『プロトコール』は、二十四の項目からなり、ユダヤの最終目的(ユダヤ世界帝国の実現)に向かって、@何が成し送げられたか、そして、Aこれから何がなされねぱならないか、について、ユダヤのごく限定された指導層に対して配布されたもののようだ。それだけに、いっさいの修辞抜きで彼らの本音が令面展開されている。たとえば「ゴイム(非ユダヤ人)は羊の群れで、我々は狼のようである」(十一議定)とされているが、ユダヤの家畜の群れとみなされている我々非ユダヤ人からすれぱ、この文書はまったく貴重なものだ。我々の現在およぴ将来のご主人さまが、我々ゴイムをどんなふうに観察し、どのように飼い慣らしていくつもりなのか、そのプログラムがなんの遠慮もなしに、赤裸々に語られている。アメリカのユダヤ研究家フライは、『プロトコール』の著者は、帝政ロシアのオデッサ市に住んでいたユダヤのリーダー、アハド・ハーム(本名アッシャー・ギンスベルグ)ではないか、と推定している。我々(ユダヤにいわせれぱ、ゴイム=豚)は、彼らのこの「本音」を十二分に知っておかねぱならない。
『プロトコール』の語るものは、「あらゆる人類の秩序およぴ国家権力をせん滅し、もって無制限の権力を有する(ユダヤ人による)一つの新世界権力を建設せんとするにある」(ヘンリー・フォード、一九二○年)のであり、ここに展開されている「全計画の敵手とするところは、…・『非ユダヤ人』と称されている世界国民である」(同)のだ!