ゴイムの秩序を破壊する武器だったプロレタリア革命

ユダヤは、敵としてのジェンタイル(異教徒、非ユダヤ)の陣営を破壊しなければならない。彼らは破壊の武器を続々とつくりだし、送り出した。そして、役割を果たしたものは葬り去り、さらに新たな武器を発明する。この二百年の間、彼らの役にたった武器の最大のものが、ユダヤ人であるマルクスの共産主義埋論である。すでに、マルクスの同時代人であるロシアのアナーキスト革命家、バクーニンがこの秘密に気ずいている。共産主義革命家マルクスは、実はロスチャイルド・ユダヤ王朝の工作員、エ−ジェントの一人であったのだ。いや、単に一人マルクスのみならず、ユダヤ民族そのものが、金持ちは金の力で世界支配を、下層階級はプロレタリア革命運動の力で世界支配を、という表と裏の二面作戦でユダヤ世界帝国のために闘ってきたのだ。事実、共産主義・社全主義運動は、一八六二年の第一インターナショナル準備会以来、第ニインターナショナル(一八八九年)、第三インターナショナル(一九一九年)と、いずれもほぼ完璧
にユダヤ人によって独占的に指導、支配されている。

マルクス主義革命埋論の前身は、一七七六年、ドイツ(バイエルン)のプァイスハウプトによって創設された秘密結社「イルミナティ」(啓明会、光明結社などと訳されることも多い)である。欧米の一部の人々は、このイルミナティを近代世界のすべての悪の根源であるかのようにみているが、これは当たらない。それは、ユダヤによるゴイムの秩序を破壊する鋭利な武器としてつくられ、機能しただけのことであろう。マルクスとエンゲルスの『共産党宣言』は、ヴァイスハウプトの埋論の焼き直しであり、共産主義者同盟の黒幕は、イルミナティの後継組織である「人間同盟」であったのだ。レードクリフ博士の暴露した、一八六九年のプラーグ演説では、「あらゆる不平、あらゆる革命を援助すること。なんとなれば、これは我が資本を増大し、しかして我々を目的に按近せしむるものである。他の国民は漸次イスラエル人の奴隷となるであろう。この目的を速やかに達成するためには、自ら貧困者の運命の改善を課程としているところの、社会運動者のいずれかと謀ることが必要である」と、彼らの本音を露呈している。カール・マルクスこそ、まさにこのユダヤの革命利用戦略の第一人者であったのだ。