52 反キリストのキリスト教徒エクスターミネイテッド

イエスの再臨の前に、反キリストが現われることを「ヨハネの黙示録」は預言している。このことは、聖書を読むすべての者にとって、「常識」でなければならない。この預言を抜きにしたキリスト教信仰やキリスト教理解は、ほとんど無に等しい。しかし、反キリストがこの世に現われて、何をするのだろうか。その日は近いのか。反キリストとなる者は誰か。このような問題を突き詰めて考えてゆくと、キリスト教に縁遠い我々日本人にもキリスト教の真の姿、その全体構造や過去・現在,未来が、そして、キリスト教と我々日本民族との関係も非常によく見えてくる。反キリストが出現すると、イエス・キリストヘの信仰を捨てようとしないすべてのキリスト教徒は、投獄され、また殺害される。ここに、『悪魔の十三力条のマスタープラン』なるものがある。以下に、紹介してみよう。

1 計画の主要目的は単一の世界宗教であるニューユイジと単一の世界の政治的社会的
秩序の確立である。
2・ニューエイジ世界宗教は、神秘的カルト(教団)、魔術、オカルティズム(神秘主義)、道徳の退廃が満開した古代バビロンの偶像崇拝的宗教の復活となるだろう。
3・計画は666の数宇をもつ反キリスト、ニューエイジの救世主が出現して、統一されたニューエイジ世界宗教を指導し、新しい一つの世界秩序をさし示すときに実を結ぷことになる。

4・霊的指導者(悪魔霊)は、人間をニューエイジのなかに組み入れ、ニューエイジの人神=反キリストのために道を直ぐにするだろう。
5、6略
7・ニューエイジの指導者と支持者は、「イエスは神でもなく、キリスト(救世主)でもない」という背教的考えを広めるだろう。
8略
9・キリスト教的原理は権威を失墜させられ、放棄されねばならない。

10、11、12略
13計画に反対するキリスト教徒は処分されるだろう。
必要とあれば、彼らは皆殺しにされ、かくして世界は純化される。

我々日本人には、この「計画」なるものは、日本民族の日常の暮らしとはなんの関係もない、アメリカ製のSF小説にしか見えないかもしれないが、はたしてそんなのんきな事態なのだろうか。