聖書はかねてから、多くのページを割いて、世の終わり、
終末について預言しています。
終末のことがら、記述はこの時代において、
ますます大事なことがらと思えます。
なぜなら、以前から聖書に預言されていた、終末の
日の出来事や兆候が大いに現れつつあるからです。
それで、ある程度、終末について私たちも知る必要が
あるか、と思われます。
いくつかのポイントを参考までに書きます。
<終末の意味合い>
終末の日は、ノアの日、ロトの日と呼ばれています。
ノアとは、大洪水の日に助かった人の名前であり、ロトは、ソドム、ゴモラの
町が火で滅ぼされた人の名前です。
ですので、世の終わりとは、簡単にいえば、神の怒りの中で、
不従順、不道徳、乱れた歩み、神を認めない、あらゆる不敬虔な人々が、
裁きと罰の中で、滅びる日です。
すべてのことに始まりと終わりがあります。小学校も6年経てば卒業です。
我々が住んでいる今の世も始まりがあり、終わりがあります。
永遠に今の世が続くわけではなく、かねてから神が預言していた、
終わりの時にはすべて終了します。
しかし、それはハッピーエンドではなく、不敬虔な人々が根こそぎ滅ぶ、
恐るべき裁きと罰の日になります。
<獣の国>
黙示録、ダニエル書には、世の終わりに、獣の
国という世界帝国が出現することが描かれています。
この世の人が神を受け入れようとしないので、その報いとして、
今の世は獣の国の圧制、圧倒的な支配の下に置かれるようになります。
獣の国は悪魔の権力の下にあり、あらゆる神への反逆、罪、不道徳が
奨励されるようになります。
<迫害>
獣の国は神を憎み、キリストを憎みます。そして、キリストの教えに忠実に
従おうとする人々は獣の国の支配の下で迫害にあいます。
この時を艱難時代と呼びます。
<背教>
この獣の国の支配の下で教会は背教に入ります。
迫害やら、逆境の中で、クリスチャンの本音が判明し、
多くの人が背教に陥ります。
彼らはキリストを裏切り、反キリストを拝みます。
<キリストの再臨>
正しいクリスチャンがあわや、というとき、キリストの再臨が起こります。
聖書には再臨のキリストは正しく彼を待ち望む人々にとり、感嘆のまととなることが記されています。
2テサロニケ1:10 その日に、主イエスは来られて、ご自分の聖徒たちによって栄光を受け、信じたすべての者の――そうです。あなたがたに対する私たちの証言は、信じられたのです。――感嘆の的となられます。
<天地は焼け溶ける>
世の終わり、またキリストの再臨は正しく彼を待ち望んだ人々には、
希望、正しく報いの与えられるときとなります。しかし、背教のクリスチャン、さらに神を認めようとしないこの世の人にとっては、恐るべき裁き、罰の日となります。
この世の終わり、最後のときに起きることは天も地も焼け溶ける、という
宇宙大の裁き、終焉です。キリストとともに天に挙げられる人々以外、生き残る人などだれもいません。
2ペテロ 3:10 しかし、主の日は、盗人のようにやって来ます。その日には、天は大きな響きをたてて消えうせ、天の万象は焼けてくずれ去り、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。
このように書いているこの記事を見てどう思いますか?ただのほら話、
悪い冗談、脅かしのように思えますか?私が個人の考えを述べたのなら、そう思えても仕方ありません。しかし、これらはまさに聖書に書かれている世界の終わりであり、預言なのです。聖書は預言の書であり、3000以上の未来への預言が書かれた書です。そして今に至るまで外れた預言など一つもなく、みな例外なく成就してきました。ノアの時代には神のいわれたとおり、全世界が洪水で滅びました。ロトの時には前もって語られたように、ソドム、ゴモラの町の全ての人が火で滅びました。その聖書が繰り返し繰り返し世界の終わりの日を警告します。
その日は今までの全ての聖書の成就した預言のように、言葉通りひとつも間違いなく、成就し、実現するでしょう。このように不敬虔な人々、不道徳な人々には恐るべき未来が待っているのです。私たちは歩みをただし、恐れをもって正しい道を求めましょう。次のステップ
