K18 人生でもっとも大事なこと:

私たちの人生の目標、また大事なこととはどのようなものでしょうか。
有名な科学者になりたい、IT長者になりたい、金持ちになりたい、
オリンピックで優勝したい、アイドルになりたい、ミスコンで優勝したい、
玉の輿に乗りたい、色々あるかもしれません。

キリストは私たちの人生においてもっとも大事なこととして以下のようにかたりました。

マタイ16:26 人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。そのいのちを買い戻すのには、人はいったい何を差し出せばよいでしょう

ここでキリストは全世界を一人で征服したり、手中にするより、さらに
大事なこととして、まことのいのちを得ることを語りました。
どういう意味なのでしょうか?考えて見ましょう。

ここでキリストのいわれることばを理解するには、聖書でいうまことの
いのちとか、永遠のいのちということばを理解しなければなりません。
難しくいうなら聖書ならではの死生観を理解する必要性があるのです。

そしてそれはいわゆる一般的な日本人のもつ死生観とは異なります。ですので、
少し説明が必要です。

ここでいうまことのいのち、また永遠のいのちとは、明らかに
我々が今もっている肉体のいのちのことではありません。
なぜなら、このように語るキリストご自身が人間的な言い方をするなら、
自分の命を粗末にしている人だからです。

キリストの生涯、その言動を見るなら、明らかに自分の保身とか、
自分の命を尊ぶということとは無縁の歩みです。

そしてまだ若く33歳で亡くなったのです。ですので、キリストのいういのちとは、この世での命とか、肉体の命ではないと理解できます。それでは何をさすのでしょう?


キリストはまた以下のように語りました。

ヨハネ 12:25 自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。

キリストのいわれたまことのいのちとか、永遠の命とはまさにこのいのちのことなのです。

そしてこれは現在の世界、今私たちが生きている世界のことではありません。
聖書で言う後の世とか次の世といわれる世界のことなのです。
そして、そこで永遠の命を得ること、それがもっとも尊いとキリストはいわれたのです。
そんな後のことなどに何の価値があるのか、今のことがらの方がよっぽど大事だ、そんな意見もあるかもしれませんが、しかし、とりあえず、すべてをご存知の神はそう語り、キリストはそう語っています。
このことばに耳を傾けてください。この件に関してはもう少し徐々に詳しく説明したいと思っています。次のステップ

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