No.3

イスラエル至上主義とユダヤ系を支持する人々

イスラエルの新聞を見てびっくりしたことには、「イスラエル人は誰を殺しても良いが、イスラエル人を殺すことだけはまかりならん」と書いてあった。どこかパレスチナのテロリストたちの発言とにかよっている。ユダヤ教の教えによれば、ユダヤ人は神に選ばれた特別な人間であり、その他の人問はGOY(異邦人)と呼ばれるランクが下の人間となる。同じ新聞にはこうも書いてあった。「ドイッ文明を作り上げたのは、当時のユダヤ系ドイッ人なのだ」

言論は封じられている?

プロ・イスラエルというのは、イスラエルやユダヤ系のやり方を支持・支援する人々のことである。ユダヤ人にかぎらず、色々な民族の中に、このプロイスラエルはいる。アメリカに生活し、また毎日、新聞やテレビ、雑誌などを見ていると、いやでもこの国はプローイスラエルの国だと気づがないわけにはいかない。そして、誰もが知っているはずのこの事実がアメリカでは公表できない。「自由の国アメリカでそんなおかしなことがあるはずがない」と思われることだろう。ところが事実そうなのである。アメリカの自由は、実は制限つきの自由なのである。アメリカのマスコミがユダヤ系に掌握されていることは、先に述べた通りである。そうした状況下のアメリカのマスコミでは、ユダヤ系、イスラエルの政策、プロ・イスラエルの人々に関して、批判的な情報がほとんど報道されないのである。批判や意見、自分たちに都合の悪い情報が出ると、たちまち「反ユダヤ的だ」「反イスラエルだ」とレッテルを貼り、圧力をかけて握りつぶそうとする。このようにして、活字になったり電波にのったりする前に闇に葬り去られる情報は少なくない。

「まさか、そんなバカなことがあるものか」という方々は、アメリカの実情を知らされていないからだ。それは、当のアメリカ人自身も気づかないような所で行なわれている。ことユダヤ系に関しては、アメリカ社会は多くの事柄、真実を隠蔽し、国の内外に広まらないようなシステムになってしまっているのである。私が日本にいたころ、日本の大学でアメリカがプロ・イスラエルの国であるとは、誰も教えてくれなかった。なぜなのだろう。なぜ自由主義の国の間でこれほどに情報や知識がゆきわたらないのだろうが。