反キリストは、アメリカにより、擁立される



聖書は、終末の日におきる反キリストは獣の国の権力と、権威の下で、擁立されることを語る。以下のとおりである。

黙示録13:11 また、私は見た。もう一匹の獣が地から上って来た。それには小羊のような二本の角があり、竜のようにものを言った。


13:12 この獣は、最初の獣が持っているすべての権威をその獣の前で働かせた。また、地と地に住む人々に、致命的な傷の直った最初の獣を拝ませた。


13:13 また、人々の前で、火を天から地に降らせるような大きなしるしを行なった。


13:14 また、あの獣の前で行なうことを許されたしるしをもって地上に住む人々を惑わし、剣の傷を受けながらもなお生き返ったあの獣の像を造るように、地上に住む人々に命じた。


13:15 それから、その獣の像に息を吹き込んで、獣の像がもの言うことさえもできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた。



上記聖書中、「小羊のような二本の角を持つ獣」とは、キリスト教会をあらわすたとえである。

この日、キリスト教会は神に従わず、獣のいうことを聞くようになっており、自ら獣となっている。そして、

その獣、キリスト教会は、「最初の獣が持っているすべての権威をその獣の前で働かせた。」すなわち、最初の獣である、アメリカの権威の下で、教会がクリスチャンに対して、反キリスト礼拝を強要したり、することがわかる。そして、その果てには、「獣の像を造るように」人々の命じるようになるのである

獣の像ということばも、たとえを用いた表現であり、それは反キリストという個人を指す表現である。すなわち、ここで描かれていることは、全世界のキリスト教会が獣の国、アメリカの支配の下で、獣化し、結果、反キリスト擁立、反キリスト礼拝をも積極的に行うようになる、という未来の図描かれているのである。

かつての日、反キリスト的なフランス革命の日には、教会は率先してキリストを裏切り、理性の神なるルシファー礼拝に加担した。同じことが終末の日に再現するようになると思われる。

<全世界の教会は獣の国の権威の下に統合され、支配され、獣化する>






教会の背教

世界のキリスト教会は以下のことばのように、いずれ背教し、キリストを追い出すようになる

2テサロニケ2:3 だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現われなければ、主の日は来ないからです。


教会の教理は崩壊しその土台である、使徒や、預言者さらにキリストの教えも取り除かれる:


マタイ24:1 イエスが宮を出て行かれるとき、弟子たちが近寄って来て、イエスに宮の建物をさし示した。


24:2 そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「このすべての物に目をみはっているのでしょう。まことに、あなたがたに告げます。ここでは、石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」


イエスがここで預言しておられる、終末の日に起きる宮の崩壊とはエルサレムの宮の崩壊ではない。何故なら、かつての宮は西暦70年にローマにより、崩壊させられ、今は宮はその地には残っていないからである。既に崩壊した宮を再度崩壊させることなどできない。従ってこのことばは、終末の日にたとえにおいて成就すると考えられる。それは、具体的には、物理的な宮ではなく、祈りの宮としての教会の崩壊、教理崩壊、を預言したものと理解できる。宮の土台とはコンクリートや、岩石ではなく、それは、以下のみことばの通り使徒、預言者、キリストのことである。


エペソ2:20 あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。


2:21 この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、


2:22 このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。


このこと、教会がキリストを裏切る、背教する、などということは今の時代においては考えられないかもしれないが、このことは、アメリカの強制、圧倒的な支配、さらに法律による罰則により、実現する。

