警 告

 
 この原稿を出版する事は危険を伴う。その原稿の執筆者、ウォルター・ホワイト・
ジュニアは一九七八年三月十三日、銃で打たれ、帰らぬ人となつた。私はこれまで命
をかけてきたが、もし数百万人の人々がこの情報を手にしてさえくれれば、私は喜ん
でもう一度同じ事をするだろう。犧牲を顧みず、真理の側に立つ人逹に來る報いは、
私逹の主が悪魔と立ち向かつた時に体驗したに違いない事と似ている。聖書によれ
ば、悪魔が去つた後『天使がやつて來て、御子に仕えた』。私逹は最後の戰いにい
る。『言葉を伝える』ために出來る限りの事をしなければならない…、祈りを含めて
(注三十一)。

 ローゼンタールとのインタビュウで、私はそれが強力な力を祕めていると知り、そ
の内容に関してこれ迄信じて來なかつた多くの人々を目覺めさせ、覺醒させる事に圧
倒的な自信を持つた。ローゼンタール文書が如何に『シオン賢者の議定書』の主題を
確信させる物か興味深い。それはひよつとしたら『個人化された議定書(一九七九年
度版)』と呼ばれているかもしれない 。

 ユタヤ人組織が国際シオニズムの世界共産主義の煽動者であり、キリスト教文明を破壞す
る陰謀を持つていると知らない人逹は余りに無邪気で、余りに無智で私逹が直面して
いる問題を取り扱う事が出來ない。「キリストの遺産」に対して陰謀を企てるキリスト嫌いの
ユタヤ人は、ユタヤを保護し、キリスト教文明を脅かす悪の根源であるユタヤの陰謀家逹の「見
えざる手」を除いては、私逹の国のあらゆる危険に関して話す保守派より何も享受し
ていない(注三十二) 。

 この邪悪な力はヨハネの第二の手紙で默示された「反キリスト」である。ヨハネはこ
ういつている。『御父と御子を認めない者、これこそ反キリストである。』ユタヤ人を保護
するこれらの保守派米国民は、知つていると知つていないとに拘はらず、自分達自身
の国を滅ぼすのを手伝つている。その結果として、ユタヤ人が米国を支配し、
そしてユタヤ人が世界支配を企み、そして私逹が奴隸化されてい
る。私逹は逃れられるのか? 如何にも、只し、もし反キリストのシオニストが分
割し支配するのを手伝つているユタヤ人保護の保守派の人々が真理を学び、受け入れ、
私逹の救い主の忠告によつて導かれるなら、(ヨハネの福音書 第八章四十四節、マ
タイによる福音書 第二十三章十二節など)そして御子以上に分別があると
決して思わなければ、そして私逹の国を救うための戰いで真理を知る
真の米国民と団結するなら、私逹は最も邪悪なキリストの敵の魔
の手から逃れる事が出來る、則ち反キリストユタヤ人から。何故ならこ
れが私逹の国を救う事が出來る数少ない方法の一つなのだから。
 
 この事はユタヤ問題を忘れたり、省いたりする人は誰でも、無智か、或いは恐怖のた
めに牧師、教師、公務員には向かない事を意味する。この事は全ての安全危機とその
忠誠がよその国にある世界統一主義者、大西洋連合計画者、外国人の反キリストシオ
ニストを意味する。そして売国奴の使いと手先の全てはこの国の権力と影響
力のある全ての地位から離し、団結して「真の」米国民によつ
て一掃されなければならない。代りに「警戒にあたる真の米国
民」以外、何者にも管理させてはならない。これが私逹の国が発足し
た時の道であり、それ故、私逹の国が救われる道なのだから。