#北期群の核は誰のための武器か

もう一つの人口減少の方策にはもちろん戦争がある。核爆弾で一気に数千万、数億人を殺せばいいのだ
ろうが、後始未が大変だろう。今、世界で気になる場所が三つある。旧ユーゴ、ロシア、北朝鮮であ
る。旧ユーゴはどうなっているのだろうか。美しかったであろう、サラエボ、ヘルツユゴビナの都布は
見る影もなく荒廃し、狙撃兵の銃弾が飛び交っている。

国連もECもアメリカもどこか真面目に取り組ん
でいないように見える。私には分からないのだが、何か過去の歴史にどこかから恨みを買っていて、
今、復讐を受けているのだろうかとそんな風に思えてくるのは少し考えすぎだろうか。数か月前のTV
で、双方にイギリストらの雇い兵が雇
われているというのがあった。

一体誰がそんな金を出しているのか。この本の後の章に「東欧は劇的に
人口が滅少する」と言うある研究者の言葉が出てくるが、それはこの状態をも含んでいるのだろうか。
ロシアはどこまで持ちこたえるのだろう。ジリノフスキーという単細砲が権力を握って、中東侵攻を始
めるのだろうか。私のところに来る、別のルートからのささやかな情報でも、今のロシアはまるで終戦
直後の日本のようだ。その情報がごく一般庶民との接点からくるものだけに逆に容易ならざる今のロシ
アが見えてくるのである。人間とはこのような極限状態でも生きて行けるのだなあと思わされる。今
に、きっとロシアは〃冒険的拡張主義〃に乗り出すだろう。

北朝鮮はさらに悪い。もう嘘もつけないほ
ど困窮しているのだろう、それなのに核開発をして核爆弾を持つという。ここで不思議なのはアメリカ
の態度である。イラクの核開発にはあんなに神経質になって対応したのに、北朝鮮にはなんとなく鷹揚
に見える。イラクの場合、イスラエルがあるからあんなにも断国たる処置を取ったのだろう。北朝鮮に
核爆弾があって困るのは日本と韓国だけである。中国は比較にならないほど強力な核兵器がある。アメ
リカには届く手段がない。だとすれば日本と韓国、特に日本をおとなしくさせて
おくためには北朝鮮の核はずいぶん役に立つ道其ではないか。
 

日本と韓国の指導者たちはもちろんこの
事はご存じだろうと思う。両方ともアメリカ軍を駐曾させているから大丈夫と思っているのだろうか。
しかし、それはまた日本がアメリカの言うなりにならなければならないと言う事である。今の日本はま
るで芸者国家だ。且那のご機嫌取りをしなければ生きられない。大和魂も民族の誇りもない。ただ今日
が平和で無事ならいいのだ。私は国家が女性化したときは滅びる時だと思う。イルミナティにとって、
それこそ彼らの願う、世界国家へ向けての民族主義壊滅作戦の成功なのだろう。
 

#全人類を奴隷化するための恐るべき計画

  #一%の人が九九%の富を独占する

陰謀者たちが世界を統一しようとするとき、その方法となるのは社会主義、すなわち共産主義である。
それも、かつてのマルクス主義ではない。もっと徹底したシステム、科学技術を駆使した統治方法であ
る。その参考になるジョージ・オーウェルの『一九八四年』と言う小説がある。読者はぜひこれを求め
られて読まれる事をお勧めする。マルクスはユダヤ人であった。

その本名をモルデカイという。彼はユ
ダヤ人解放のために『共産主義宣言』を書いた。それを書かせパックアッブしたのはイルミナティであ
った。社会主義とは共産主義の別名である。それは全ての人が平等で人権が守られ、健康で文化的な生
活が出来る政治形態であると、ほんの二○年前まで本気で信じていた、ナイーブな人々がいたのであ
る。共産主義とは一握りのエリートと大多数の奴隷という政治形態である。これはイルミナティが目指
す社会の終着点である。イルミナティは世界を統一してこの社会主義を押し付
けようとしている。

これがフイフスディメンションズというコーラスグルーブが〃輝かしい時代が来
る”と美しい声で歌った「アクエイリアス・エイジ」の実態である。世界総奴隷化、これがその〃ニュ
ーェイジ〃の本当の姿である。このためには世界の国々の経済的レペルを一定にしなければならない。
その見事な実験が行われたのがドイツであった。世界に冠たる西ドイツ経済を、世界の水準に近づける
ために、東ドイッと合併させた。