かつての共産主義の国においても、教会は妥協し、反キリスト的なものと変質した。それは、

共産主義の武力、権力の中で実現した。同じことが、終末の日にアメリカ、獣の国の圧倒的な武力、権力、罰則の下で、行われる。


<キリストはペテン師、嘘つきであるとされ、キリストを信じ続けるものは世界中から憎まれる>


今アメリカで起きている反キリスト的な動きはさらに加速し、いずれ、

正しく聖書を信じ、キリストを主とあがめる人々は、カルト扱いされるようになる。

それは、以下のみことばの成就である。また、キリスト個人に対するあらゆる非難、冒涜、

攻撃が激しくアメリカ主導で起きるようになる。キリストに関して書かれた福音書の記述は否定され、

インチキ、ペテン師呼ばわりが起きてくる。いずれ、キリストを擁護する人々がカルト扱いされる日が来る。


マタイ24:9 そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。


24:10 また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。




ダビンチコードの様にキリストの史実を否定する本や、論議が次々と起きてくるようになる



初降臨の日、キリストは神の民であるユダヤの人々に裏切られ、ののしられ、逮捕され、命を奪われ、十字架で殺害された。このことは、神の民の都であるエルサレムに起きたことである。同じことは終末の日に、新約の神の民のキリスト教会において再現する。以下の黙示録の十字架はその日を預言する。再度、キリストは新約の冒涜、背教の神の民の間から、追放され、十字架に付けられるのである。


黙示録 11:8 彼らの死体は、霊的な理解ではソドムやエジプトと呼ばれる大きな都の大通りにさらされる。彼らの主もその都で十字架につけられたのである。



<反キリストを礼拝しないクリスチャンは殺される>

上記黙示録に「その獣の像を拝まない者をみな殺させた。」と書かれているように、

獣の像、すなわち、反キリストという一個人を拝まないクリスチャンはみな、殺されるようになる。

クリスチャンの信仰が試されるときとなる。

他の黙示録の箇所もこのことを語ってる。


黙示録 20:4 また私は、多くの座を見た。彼らはその上にすわった。そしてさばきを行なう権威が彼らに与えられた。また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。彼らは生き返って、キリストとともに、千年の間王となった。


したがって、艱難時代の日には、殉教が起こる。しかも首を切られるようになる。

そして、この首をはねられるとの表現とアメリカ強制収容所で復活するギロチンとは、

まさしく、符合している。


このこと、正しいクリスチャンが、獣の像、すなわち、反キリストを拝まないために、

苦難を受ける日の型は以下のダニエル書の記述である。


ダニエル3:1 ネブカデネザル王は金の像を造った。その高さは六十キュビト、その幅は六キュビトであった。彼はこれをバビロン州のドラの平野に立てた。


3:2 そして、ネブカデネザル王は人を遣わして、太守、長官、総督、参議官、財務官、司法官、保安官、および諸州のすべての高官を召集し、ネブカデネザル王が立てた像の奉献式に出席させることにした。


3:3 そこで太守、長官、総督、参議官、財務官、司法官、保安官、および諸州のすべての高官は、ネブカデネザル王が立てた像の奉献式に集まり、ネブカデネザルが立てた像の前に立った。


3:4 伝令官は大声で叫んだ。「諸民、諸国、諸国語の者たちよ。あなたがたにこう命じられている。


3:5 あなたがたが角笛、二管の笛、立琴、三角琴、ハープ、風笛、および、もろもろの楽器の音を聞くときは、ひれ伏して、ネブカデネザル王が立てた金の像を拝め。


3:6 ひれ伏して拝まない者はだれでも、ただちに火の燃える炉の中に投げ込まれる。」


この日、バビロン王の建てた像を拝まないものは、皆殺されるとの

命令が出たように、終末の日にも獣の像、すなわち、反キリストを拝まないものは殺されるとの法律が発せられるようになる、と想像できる。





獣の像を拝む


<反キリストは、キリストを追い出してその王位につく>

テサロニケの手紙は以下の様に反キリストに関して表現している。

第2テサロニケ 2:3 だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現われなければ、主の日は来ないからです。


2:4 彼は、すべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分を高く上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します。


