No.11

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プロトコール 七
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    軍事力増大と警察力強化の目的。世界中に騒乱と混乱と敵愾心を。戦争と全
      界戦争によってゴイムの反対を抑制する。機密保持は政治における勝利
      を意味する。新聞と世論。アメリカ、支那、日本の火砲。

 軍事力増大と警察力強化「「この二つを欠いては、前述の計画を完成させることは
全くできない。われわれの到達目標は、われわれを除いては、世界のすべての国家に
は、プロレタリアート群集とわれわれの利益に奉仕する少数の百万長者と、警察官と
兵隊たちだけがいればよろしい。
 ヨーロッパ全土、また、ヨーロッパとの関係を通じて他の大陸にも、われわれは騒
乱と混乱と敵愾心を起こさなければならない。そのことは、われわれにとっては二重
の利益がある。まず第一に、すべての国々を抑制できる。われわれが意のままに混乱
を作り出し秩序を回復する力を持っていることは、よく知られているからである。


れらすべての国々は、われわれには圧政に欠かせない力があることを見慣れている。
第二に、われわれは策謀を駆使して、政治的手段により、経済条約あるいは借款協定
により、すべての国々の内閣の内部に伸ばしてあった糸という糸をもつれにもつれさ
せるであろう。このことを成功に導くためには、われわれは交渉協定締結の際に狡猾
さと洞察力とを発揮しなければならないが、いわゆる「表向きの言葉」を使うときに
は、心とは裏腹に正直従順を装おい続ける。このようにして、ゴイムの個人や政府は、
われわれが見せてやることなら何でもうわべだけを見るように躾けられているので、
われわれを恩人とか人類の救世主と思い続けるのである。
 

 われわれに反抗する国がある場合は、その隣の国から戦争を仕掛けさせ、反逆行動
をことごとく叩き潰す位置にいなければならない。しかし、その隣国も束になって反
抗するならば、その折にはわれわれは世界戦争という手段に訴えて対抗しなければな
らない。

 政治上で成功を収める根本原則は、企図を秘匿するにある。外交官は言行一致して
はならないのである。
 ゴイムの政府は、すでに完成の域に達しつつある、われわれが練り上げた大規模な
計画に沿うように行動させなければならない。何によってかといえば、いわゆる「強
国」と称する手段を使い、ひそかにわれわれが吹き込んだ世論というものによってで
ある。「強国」「「それは新聞である。その中には、ごくわずか例外はあるが、すで
に完全にわれらの手中にある。
 ヨーロッパにおけるゴイム政府を統制する政策を一言に要約すれば、一国をテロ攻
撃してわれらの強力さをすべての国に見せつけることにあり、もしもわれわれに対し
て総決起することでもあれば、われわれはアメリカ、支那、日本の火砲を向けさせて
応戦するだろう。