「蘇るユダ族の獅子、日本:日本人こそ真のユダヤ人? 」 

by エレミヤ


黙示5:5 すると、長老のひとりが、私に言った。「泣いてはいけない。見なさい。ユダ族から出たしし、ダビデの根が勝利を得たので、その巻き物を開いて、七つの封印を解くことができます。」”
 

<目次>
1.終末の鍵は、ユダ族の再興
2.ユダ族の特徴
3.日本には、これらのユダの全ての特徴が溢れている。
4.日本に天皇が存続していることは、神のダビデへの約束、「イスラエルの王座に着く人が、わたしの前から断たれない。」との約束の成就か?
5. 真のユダヤ人と偽ユダヤ人
6. 日ユ同祖論はなりたたない
7. ガセネタに気をつける
8. 日本に神のわざがあらわれない理由
9. 日本すなわちユダヤの民がかたくになり、福音を受け入れないことは前もって聖書に預言されている
10. これから日本、アジアにおける神の働きはどう進むのか?
 
 

<本文>
 

1.終末の鍵は、ユダ族の再興


上記黙示録のみことばでは、ユダ族の獅子、ダビデの根の勝利について書かれています。
これは、第一義的には、ユダ族の出自のイエスキリストに関する預言です。しかし
もう一つの意味あいに関して考えるなら、終末におけるユダ族、すなわちイスラエル12部族の中の
ユダ族の働きについて語っているようにも思えます。

さて、このユダ族は今どこにいるのでしょうか?それを考えてみましょう。
ユダ族の地はユダヤ、その民はユダヤ人と呼ばれています。
ユダヤ人なら、イスラエルの地にいるじゃないかという人もいるかと思います。
もっともな答えです。
普通に考えれば正しい答えなのですが、以下のことを考慮すると正解かどうかはわかりません。

1.)すなわち、どうも中東にいるユダヤ人と称する人々は、偽物らしい。何故なら、人種的には、アブラハムの子孫であるユダ、イスラエルはセム族、すなわち黄色人種、モンゴロイドであるはずなのに、今、ユダヤ人だと称する人々は全くの白人種であり、黄色人種とは似ても似つかない。逆に、「ユダヤ人」の一人、アーサーケストラー著「第十三氏族」によれば、彼らはユダヤとは無関係な人々、黒海近辺のハザールをふるさとに持つハザール人である。

 参考:偽ユダヤ人

2.)逆に聖書は、終末の日、東の地にイスラエル12部族が回復されることを黙示録の
中で予言している。中東ではない。東の地で回復するということ、神への信仰が復活するということ、聖霊の印を受けるということは、すなわち、彼らイスラエル12部族派、終末の日には、
すでに日が上がる方、すなわち東アジア地域に住んでいる、移住している可能性が高い。

さて、上記「ユダ族から出たしし」とは、文字通りの血統について語っていることを知りましょう。何故なら、この預言の最初の成就の時、イエスキリストは文字通り、血統的にユダ族の流れだったからです。
ですから、この預言は、霊的な血統等の話ではなく、文字通り肉体の血筋、血族に関していわれているのです。

さて、肉体の血筋をいうなら、私達は現在ユダヤと自称している人々、すなわち中東のイスラエル国や ニューヨークに住んでいる色の白い人々は本物のユダヤ人ではないことを知っています。
彼等はかつてユダヤ教に改宗した白人種ハザール人の子孫であり、アブラハムが属するセム、すなわち
黄色人種とは全くことなる人種です。また、聖書も彼等をさして、「ユダヤ人だと嘘をついている人々」と語っているように思えます。

さて、彼等がこのように偽ユダヤ人であり、ユダ族とも ダビデの血筋とも何の関係もない人々であるとしたら、それでは一体本物のユダヤ人、すなわち、ユダ族に属する人々はどこにいるのでしょう?