神の宮とは、すなわち、新約における教会のこと、また、教会の神はすなわち、キリストである。

従って反キリストはキリストを追い出し、その座につくわけである。

このことは、アメリカの全世界支配、強制、圧迫の中で、実現する。

アメリカ、獣の国を象徴する人物がキリストの座につくようになるのである。



<迫害は全世界に及ぶ>

獣の国や反キリストによる、正しいクリスチャンに対する迫害は、局地的なものではなく、逆にそれは、全世界に及ぶ。以下のことばの通りである。

黙示録 3:10 あなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。


主ご自身も福音書において、終末に関する一連の警告のあと、それは、「一部の人」ではなく、全ての人への警告であることを述べている。以下の通り。


マルコ 13:36 主人が不意に帰って来たとき眠っているのを見られないようにしなさい。


13:37 わたしがあなたがたに話していることは、すべての人に言っているのです。目をさましていなさい。」




反キリストを拝まないものは投獄、迫害、殺害される。



<反キリストが教会の王となる期間は3年半である>

聖書は反キリストが、教会の神として君臨する日を預言するが、しかし、それとともに、その期間は限られており、3年半の間であることを預言する。以下のことばの通りである。



ダニエル7:25 彼は、いと高き方に逆らうことばを吐き、いと高き方の聖徒たちを滅ぼし尽くそうとする。彼は時と法則を変えようとし、聖徒たちは、ひと時とふた時と半時の間、彼の手にゆだねられる。


ダニエル8:13 私は、ひとりの聖なる者が語っているのを聞いた。すると、もうひとりの聖なる者が、その語っている者に言った。「常供のささげ物や、あの荒らす者のするそむきの罪、および、聖所と軍勢が踏みにじられるという幻は、いつまでのことだろう。」


8:14 すると彼は答えて言った。「二千三百の夕と朝が過ぎるまで。そのとき聖所はその権利を取り戻す。」


ダニエル12:7 すると私は、川の水の上にいる、あの亜麻布の衣を着た人が語るのを聞いた。彼は、その右手と左手を天に向けて上げ、永遠に生きる方をさして誓って言った。「それは、ひと時とふた時と半時である。聖なる民の勢力を打ち砕くことが終わったとき、これらすべてのことが成就する。」



ダニエル12:11 常供のささげ物が取り除かれ、荒らす忌むべきものが据えられる時から千二百九十日がある。


12:12 幸いなことよ。忍んで待ち、千三百三十五日に達する者は。


12:13 あなたは終わりまで歩み、休みに入れ。あなたは時の終わりに、あなたの割り当ての地に立つ。」



黙示録13:5 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。



黙示録12:6 女は荒野に逃げた。そこには、千二百六十日の間彼女を養うために、神によって備えられた場所があった。



聖書は繰り返し繰り返し、艱難時代は期間が定まっており、それは、3年半であることを表現を変えて述べている。それは何故か?それは、いざ艱難時代に入ったとき、正しいクリスチャンが絶望することがないためである。人は期限のない、苦難に耐えることは難しい。まして、艱難時代になり、世界の全ての人が、キリストを否定し、非難し、また、公の教会の人々がみな、獣の像(反キリスト)を拝むようになったとき、回りを見て、絶望し、キリストを否定する多くの人が出ると思われる。

しかし、人は期限のある、試みには、耐えられる可能性がある。聖書は艱難時代はやってくるが、しかし、その期間は定まっており、それは、3年半であると繰り返し、繰り返し、語る。従って、我々は艱難時代は来る、しかし、その期間は定まっていると理解するのが正しいのである。

3年半の艱難の期間の後、何が起きるのか?それは、勿論キリストの再臨である。その日、主は現れ、彼を待ち望むものにとって、感嘆のまととなるのである。以下のことばの通りである。

2テサロニケ1:10 その日に、主イエスは来られて、ご自分の聖徒たちによって栄光を受け、信じたすべての者の――そうです。あなたがたに対する私たちの証言は、信じられたのです。――感嘆の的となられます。

<反キリストが擁立されたとき、クリスチャンは、背教の教会から脱出するべきことを聖書は語る>



以下の様にその日、反キリストが出現した日すなわち、荒らす憎むべき者が聖なる所に立つことに関しては、「読者はよく読みとるように」との特別な注釈までついている。従って、これらの記述はたとえであり、教会に反キリストが擁立され、キリストの代わりに神として君臨する日を預言していると理解できる。その時大事なこととして、山へ逃げるよう、家に入らないよう、警告している。ルカの福音書では、いなかにいる者は都に入らないよう、警告している。これらの意味合いは何か?

