ロスチャイルド帝国のアメリカ支配

ロスチャイルド帝国は、一八三七年、オーガスト,ベルモントをアメリカに派遣した。彼はニューョークにとどまり、一八五六年には、アノリカの民主党党首にまで昇りつめている。次に打たれた手が、ユダヤ人のみのフリーメーソンの組織として、プナイプリス(第二章に前述)をアメリカに創設することであった。バルーク・ロスチャイルドが、プナイ・プリスの勢力拡大のために大規模な人集めを行なった(『ユダヤの告白』)。プナイ・プリスのアメリカ解体と乗っ取りの謀略が開始されたのだ。その謀略は、例によって一見互いに闘争しているかのようにみえる二つの陣営を、裏で操る手口である。すなわち、一方は、黒人奴隷制の土に立つ南部の綿花関係の業者の利益を代表する南部連合、他方は、北部の奴隷制廃止を唱えるグループ。ここに南北戦争が起こる。プナイ・プリスは、南部連合にはジュダー・P‐ベンジャミン(上院議員、南部連合の司法長官、陸軍長官、国務長官)を送り、北部では、一前出のオーガスト・ベルモントを送った。南北戦争(一八六一〜五年)で北軍の勝利が確定的となるや、南部連合大統領デービスと、国務長官ベンジャミンの署名入りのリンカーン殺害命令書を発令、リンカーン暗穀が実行された。

この裏に、プナイ プリスの意志が働いていたことは疑いえない。このあと、リンカーン暗殺の件で起訴されたベンジャミンはロンドンに脱出し、イギリス法曹界で重きをなした。プナイ・プリスは、開設後四十年、全米に根を張り、一八八五年、ベルリンの第八号結社を皮切りに中欧、東欧、さらに全世界に拡大、一九三○年代までに結社数は四百二十六、団員は約三
十万人、十一の本部(七つはアメリカ、その他ベルリン、ウィーン、プカレスト、コンスタンチノープル、のち上海にも)がこれを統
括した。

英国では、フリーメーソンがすでにユダヤ・ロスチャイルドによって掌握されており、フランスでも一八六八年から一八八○年にわたって、ユダヤのリーダー、アドリフ・グレミドルューがグラントリアン(フランス系メーソン)の首領となったくらいに、メーソンのユダヤ化(ロスチャイルド化)が完予しているので、あえてプナイ・プリスの必要もない。つまリプナイ・プリスは、ロスチャイルド・ユダヤ帝国によるアメリカ支配のための不可欠の道具として組織されたことになる。逆に、この秘密を洞察しなけれぱ、ロスチャイルドのアメリカ征服の事実が見えなくなる。

 
1 従弟または
2 職人
プルー・ロッジ
3 親方メーソン
 4 秘密の親方
 5 完全な親方
 6 親密な秘書
 7 主監と判事
 8 建物の管理者
完成のロゾジ 9 選ぱれた9人
 10 輝かしい15人
 11 選ぱれた崇高な騎士
 12 建築の大統梁
 13 (エノクの)ロイヤル・アーチ
 14 完成のスコゾトランド騎土
 15 東方または剣の騎士
16 エルサレムの王子
 17 東西騎士
18 パラ十字
 19 大司教
 20 崇高な大棟梁
 21 ノアの末寄
 22 レバノンの正
 23 ユダヤ神殿の長
24 ユダヤ神殿の王子
 25 青銅の蛇の騎士
 26 慈悲の正子
 27 殿堂の†指揮官
 28 大陽の騎上
 29 聖アンドリューの騎士
 30 コダシュの選ばれた大騎士
31大審問長官
 32 王者の秘密の崇高な王
33 最高大総監