彼等はもう消滅してしまったのでしょうか?そのことを考えましょう。
さて、「失われた10部族説」とはよくきく話です。かつてアッシリアに捕囚された北イスラエル
10部族は今、存在しません。そして、彼等はずっと東に移り、現在は中国を始めとする
アジア地方に住んでいるのではないかと多くの人々がいいます。そして、それらしい証拠もあります。たとえば、中国の漢字には、聖書を由来として作られたとしか思えない多くの文字があります。
たとえば、「男」という漢字は田(耕作地、庭)で力を使うと書きます。
そして、聖書創世記に記してある最初の男、アダムは罪を犯したため、額に汗して作物を耕すようになった、すなわち、畑(田)で力を費やすようになったのです。男という漢字は、この最初の男、アダムの特徴を見事に示します。また、「義」という漢字は、我、すなわち、自分の上に羊を乗せます。
これは、聖書でいう義人について正しく述べたものです。何故なら聖書的には、我々は羊の犠牲の上に、
義とされるからです。

さて、このように中国、韓国等には、イスラエル民族の風習、文化の臭いがするのですが、今私はここで、イスラエル12部族の中の特別な部族、ユダ部族について語ろうと思っているのです。
何故なら、冒頭のみことばは、イスラエル12部族の中の特に「ユダ族」について述べているからです。
参考:失われた12部族

2.ユダ族の特徴


ユダ族は聖書の中で特別な存在であり、その特徴は以下の通りです。

1)エルサレム(平和の教えの意味)の都はユダにあった。

2)神の神殿もユダにあった。

歴代誌第二 32:12 あの主ではないのか。その高き所と祭壇をヒゼキヤは取り除いておいて、ユダとエルサレムに向かい、『あなたがたは、ただ一つの祭壇の前で拝み、その上で香をたかなければならない。』と言ったのだ。

3)神の契約の箱もユダにあった。

4)ダビデ王を起点とした王族もユダ族に属する。

「創世記 49:10 王権はユダを離れず、統治者の杖はその足の間を離れることはない。ついにはシロが来て、国々の民は彼に従う。」

5)ユダ族の特徴、シンボルは獅子である。

「創世記 49:9 ユダは獅子の子。わが子よ。あなたは獲物によって成長する。雄獅子のように、また雌獅子のように、彼はうずくまり、身を伏せる。だれがこれを起こすことができようか。」

6)ユダ族は12部族の中で戦いの先陣を切る民である。イスラエル12部族が戦いに出る時、常にユダが戦いの先陣を飾る。

士師記 1:2 すると、主は仰せられた。「ユダが上って行かなければならない。見よ。わたしは、その地を彼の手に渡した。」

7)他の兄弟、すなわち他の11部族にまさるものとなる。
 

「歴代誌第一 5:2 ユダは彼の兄弟たちにまさる者となり、君たる者も彼から出るのである」

3.日本には、これらのユダの全ての特徴が溢れている。


ユダ族が世界のどこかに残っているなら、その国なり、民族はこれらの条件を満たさなければならないはずです。
そして、結論から、先にいえば、驚くべきことにこれら全てを満たす国がこの世界に存在するのです。そして、さらに驚くべきことがらは、その国、民族とは、何と日本であり、日本人らしいのです。以下簡単に理由を列挙します。
 

1)エルサレム(平和の教え)の都はユダにあった。
->日本の都、たとえば、平安京という名前自体がエルサレム(平安の教え)とのことばと似ている。
また、明日香京の明日香とは、韓国語の「平安」ということば。
藤原京の門はエゼキエル書に示された神の都のように、12ある。
すなわち、日本人の祖先は、エルサレムの都と関係ある人々(すなわちユダヤ人)
である可能性が高い。

2)神の神殿もユダにあった。
->日本の神社の構造は、世界で唯一イスラエルの神殿の構造に似ている。

すなわち、聖書がいう神殿の構造は、一般の人が礼拝する外庭、祭司が礼拝する聖所、
さらにその奥の大祭司のみが年に一度だけ入り礼拝する至聖所の3段階に分かれる。
日本の神社もこれと同じ。すなわち、一般の人が礼拝する境内、神官が礼拝する拝殿、また、
神官も特別な時しか入れない本殿の3構造になっている。このような神殿の一致は、世界のとこにもなく、日本とイスラエルにしかないものである。
すなわち、日本人の祖先は、エルサレムの神殿と関係のある人々(すなわち、ユダヤ人)である可能性が高い。

