S9 自分自身で判断する

キリストは我々クリスチャンが自分自身で判断することを語られました。

ルカ 12:56 偽善者たち。あなたがたは地や空の現象を見分けることを知りながら、どうして今のこの時代を見分けることができないのですか。

12:57 また、なぜ自分から進んで(自分自身で)、何が正しいかを判断しないのですか。

このとき、キリストが「なぜ自分から進んで(自分自身で)、何が正しいかを判断しないのですか。」といわれたとき、その意味するところ、隠れた意味合いは、何故他人の考え、教師や、リーダーの教えをうのみにするのか、自分自身で判断することを放棄するのか、そんな意味合いがあると思えます。

そして事実この当時の神の民の教師や、リーダーたちの判断は間違っていました。彼らは自分たちの目の前に来ている預言されたメシヤを悟らず、正しく判断できず、誤って判断をし、結局は神が遣わしたメシヤを自らの手で殺すような大きな誤りを犯してしまったのです。

そして、このことば、「なぜ自分から進んで(自分自身で)、何が正しいかを判断しないのですか。」とのことばは今の我々に対しても語られていることばです。


今でも我々は、自分自身で考えること、判断することを放棄すべきではありません。残念ながら、今の時代は正統的だ、伝統がある、と自負する教団や教会も
結構間違えた教理をつかんでいるケースが多いからです。

そのような時代に自分で判断する、悟るために何が必要か、といえば、
一つ大事なことは自分自身の目で聖書を読み、神の方法、教理、教えを自分の身をもって身につけることが大事なのです。このこと、聖書の方法、スタイル、神の考え方、実行の仕方などが、聖書を読むことを通して、我々の身についているならおかしな教理を聞いたり、読んだりしたとき、聖霊による判断力がつきます。そしてその誤りを自身で判断することができるのです。

クリスチャンの成長にとって、大事なことは実はそれほど、たくさんのことは
必要ではないようです。簡単にいえば、聖書を自分で数多く読む習慣をつけること、もう一つは祈りの中で、聖霊の声を聞くこと、この2つに集約できるように思えます。


どうぞ、このこと、聖書を自分の目で見ることを身につけ、正しい判断力を神から与えられましょう。次のステップ

タイトルとURLをコピーしました