東ドイツを救うためには一○○兆円という金が必要であった。この同
じ民族が、政治形態が違うだけでこのような開きが出来たのである。なにしろ、西と東の違いと来た
ら、あの自動車一つ取って見ても分かろうというものだ。世界中の金持ちのステイタスシンボルたる西
のメルセデス・ベンツやフォルクス・ワーゲンに対して、東のトラパントはポール紙で車体が出来てい
たというのだ。今や西ドイッはその名とともに栄光ある地位を下ろされたのであった。

世界は今後、
一%の人が九九%の富を持ち、残りの九九%の人が一%の富を分け合う事になるだろう。すでにそうな
っているのかもしれないが…。ちなみにアメリカの土地はすでに三分の一が政府のものだと聞いた事が
ある。アメリカは今後、徹底的にやられるだろう。その一つに武器の没収が行われるだろう。その際、
ついでに各家庭の徹底的な調査が
行われるかも知れない。

ソマリアの米軍派遣は、そのための戸別調査の練習になっているという話まで
聞いた。昨年、私は一般のアメリカ人の生活を体験したくてホームステイをさせていただいた。幸い、
富豪でもなく貧困でもないごく普通のアメリカ人の家に迎えられそこで約一週間大変すばらしい日々を
過ごした。アメリカ人は一般に楽天的で親しみのこもった人々である。

何とかして外国のお客さんをも
てなそうとする。ほんの住宅地の道路でも、日本なら国道並の幅がある。その両側に広い庭に仕切ら
れ、整然と並ぶ家々は二階建てはない、二階にする必要がないのだという。しかし、ここで私は全く日
本にないものを二つ発見した。一つは、『お隣りさんは人種が違うという感覚』である。日本の場合、
隣は何をする人ぞで、特に都会などは最近では顔も知らないし、どこで何をしている人か知らなくなっ
てはいるが、少なくともお互いに『日本人』であるという共通点がある。

日本では隣との境に塀を立
て、見えなくするが、アメリカでは塀はあっても低い仕切り程度のものである。しかし、隣は白人、黒
人、黄色人撞のいずれか分からないのであるから、心理的には日本より高い塀があるのではないかと思
った。
 
 

もう一つは軍隊であった。たまたまホームステイ先が軍属だったと言う事を差し引いても、アメリカに
おける軍隊の位置は日本とは比較にならない。私は昭和一五年生まれだからよく覚えていないけれど、
戦前の日本はこんな風だったのではないかと感じるほど、生活の中で軍隊の占める位置が高いのであ
る。ケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダース氏のカーネルとは陸軍大佐という意味だ
が、アメリカでは通常の生活でも相手を軍隊の階級で呼ぶらしいのである。
 

それほど生活の中に軍隊が
無理なく溶け込んでいる訳である。戦後、日本は軍隊を全く排除してしまったが、むしろこのほうが異
常なのである。さて、アメリカは多民族国家である。このような場合、一つの国家としての統制を取っ
て行くのに軍隊およびその訓練における服従心、従属意識が国家としての枠組みを作るのであろう。だ
からアメリカは軍国主義の国であり、至るところに国旗があり、常に国家意識を保とうとしているが、
そうしなければならないからであろう。

しかし、もし国家が邪悪な人々の手に渡り、その人々が軍隊を
便って国民の意識を一定方向に導こうとしたらどうだろうか。軍隊では上官の命令に絶対に従わなけれ
ばならない。これは一種の洗脳である。今、アメリカに自由があるだろうか。自由の国の代表と
されて来たあの国に本当の自由があるだろうか。

いったん国家の安全保証という言葉を使われたら一切
の自由は失われるのではないだろうか。では日本はどうなのだろうか。いつも思うのだが日本と言う国
は豊かなのか貧しいのか
衣食住のうち、衣、食は確かに今や世界の最高水準であろう。しかし、住に関しては貧しいうちに入る
のではなかろうか。そして、住宅はその国の生活水準の極めて大きな要素だと思う。

ちょっとした用事があって靖国神社の近くに行った時、聞いて見た。すると何か一つの神を祭っている
のではなく、明治以後の戦没者を祭っているのだと言う事だった(常識かな?)。その後、記念館のよ
うなものを見たとき私はすっかり動揺してしまった。
 