参考:  聖書の神殿と日本の神社

3)神の契約の箱もユダにあった。

->日本の祭に現れる「神輿」こそ、この契約の箱そっくりの構造である。
神輿にかつぐための横木を通すところ、置くための台を用意するところ、これらは皆聖書に書いてある「契約の箱」に関する記述と一致する。
すなわち、日本人の祖先は、契約の箱を所有していた人々(すなわちユダヤ人)である可能性が高い。
参考:  日本のみこしと聖書の契約の箱

日本のみこしは聖書の契約の箱のように川を渡る。

4)ダビデ王を起点とした王族もユダ族に属する。
->ユダ国の王の特徴は、「王の子が王となる」すなわち、ダビデ以来の王族の血統がめんめんとして継続すること。すなわち、万世一系の王族であること。日本の天皇家こそ、このダビデの王族であるとする
多くの証拠がある。
また、聖書の中で神は、ともしびを消さないこと、すなわち、ダビデの王族の血筋を絶やさないことを約束している。現在に至る迄、天皇家が日本の社会に存在していることは、この約束の成就としか思えない。
もちろん、このような万世一系の王族、2000年以上も続いている王族は、日本の天皇家以外、世界のどこにも存在しない。世界に現在王族が存在している国は30国程。その継続は、長くても十代、二十代程度。120代以上続く、日本の王族、天皇家に匹敵する王族は世界のどこにもない。
すなわち、日本人の祖先は、ダビデ王の血統に連なる王を持つ人々(すなわちユダヤ人)である可能性が高い。
関連: 日本の皇室に伝わる16花弁の菊の紋章は、ダビデ王朝のシンボル!!
      
     聖書は、ダビデの王室が決して途切れないことを約束する

5)ユダ族の特徴、シンボルは獅子である

->日本の神社のシンボル、象徴は、狛犬こと、獅子の像である。
この像は狛犬と呼ばれて入るが、実際は、獅子、ライオンを表したものであることは、一見すればわかる。長いたてがみ、鋭い牙、太く長い爪、その勇猛果敢な顔、これはまぎれもない獅子の像である。イスラエル12部族には、それぞれシンボルがある。たとえば、ダンは蛇を部族のシンボル
とする。
ユダ国のシンボルは獅子であり、それは日本中の神社に満ちている。狛犬には、シ
ルクロードを経て伝えられた中近東の影響が
そのまま具象化している。狛犬のことを日本では、獅子と呼び、めでたい正月には獅子舞がもてはやされる
。すなわち、日本人の祖先は、聖書の中で獅子と呼ばれた部族、ユダの部族の人々(すなわちユダヤ人)である可能性が高い。

図:狛犬とは獅子、ライオンのこと。
 

6)ユダ族は12部族の中で戦いの初陣を切る民である。イスラエル12部族が戦いに出る時、常にユダが
戦いの初陣を飾る。

->不思議なことにこの日本は小さな国にかかわらず、戦いにたけき民である。神風が吹き、世界随一の大国元の大群を2度にわたり撃退した元冦。また、かつて当時の大国、中国(清国)、
ロシアを破った日清日露の戦争といい、日本には、神がかり的な戦争の勝利がある。
また、かつて世界が欧米列強の支配にあった第二次世界大戦前、すなわち、アジア、アフリカのほとんどの国が欧米の植民地となっていた時、敢然として、これらのアジアの同胞、同族の解放を目指し、「大東亜共栄圏」をめざし、
列強に戦いを挑んだのが、このアジアの獅子、日本でした。
この日本の進軍、勝利により、アジアのシンガポール、インドネシア等、白人に支配されていた
国々は独立を果たしたのです。
すなわち、日本の歴史、小国にも関わらず敢然と大国に戦いを挑みしかもその戦いに勝利する歴史は、戦いにたけき部族、ユダ部族の特徴と一致するのです。戦いということを考えるなら、
この日本はアジアのどの国にも勝ってユダ部族の特徴を持った国である。
 
