この裏に、プナイ プリスの意志が働いていたことは疑いえない。このあと、リンカーン暗殺の件で起訴されたベンジャミンはロンドンに脱出し、イギリス法曹界で重きをなした。プナイ・プリスは、開設後四十年、全米に根を張り、一八八五年、ベルリンの第八号結社を皮切りに中欧、東欧、さらに全世界に拡大、一九三○年代までに結社数は四百二十六、団員は約三
十万人、十一の本部(七つはアメリカ、その他ベルリン、ウィーン、プカレスト、コンスタンチノープル、のち上海にも)がこれを統
括した。
英国では、フリーメーソンがすでにユダヤ・ロスチャイルドによって掌握されており、フランスでも一八六八年から一八八○年にわたって、ユダヤのリーダー、アドリフ・グレミドルューがグラントリアン(フランス系メーソン)の首領となったくらいに、メーソンのユダヤ化(ロスチャイルド化)が完予しているので、あえてプナイ・プリスの必要もない。つまリプナイ・プリスは、ロスチャイルド・ユダヤ帝国によるアメリカ支配のための不可欠の道具として組織されたことになる。逆に、この秘密を洞察しなけれぱ、ロスチャイルドのアメリカ征服の事実が見えなくなる。
1 従弟または
2 職人
プルー・ロッジ
3 親方メーソン
4 秘密の親方
5 完全な親方
6 親密な秘書
7 主監と判事
8 建物の管理者
完成のロゾジ 9 選ぱれた9人
10 輝かしい15人
11 選ぱれた崇高な騎士
12 建築の大統梁
13 (エノクの)ロイヤル・アーチ
14 完成のスコゾトランド騎土
15 東方または剣の騎士
16 エルサレムの王子
17 東西騎士
18 パラ十字
19 大司教
20 崇高な大棟梁
21 ノアの末寄
22 レバノンの正
23 ユダヤ神殿の長
24 ユダヤ神殿の王子
25 青銅の蛇の騎士
26 慈悲の正子
27 殿堂の†指揮官
28 大陽の騎上
29 聖アンドリューの騎士
30 コダシュの選ばれた大騎士
31大審問長官
32 王者の秘密の崇高な王
33 最高大総監