アメリカ映画は、第一次大戦後の数十年間、ユダヤ世界帝国の宣伝謀略戦の主要武器として活用された。映画の企画段階でも、国際ユダヤの指導部の意志が働いている。その最たるものの一つが、ユダヤ白色人種の植民地政策を美化肯定する一連の「外人部隊」の映画(『モロッコ』『外人部隊』『地の果てを行く』『忘却の砂漠』『望郷』などのユダヤ・フランス、アメリカ映画)であった。そうした映画は、白人軍は優れた武器と戦術によって永遠に原住民の支配者であることを承服させる効果を与える。
一九四○年のRK○映画『ガンガディン』(インド占領英国軍の武勲をたたえ、ガンガディンというインド人の下僕の英国への思誠を謳う)、パラマウントの『大平原』(アメリカ、ユニオン・パシフィック鉄道の建設が、有色人種労働者の犠牲のうえになされた事実を捏造するユダヤ・白人の宣伝映画)などは特
筆に値する。そのほか、フロイトの汎性欲説に基づくポルノ映画。また、男性対女性の分裂闘争を扇動し、家庭と民族の破壊を狙う映画。これはユダヤ映画の主調音の一つだ。夕−ザン映画は、有色人種と野獣を同居させる。そしてこのなかに一人入っている白色人種は高貴な人類として扱われる。一九三五年、ユダヤ人ザナックが製作した『ロスチャイルド』は、アメリカがユダヤ帝国であることを満天下に宣言した、ロスチャイルド賛歌である。