 
 

7)他の兄弟、すなわち他の11部族にまさるものとなる。

日本がアジア諸国の中で、工業、商業、科学等の面において飛び抜けた先進国であることは説明の必要はないでしょう。すなわち、このことばもこの国において、成就しています。
すなわち、「他の兄弟に勝るものとなる」というユダへの預言のことばは、この国、日本において
まさに、成就している。

参考:  日本に残る聖書の民の風習       日本語に残るヘブル語

4.日本に天皇が存続していることは、神のダビデへの約束、「イスラエルの王座に着く人が、わたしの前から断たれない。」との約束の成就か?

 

 
 
 
 
 
 

”1列8:25
それで今、イスラエルの神、主よ。あなたのしもべ、私の父ダビデに約束して、『あなたがわたしの前に歩ん
だように、もしあなたの子孫がその道を守り、わたしの前に歩みさえするなら、あなたには、スラエルの王
座に着く人が、わたしの前から断たれない。』と仰せられたことを、ダビデのために守ってください。”
 

聖書の中で、神はダビデに対して、「イスラエルの王座に着く人が、わたし(神)の前から断たれない。」
すなわち、代々ダビデの王朝が続くことを約束しておられます。
その後、ユダはバビロンに捕囚にされ、王もその国へ連れていかれます。また、
ユダの民も捕囚の後、世界のどこへ消えたかわからない状態が続きます。

しかし、人の側の状況がどうだからだといって、神の約束に変化があるはずはありません。
神が「良いものにも悪い者にも雨を降らせ」と定められたなら、たとえイラクでせっせと
人殺しをする人びとにもやはり雨は降ります。何故なら、神がそう定めたからです。
同じ意味あいで、神が「イスラエルの王座に着く人が、わたし(神)の前から断たれない。」と
ダビデに約束されたなら、その約束はユダ崩壊があろうと、王がバビロン捕囚になろうと、
反故になるはずはありません。

何をいっているのかというと、神が真実で約束を守る方なら、今でもダビデの血筋は続いており、
王族が続いているはずなのです。今でも?そう、21世紀の今でも続いているはずなのです。
神は真実な方でしょうか?もちろん、真実な方です。約束を守る方でしょうか?
もちろん、約束を守る方です。それでは、このダビデに対して明確に語られた約束、
「イスラエルの王座に着く人が、わたし(神)の前から断たれない。」との約束は今、世界のどこで
守られているのでしょうか?

ユダヤ人が住むイスラエルで?否、彼等は王を持っていません。中国の王室?
否、彼等はもう王室を持っていません。また、持っていた時でさえ、全く血筋の異なる王族が争っていたの
で、「万世一系」とはいえません。それでは、
イギリスの王室?それともモナコの王室?否、彼等は長くてもほんの10-20代続いているに過ぎず、
ほんの最近の王室なのです。世界には現在、30程の王室が残っていますが、その中でもっとも長いものでも
10-20代続いているのに過ぎません。
聖書に記されている、ダビデ王朝の末裔に連なろうとするなら、少なくても2000年間、代にして、100代を超える、王朝の歴史を持たなければならない、しかも同じ血筋が続いていなければならないのですが、全世界のどこを探しても、どこにもそんな王朝は見当たりません。

それでは、やはり、神は真実ではなく、また約束を守られない方なのでしょうか?否!否!否!
、神は真実であり、約束を守られる方であり、他でもない私達の国、この日本において、
約束を守り、ダビデの血筋を今でも残しておられるではないでしょうか。

それは他でもない、120代を超え、2600年以上の歴史を誇る万世一系の系統、血筋を誇る、我が国の天皇、ダビデの王朝に限り無く近い、
風習、習慣、歴史を持つ、この王族こそ、神がダビデに約束された、その約束の成就である可能性が高いので
す。くり返しますが、このような王族は世界のどこにも存在しません。

ですから、現在まで、ダビデの王朝が存続する、(日本の皇室こそその王朝である可能性が高いのですが)、
しないとの議論は、神が嘘つきでほら吹きであると主張するのか、それとも神は約束を守る方であるとの立場
に立つのか、その違いともいえます。
 