そこには自殺
強要の証拠物件が並んでいたのである。特攻隊の記念品だった。木製の特攻機。特攻ロケット機桜花。
特攻魚雷回天などなど。中には今のアクアラングのような潜水服で竹竿の先に爆薬をつけて、侵入して
来る敵の上陸用船舶を攻撃すると言う信じられないほど馬鹿げたものもあった。真っ黒な「回天」の鉄
の筒の中に入れられ、蓋に健をかけられ、一人死にゆく若者の心を思うとたまらなかった。
 

そしてそれ
らが美しい言葉で飾られているのを見ると、その様に国民の心を操作し、自分は飽食していた軍や政治
の指導者に対して言い知れぬ憤りを感した。彼らの多くは戦後再び復活している。日本はイルミナティ
もうらやむ、洗脳先進国なのではないのだろうか。ロスチャイルドも惚れ込む国民奴隷化国家だったの
ではなかろうか。もし、反論があるならお聞きしたい。だから奴隷化と言っても戦前の日本や北朝鮮は
すでに〃経験済みの事〃程度ではなかろうかとも思う。世界を統一し、一定のアベレージにして支配す
る。しかし、私はこれは決して長続きする考えではないと思う。

日本の江戸時代のように三○○年とは
持たないだろう。人間はそんな不自由な生活に長く耐えられるものではない。サタンは決して長期的な
視点でこれを見ていない。彼は自分の終りの時が迫っていることを知っているのだ。だから、ただただ

 
破壊し、混乱させ、苦しめ、滅ぽしたいだけなのだ。あの南米ギアナの人民寺院のジム・ジョーンズ
が、自分が癌で死ぬと分かった時、なるぺく多くの人を道連れにしようとしたように、サタンも自分の
滅びの時、一人でも多くの人間を道連れにしたいのだろう。新世界秩序がどういう性格のものかを知る
には、一九九三年四月一九日アメリカのテキサス州ウェコで起こった、ブランチ・ダビデアンの悲劇が
適当な教材である。あの事件は報道されている内容と事実とが大幅に違う典型である。このグループは
初めプロテスタントのセブンスデー・アドベンチストの一派として生まれた。

そしてイルミナティに敵
対したために攻撃目標とされ、まずCIAはコレシュというエイジェントを送り込んだ。彼はこの群れを
狂信的なグループに変えて行った。やがて武器が集められたが、それとて報道されたような重火器は入
っていなかった。アメリカ政府は今後のモデルケースとして、CIA、グリーンベレーその他の部隊を注
ぎ込んだ。三キロメートル以内からは報道陣は完全にシャットアウトされ、攻撃が行われた。もし降伏
を要求すればしたのだがその機会は与えられなかった。さらに奇怪なのは、ほとんど救急車が配置され
なかった事である。初めから皆殺しにする事は明白だった。あらゆる最新兵器が集められ、実験が開始
された。あらかじめ連絡してあった手はず通りに、コレシュや白人のCIAエイジェントは抜け出た。
 
 

この事件の後、コレシュに会ったという目撃者が何人もいる。残りはあのガイアナの人民寺院と同しよ
うに黒人だけであった。完全な破壊が行われ証拠は抹殺された。ブランチ・ダビデアンが正統的なキリ
スト教会から見れば正しい信仰に立っていたとは思えない。しかし、だからと言って、戦車と化学兵器
で叩き潰す必要はなかった。そんな力は彼らには全くなかった。彼らは考えてもいなかった。これが世
界政府に盾突いたものへのやり方である。これはアメリカ史上、まれに見る国家権力による国民虐穀の
事件であった。彼らはいう「新しい世界のためにある程度の犠牲はやむを得ない。それは産みの苦しみ
なのだ」と。こんな情報がうそであってくれたらと私も願う。
 

そしてそんな事は知らなくていいならど
んなに気が楽だろう。さて、こうして彼らの計画は特にアメリカ・ヨーロッパを中心に、着実に、また
最近ではかなり強引に進められている。その作戦の中には実に信じられないような計画があり、さらに
驚くべき事にはそれらはほとんど現在進行中のものなのである。もしこれらの情報が真実なら、我々の
知っている科学とは一体なんなのだろう。我々は人類の文明の進展のどこまでを知らされているのだろ
うか。私は生物学、ロケット工学、気象学、物理学など

の知識がないので今から書く事は専門家から見れば、馬鹿馬鹿しくて話にならないことなのかもしれな
い。出来ればそれらの方々と個人的にお会いして、本当のところを聞いて見たい。しかし、とりあえず
ここにその情報をお知らせしよう。