家、都はみな、教会のたとえであり、背教の教会から、脱出することがたとえで語られている、と理解できる。公の教会を出、地下教会に留まることが語られているのである。

マタイ24:15 それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの『荒らす憎むべき者』が、聖なる所に立つのを見たならば、(読者はよく読み取るように。


24:16 そのときは、ユダヤにいる人々は山へ逃げなさい。


24:17 屋上にいる者は家の中の物を持ち出そうと下に降りてはいけません。


24:18 畑にいる者は着物を取りに戻ってはいけません。


24:19 だが、その日、悲惨なのは身重の女と乳飲み子を持つ女です。


24:20 ただ、あなたがたの逃げるのが、冬や安息日にならぬよう祈りなさい。


24:21 そのときには、世の初めから、今に至るまで、いまだかつてなかったような、またこれからもないような、ひどい苦難があるからです。


24:22 もし、その日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、選ばれた者のために、その日数は少なくされます。


24:23 そのとき、『そら、キリストがここにいる。』とか、『そこにいる。』とか言う者があっても、信じてはいけません。


24:24 にせキリスト、にせ預言者たちが現われて、できれば選民をも惑わそうとして、大きなしるしや不思議なことをして見せます。


24:25 さあ、わたしは、あなたがたに前もって話しました。


24:26 だから、たとい、『そら、荒野にいらっしゃる。』と言っても、飛び出して行ってはいけません。『そら、へやにいらっしゃる。』と聞いても、信じてはいけません。


24:27 人の子の来るのは、いなずまが東から出て、西にひらめくように、ちょうどそのように来るのです。


24:28 死体のある所には、はげたかが集まります。


24:29 だが、これらの日の苦難に続いてすぐに、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。


<悪霊の大洪水が起こり、多くの人は惑わしのリバイバルに惑わされる>


反キリストの一つの特徴、それは、神のものらしき、(実際は悪霊)しるしや不思議を行う器である、ということである。以下のことばの通り。


黙示録13:13 また、人々の前で、火を天から地に降らせるような大きなしるしを行なった。


13:14 また、あの獣の前で行なうことを許されたしるしをもって地上に住む人々を惑わし、剣の傷を受けながらもなお生き返ったあの獣の像を造るように、地上に住む人々に命じた。


13:15 それから、その獣の像に息を吹き込んで、獣の像がもの言うことさえもできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた。



その日は、光の天使に偽装したサタンの働きが許される日であり、惑わしの霊をつかむクリスチャンは

永遠の命を失うようになる。また、悪霊の洪水が許される。以下のことばの通りである。



マタイ24:37 人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです。


24:38 洪水前の日々は、ノアが箱舟にはいるその日まで、人々は、飲んだり、食べたり、めとったり、とついだりしていました。


24:39 そして、洪水が来てすべての物をさらってしまうまで、彼らはわからなかったのです。人の子が来るのも、そのとおりです。


24:40 そのとき、畑にふたりいると、ひとりは取られ、ひとりは残されます。


24:41 ふたりの女が臼をひいていると、ひとりは取られ、ひとりは残されます。



ダニエル 9:26その終わりには洪水が起こり、その終わりまで戦いが続いて、荒廃が定められている。


2テサロニケ 2:9 不法の人の到来は、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力、しるし、不思議がそれに伴い、