そのようなわけで、私達クリスチャンはどこかの左がかった人びとに扇動されて、
「天皇反対」などとわけのわからないことを叫ぶ前によくよく考慮が大事と思われます。
まかり間違えるなら、我々は神の計画、約束、みこころに面と向かって反対している可能性があるからです。
 
 
 

5. 真のユダヤ人と偽ユダヤ人


このようにこの日本において、これら「ユダ国の特徴」とされている全てのことがらが
存在していることをどう考えればいいのでしょうか?すなわち、
日本以外世界のどこの国にも、天皇、すなわち、ダビデの王朝は存在せず(王権はユダは離れず)、
また、日本にしか神社、すなわち神の神殿は存在せず、日本にしか神輿、すなわち契約の箱は存在しない、このことをどう考えればいいのでしょうか?
答えは明確であり、一つしかありません。
すなわち日本は紛れもなく聖書でいうユダ国、ダビデの王朝があったあの国の子孫が住んでいた国なのです。そして、これも驚くべきことなのですが、我々日本人こそ、あのユダヤ人、すなわちアブラハム、イサク、そしてダビデ、ソロモンに連なる聖書の中心の民、ユダヤ人の子孫なのです。

そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、しかし、他にどんな理由が考えられるでしょうか?
聖書で書かれている通りの構造を持った神殿は世界のどこにもなく、しかし、唯一日本にある神社のみ、
その構造と瓜二つであるなら、結論として、日本人こそ、聖書でいわれるユダヤ人の子孫であるということに何か問題があるでしょうか?
しかもただ、神殿の一致だけでなく、神輿(契約の箱)、ダビデの血を継ぐ王族(天皇家)、
獅子のシンボル(狛犬、獅子舞)まで、この国にのみあるなら、この日本こそ、聖書のいう
ユダの民の住む国であると主張し、日本人こそその民、すなわち真のユダヤ人であると
主張することは何か、おかしなこと、突飛なことでしょうか?

私たち日本人は、血統的にもアブラハムと同じように、セム族、すなわち黄色人種であり、
生物学的にも、証拠があります。逆に、あの中東、イスラエル国に住む「ユダヤ人であると称して」いる人々は明らかに白人、ヤペテの子孫であり、事実彼らは黒海近辺のハザール地方に住んでいた
ハザール人の子孫です。

参考: 偽ユダヤ人

6. 日ユ同祖論はなりたたない


その意味あいでいえば、「日ユ同祖論」は決して成り立たず、聖書的にいえば、
真のユダヤ人と偽のユダヤ人がいるだけです。

聖書は明らかに終末の日に「日の上る方」で聖霊の印を受ける、イスラエル12部族について語っています。以下の通りです。

”黙示録7:2 また私は見た。もうひとりの御使いが、生ける神の印を持って、日の出るほうから上って来た。彼は、地をも海をもそこなう権威を与えられた四人の御使いたちに、大声で叫んで言った。
3 「私たちが神のしもべたちの額に印を押してしまうまで、地にも海にも木にも害を与えてはいけない。」
4 それから私が、印を押された人々の数を聞くと、イスラエルの子孫のあらゆる部族の者が印を押されていて、十四万四千人であった。
5 ユダの部族で印を押された者が一万二千人、ルベンの部族で一万二千人、ガドの部族で一万二千人、
6 アセルの部族で一万二千人、ナフタリの部族で一万二千人、マナセの部族で一万二千人、
7 シメオンの部族で一万二千人、レビの部族で一万二千人、イッサカルの部族で一万二千人、
8 ゼブルンの部族で一万二千人、ヨセフの部族で一万二千人、ベニヤミンの部族で一万二千人、印を押された者がいた。”

