古代から、ユダヤは情報を戦争の武器として操作してきた。アルビン・トフラーという現代の代表的なユダヤ・ジャーナリストは、その新著『パワー・シフト』において「権力の重点が、暴力から富（カネ）ヘ。そしていま、情報へ移行しつつある」と述べているが、これはつまり、二十世紀は、金と情報を握るユダヤの世界帝国の完成する時代である、と予告しているわけだ。ユダヤにとって、マスコミは厳正な事実を報道する機関ではない。新聞、雑誌、出版物は、ユダヤの最終目的に向かって世論を操作するための武器であり、ユダヤ人ジャーナリストは、ユダヤが敵である非ユダヤ人に仕掛ける情報戦争の失兵なのである。ロスチャイルド王朝は、一九世紀なかぱ、この情報戦争において、新しい布石を打った。それが百数十年にわたって国際通信界に君臨している、ロイター通信社の設立（一八五八年）である。創立者、ポール・ユリウス・ド・ロイター男爵は、英国帰化ユダヤ人なのである。また、アメリカのAP（一八四八年）、UP（一九○七年）も、フランスのアヴァス通信社（一八二五年）も、ユダヤの支配下にある。
英米仏の主要な新聞は、百パーセント、ユダヤに所有され、アメリカでは「ニュース・ペーパ−」に非ずして、「ジュース（ユダヤ）・ペーパー」であるともいわれる。第二次大戦前、「ユダヤは世界の言論機関の八十パーセントを把握している」と豪語していた。一九世紀後半に、ユダヤはゴイム大衆を洗脳する全世界的な文化工作に乗り出した。彼らの文化工作の目的は、ゴイムを精神的にユダヤの家畜として飼い慣らし、征服の下地をつくることである。そして、この文化工作の新戦術として〃三S（スクリーン、スポーッ、セックス）政策〃が採用された。三S政策の中心に据えられたのは映画産業である。なかでも、その主要な舞台となったのはアメリカであった。米国の映画・演劇界にユダヤが介入し始めたのは、一八八一年といわれる。それからわずか十年後にはユダヤが全米の映画・演劇を支配し、セックス第一のドラマに堕落させ、舞台芸術は一
夜にして商品と化したという。
ここにハリウッド、プロードウェイが誕生する。セックス戦略のためには、ユダヤは彼らのインテリのなかからフロイトを起用し、その「汎性欲説」なるものを売り出した。スポーツ、ことに「オリンピック」もまた、ユダヤ戦略の一翼を担っていることは明白だ。