60ハルマゲドン計画はどのように組み立てられたのか

聖書は、したがってキリスト教は、「黙示録」のハルマグドン(一般には世界最終戦争と日本語ニ訳されている)に、切っても切れない因縁で絡みつかれている。しかし、日本人のキリスト教徒で、そのハルマゲドンの到来を本気で信じている人が、はたして一人でもいるだろうか。まして、キリスト教と縁のない一般の日本人には、それは他愛もない、考えるだけ時間のむだの絵空事以上のものではあるまい。けれども、見方を変えれば、それは夢幻ではなくて、現実である。ユダヤは、欧米キリスト教圏(日本も含む)の政治経済の実権をほぼ完全に握り、キリスト教そのものも、九割九分までユダヤのコントロール下に置くことに成功した。あとに残るのは、イスラムとアジア、とりわけ、中国の処分である。イスラム、そして中国の内部にもフリーメーソンが植えつけられているらしいが、総仕上げのためには、いわゆる西側障営(欧米と日本)とイスラム、中国陣営の間の戦争にもっていかねばなるまい。いま、旧ユーゴスラビアで起こされている内戦は、このシナリオの序曲ではなかろうか。

旧ソ連軍の核兵器、イスラエルの核兵器、中国の核兵器(イスラムのいくつかの国の核武装も伝えられる)がユーラシア大陸に投入される一。ユダヤ世界帝国指導部は、あるいはイスラエルのユダヤ人人口の一部を新世界秩序(ユダヤを首長とする世界人間牧場)建設のための犠牲にするつもりかもしれない(かつて、第二次大戦時にシオニスト指導部は、ナチス・ドイッ政権と取引きをして、ドイッと東欧のアシュケナジー・ユダヤ人大衆をナチスに殺りくさせるように状況をつくりだし、それを口実として一挙にユダヤの全世界制覇確立にもっていった、という説もある)。

ゴイム(非ユダヤ人)の世界を、破壊と荒廃と絶望の極に陥れたその瞬問に、神(実は悪魔)の選民ユダヤの絶対専制がなされる世界新秩序が浮上し、ゴイムは感動の涙を流して、それを救世主としてあおぎ見る。