それで、私たちは、この箇所から以下のことが解るのです。

1.) 終末の日には、今所在不明である、イスラエル12部族の存在が判明する。
彼らは日の上がる方、すなわち世界の東、アジアの地にいる可能性がある。

2.) その12部族の中には、単によくいう「失われた10部族」が含まれているだけではなく、ユダ部族も含まれている、彼らの存在も終末に判明、回復する。

3.)その終末の日、ユダ部族が判明、回復するということは、裏返すと、現在、
このユダ部族は、判明していない、回復していない。もっと、はっきりいうと、
その元ユダ部族、またはユダ部族の子孫達は、自分達がユダ部族に属するなどと今は、考えてもいない、
想像もしていない、そういう可能性がある。
いわば彼らは記憶喪失にかかり、自分の生まれた家や親が誰だか解らない人のようであり、民族、国民全体で、そのようなルーツを忘れた民となっている可能性がある。

4.)このように、聖書は終末の日にユダを含むイスラエル12部族が皆、東の地に回復することを語り、逆にそれまでは、その東の地に住む、ユダを含むイスラエル12部族が「自分達がどのような
ルーツを持った民であるかさえ理解していない」ことを暗示する。

「真のユダ部族、イスラエル12部族の人々」は終末まで、自分が何ものかさえ気付かない可能性があるのである。しかし、そのようにいう時、大きな疑問が生じる。すなわち、「それではあの
ユダヤ人だと自分でいう人々、イスラエルや、ニューヨークに住む、ユダヤ人だと言っている人々は何者なのか?」という疑問である。
答えとして、私たちは、彼らこそ聖書、黙示録が以前から語っている
「ユダヤ人だと嘘をついている人々」だろうと思っています。以下のことばはまさに彼らにおいて
成就しているのです。
「偽ユダヤ人などとんでもない」などといっている人々は聖書の主張、ことばに反対し、神のことばを罵っているのだということを知るべきです。

”ヨハネの黙示録 3:9 見よ。サタンの会衆に属する者、すなわち、ユダヤ人だと自称しながら実はそうでなくて、うそを言っている者たち”

そのような訳で私たちはよくいわれる日ユ同祖論はありえないだろうと思っています。
日ユ同祖論とは、日本人とあの色の白いユダヤ人が共通の祖先を持っていると言う主張です。

日本人と、あの「色の白いユダヤ人と称する人々」とが同祖であり、同じ子孫であるということは、横綱「貴の花」と「武蔵丸」が同じ祖先を持っているというようなもので、これはまずあり得ません。
片や典型的な日本人、黄色人種であり、もう一方は、白人系の人種なので人種的にありえないのです。深く考えるまでもありません。逆に「貴の花」と「若の花」なら、ああ、同じ親の血筋だなと理解できます。
こんなことは、子供でも一目でわかります。

逆に頭の良い(と自分で思っている?)人こそ、遺伝子がどうとか、それらしいことをいわれると
ころっとだまされます。他愛のないものです。あの嘘つきの獣の国、アメリカが遺伝子情報を独占しようとし、「遺伝子を国に持ち帰ろうとした」などと難くせをつけて日本の科学者を逮捕したりしています。このことに注目すべきです。
どうも彼らが遺伝子の情報を独占して何か偽りをもくろんでいるような気がします。

さて、それでは何が正しいのか?答えははっきりしており、片方は真のユダヤ人であり、もう片方は、聖書がいう偽ユダヤ人なのです。
そう思えば、話がすっきり理解できます。
 

7.ガセネタに気をつける

このこと、日本にこそ、ユダ部族の特徴が満ちている、日本こそ、失われたユダヤ
民族の全ての特徴があふれていることは事実なのですが、そのことを
正しく語り、指摘する人は少ないように思えます。

何故か?その理由はこのこと、日本人のルーツや、日本の天皇の由来等を調べる時、
ガセネタをつかんでしまうからと思われます。
ガセネタ?すなわち、どこから見ても、ダビデの王族の子孫と思われる天皇家をさして、
「スメラミコト、すなわち、サマリヤの王族だ」などと間違えるようなことを教えたり、
「ミカドとはガド族と関係がある、日本の天皇はガド族と関係している」などと、
色々と惑わすような人々がいるからかもしれません。