2:10 また、滅びる人たちに対するあらゆる悪の欺きが行なわれます。なぜなら、彼らは救われるために真理への愛を受け入れなかったからです。


2:11 それゆえ神は、彼らが偽りを信じるように、惑わす力を送り込まれます。


2:12 それは、真理を信じないで、悪を喜んでいたすべての者が、さばかれるためです。





教会に洪水すなわち悪霊のリバイバルが許される




<その日、多くのクリスチャンはつまづき、信仰を離れ、反キリストを拝むようになる>

これらの困難の中で、多くのクリスチャンは揺り動かされ、信仰を失い、つまずき、キリストを裏切り、離れていくようになる。よって、今からその日に対して備えることが必須である。

マタイ24:8 しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。


24:9 そのとき、人々は、あなたがたを苦しいめに会わせ、殺します。また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。


24:10 また、そのときは、人々が大ぜいつまずき、互いに裏切り、憎み合います。


24:11 また、にせ預言者が多く起こって、多くの人々を惑わします。


24:12 不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。


24:13 しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。





<3年半の艱難時代を最後まで耐え忍ぶものは、永遠の命を獲得し、救われる>

3年半の艱難時代は、全ての国のクリスチャンに対して、降りかかる試練の時である。誰も彼も等しく、この期間に突入する。そして、その期間を最後まで、耐え忍ぶ者は救われ、永遠の命を獲得する。途中で、あきらめ、反キリストを拝むようになるものは永遠の命を失う。

マタイ24:13 しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われます。


ダニエル12:11 常供のささげ物が取り除かれ、荒らす忌むべきものが据えられる時から千二百九十日がある。


12:12 幸いなことよ。忍んで待ち、千三百三十五日に達する者は。


12:13 あなたは終わりまで歩み、休みに入れ。あなたは時の終わりに、あなたの割り当ての地に立つ。」

<艱難時代の終わりにキリストは再臨し、獣の国も反キリストも滅びる>

聖書が預言しているように、獣の国が全世界を支配し、その強権の下で、教会背教化する日は必ず来る。そして、反キリストがキリストに代わり、神として君臨する日が来る。しかし、それは、永遠に続くわけでなく、その後、キリストの再臨があり、その時、獣の国も反キリストも滅ぼされることを正しく知るべきである。以下のことばの通りである。

ダニエル7:21 私が見ていると、その角は、聖徒たちに戦いをいどんで、彼らに打ち勝った。


7:22 しかし、それは年を経た方が来られるまでのことであって、いと高き方の聖徒たちのために、さばきが行なわれ、聖徒たちが国を受け継ぐ時が来た。


2テサロニケ2:8 その時になると、不法の人が現われますが、主は御口の息をもって彼を殺し、来臨の輝きをもって滅ぼしてしまわれます。

<殉教したとしても復活がある>

艱難時代には確かに艱難もまた、殉教する人もあらわれる。しかし、殉教が終わりではなく、その後、速やかな復活があることをも聖書は語る。主が十字架にかかり命を失われたが、しかし、3日目に蘇り、しかも栄光の姿に蘇ったように、終末の殉教者も栄光の体に蘇る。

1テサロニケ4:13 眠った人々のことについては、兄弟たち、あなたがたに知らないでいてもらいたくありません。あなたがたが他の望みのない人々のように悲しみに沈むことのないためです。


4:14 私たちはイエスが死んで復活されたことを信じています。それならば、神はまたそのように、イエスにあって眠った人々をイエスといっしょに連れて来られるはずです。


4:15 私たちは主のみことばのとおりに言いますが、主が再び来られるときまで生き残っている私たちが、死んでいる人々に優先するようなことは決してありません。


4:16 主は、号令と、御使いのかしらの声と、神のラッパの響きのうちに、ご自身天から下って来られます。それからキリストにある死者が、まず初めによみがえり、


4:17 次に、生き残っている私たちが、たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き上げられ、空中で主と会うのです。このようにして、私たちは、いつまでも主とともにいることになります。


4:18 こういうわけですから、このことばをもって互いに慰め合いなさい。