ける」といっているのだ。科学技術の粋を束めたス
ペースコロニーも聖書によれば〃巣”だそうだ。たとえサタンとその協力者たちが宇笛への脱出を計っ
ても、神は宇宙を越えた存在だから太刀打ち出来るはずもないのである。「第三の選択」オルターナテ
ィブ3は実際にあるのか。これはUF○に劣らない、ミステリーである。

なお、UF○に関してだが、アル
ゼンチンに行っている日本人の話では、アルゼンチンやパラグアイではUF○は日常米飯に見られるそう
だ。その動きは全く従来の航空機とは異なり、ジグザグ、直角ターンなどおよそ不思議な動きをすると
いう。これら南米の国々でUFOが大量に生産されていることは確実である。彼の言葉によると「ジャン
グルの中に突然近代都市があり、誰が住んでいるのか分からない」そうだ。彼はもともとUF○など全く
信じていない種類の人物なので、その証言の信用性が高いのである。UFOは第二次大戦の時から原爆の
製造計画に勝る極秘計画として推進されている。

最 近あまり聞かなくなったのは、すでに実験段階を終り、実戦配備されたからだろう。ここで言うUF○と
はオカルティストたちが言う幻覚的なものではなく、前の本に書いた、イルミナティの世界統一推進の
ためのマン・メイド・フライング・ソウサーの事である。UF○には三種類ある。この人造UF○と幻
覚、そして単なる見まちがい。