しかし、日本のクリスチャンは自分で聖書を読み、自分で調べ、判断するように心がけ、
変なガセネタをつかんで、わけのわからない主張を繰り広げることのないように気をつけましょう。

8. 日本に神のわざがあらわれない理由:

さて、このこと、日本には聖書が語る
ユダ部族の全ての特徴があるということは、私たちに一つのことを教えます。何か?
すなわち、日本には何故神のわざが現れないのかという疑問に対する答えです。
いくら伝道しても、日本にはなかなか聖霊の大雨は来ず、神はこの国を見捨てられたのかという
疑問さえ起きてきます。
何故日本には、このように聖霊の働きが起きてこないのでしょう?
それに関して、もし日本人がユダの民であるとするなら、理由が少なくても一つあります。
その理由とは何か?日本に神のわざがあらわれないその理由は何か?
それは、はっきりしています。もし、日本人がユダヤ人の子孫なら、我々こそ、あの十字架、
救い主イエスキリストを十字架で殺した民族の子孫だからです。
我々がこの大罪、キリスト殺しの大罪を悔い改めないなら、神の聖霊の働きを求めても、その祈りは答えられないでしょう。

黙示5:5 すると、長老のひとりが、私に言った。「泣いてはいけない。見なさい。ユダ族から出たしし、ダビデの根が勝利を得たので、その巻き物を開いて、七つの封印を解くことができます。」”

しかし、もし日本全体に悔い改めが臨むなら、このことを悔い改めた後の日本の働きは大きなものになることが予想されます。そして上記のこのみことばこそ、終末の日におけるユダ族、すなわち、日本から現れる勝利者の働きを
予言しているように思えます。ユダ族の獅子、日本の主につくクリスチャンは終末において、特別な働き、世界的な規模の働きに入る、そのように私には読めるのです。
 

9. 日本すなわちユダヤの民がかたくになり、福音を受け入れないことは前もって聖書に預言されている


”ロマ11:25 兄弟たち。私はあなたがたに、ぜひこの奥義を知っていていただきたい。それは、あなたがたが自分で自分を賢いと思うことがないようにするためです。その奥義とは、イスラエル人の一部がかたくなになったのは異邦人の完成のなる時までであり”

上記「イスラエル(12部族)のかたくなになった一部」とは具体的には
何をさすのでしょう?もし、イスラエル12部族が今、アジアの国々にいるとしたら、
その中で、最もキリストの教えに頑な態度を取りつづける日本こそ、
そうである可能性が高いです。それでは日本はどうなるのか?最後まで福音を受け入れずに終わるのか?
聖書はこう言っています。
 

”ロマ11:23 彼らであっても、もし不信仰を続けなければ、つぎ合わされるのです。神は、彼らを再びつぎ合わすことができるのです。
24 もしあなたが、野生種であるオリーブの木から切り取られ、もとの性質に反して、栽培されたオリーブの木につがれたのであれば、これらの栽培種のものは、もっとたやすく自分の台木につがれるはずです。”

「もっとたやすく自分の台木につがれるはずです。」と書かれています。そのようなわけで、
もし日本がアブラハム、ダビデに連なる民であるとしたら、その時、その救いは、予想に反して速やか、迅速なものであることが想像できます。今、日本に福音が伝わらないと嘆いている
働き人はその日、大城な神のわざを見るようになるでしょう。
またこう書かれています。

ロマ11:26 こうして、イスラエルはみな救われる、ということです。こう書かれているとおりです。「救う者がシオンから出て、ヤコブから不敬虔を取り払う。
27 これこそ、彼らに与えたわたしの契約である。それは、わたしが彼らの罪を取り除く時である。

「イスラエルはみな救われる」とはユダを含む全12部族が救いに与るということです。
ですから、このように聖書は明らかに終末の日のユダ、すなわち日本民族の救いについて
語っているのです。今の日本の現状を見て、不信仰になってはいけません。

何故そういえるのか?それは、たとえ、聖書が書かれてから何千年たとうとも、また、
我々日本人がすっかり何もかも忘れ、自分達がどのような民なのか、神にかつて、そして
今も大いに愛される民であることを忘れきっていたとしても神の方では忘れていないからです。
こう書かれています。

