この教義を普及した一派が、新約聖書(福音書)において、イエスによって激烈に批判されている「パリサイ派」である。今日までユダヤ民族を指導しているのは、「タルムード」を大原埋とするこの「パリサイ派」の流れである。「タルムード」によれば、ユダヤの世界征服が実現するとき、大いなる戦争が起こる。そしてゴイムの三分の二は滅亡する。その結果、ゴイムの富は全部ユダヤ人の手に帰するという。ユダヤ王(メシア)の富を収容する倉庫の鍵だけでも三百頭の馬に負わせる荷物となるはど膨大であろう。ユダヤ人の、もっとも卑賎な者でも、一人につき、二千八百人の奴隷を所有するであろう。などと述べられているという。これは、その場かぎりの放言でも、ホラでもない。タルムードはパリサイ派ユダヤ教徒の絶対の律法である。ちなみに、パリサイ派とは、ヘプライ語で、時別の者、という意味である。タルムードは、ユダヤ人に対して、「全世界のすべてのゴイムをして、その全財産を失わしめる」ことを、最終目的として課している。ロックフェラ−一族の途方もない強欲で無道な行動は、このタルムードの目で見なければ、到底、埋解することができない。