”ロマ11:28 彼らは、福音によれば、あなたがたのゆえに、神に敵対している者ですが、選びによれば、先祖たちのゆえに、愛されている者なのです。
29 神の賜物と召命とは変わることがありません。”

また、日本すなわち、ユダヤ、イスラエルの民の子孫がこのように不信仰になったことは、ある意味、神の深い配慮の中で起きたことなのです。すなわち、この不信仰、不従順のゆえに福音は世界に広がっているのです。こう書かれています。

”ローマ人への手紙 11:11 では、尋ねましょう。彼らがつまずいたのは倒れるためなのでしょうか。絶対にそんなことはありません。かえって、彼らの違反によって、救いが異邦人に及んだのです。それは、イスラエルにねたみを起こさせるためです。”

しかし、福音は全世界に伝わり、今終末になり、今アジアにいるイスラエル、ユダの民へ
その恵みが戻りつつあります。彼ら、特にユダ(日本)が救いに与った後、世界のキリスト教会が
受ける祝福は計り知れないものがあります。以下のことばの通りです。
 

”ローマ人への手紙 11:12 もし彼らの違反が世界の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となるのなら、彼らの完成は、それ以上の、どんなにかすばらしいものを、もたらすことでしょう。”
 

10. これから日本、アジアにおける神の働きはどうなるのか?


聖書的にみて、これから日本はどのような時代を迎えるのか、それを見てみましょう。

a)聖書は明らかに終末の日における「日の上る方」すなわち、アジア イスラエル
民族の回復、聖霊の復興を語っています。現在、韓国、中国等で起きている神のわざはさらに
進むでしょう。

”黙示録7:2 また私は見た。もうひとりの御使いが、生ける神の印を持って、日の出るほうから上って来た。彼は、地をも海をもそこなう権威を与えられた四人の御使いたちに、大声で叫んで言った。
3 「私たちが神のしもべたちの額に印を押してしまうまで、地にも海にも木にも害を与えてはいけない。」
4 それから私が、印を押された人々の数を聞くと、イスラエルの子孫のあらゆる部族の者が印を押されていて、十四万四千人であった。”

”ヨハネの黙示録 16:12 第六の御使いが鉢を大ユーフラテス川にぶちまけた。すると、水は、日の出るほうから来る王たちに道を備えるために、かれてしまった。”

それで、これから大きな聖霊のわざがアジアの国々に起きる事が予想されます。
この働きは全世界に影響を与えます。

b)日本にも神のわざ、聖霊のわざが臨む。すなわち、大きな聖霊復興のわざが、日本の民衆の上に臨む。

”黙示録7:5 ユダの部族で印を押された者が一万二千人”

c)その聖霊の復興のわざの中で、日本はアジアの国々の中でも中心的な役割をなす。
特に終末の啓示を開く際の大きなポイントになる。
 

”黙示5:5 すると、長老のひとりが、私に言った。「泣いてはいけない。見なさい。ユダ族から出たしし、ダビデの根が勝利を得たので、その巻き物を開いて、七つの封印を解くことができます。」”

d)しかし、これらの働きは順調な中で進むのでなく、迫害、異端扱い、妨害の中で進む。
その妨害はこの世の人からも来るでしょうが、しかし、かつて聖書を読む、パリサイ人達がイエス
の働きを妨害したように、聖書を信じるクリスチャンからも来る可能性がある。かつて、イエスの時代、
神の民の住む、ユダヤ、エルサレムはイエスを中心として2分されました。
すなわち、片や真理につくイエスとその弟子。もう一方、聖書の知識はあるものの、真の神からの
啓示を見ることができず、イエス、弟子達を迫害したパリサイ人達。
現在のユダ、すなわち、日本のキリスト教会においても、その区分があるのかもしれません。
 

”ダニエル書 9:25 それゆえ、知れ。悟れ。引き揚げてエルサレムを再建せよ、との命令が出てから、油そそがれた者、君主の来るまでが七週。また六十二週の間、その苦しみの時代に再び広場とほりが建て直される。”

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