戦争による、自国の壊滅さらに復活を行う国:


聖書はこの終末の獣の国自身自ら壊滅を迎え、さらに復活することを預言する。

以下の通りである。


黙示録 13:3 その頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷もなおってしまった。そこで、全地の人々は驚きおそれて、その獣に従い、


13:4 また、龍がその権威を獣に与えたので、人々は龍を拝み、さらに、その獣を拝んで言った、「だれが、この獣に匹敵し得ようか。だれが、これと戦うことができようか」。


黙示録13:14 さらに、先の獣の前で行うのを許されたしるしで、地に住む人々を惑わし、かつ、つるぎの傷を受けてもなお生きている先の獣の像を造ることを、地に住む人々に命じた。


ここに書かれているように、獣の国は致命的な傷を受けるがその傷がなおるという、奇跡的な回復を経験するようになる。具体的には獣の国アメリカは、戦争により、壊滅的な被害を受けるが、それをものともせず、復活する、という経験をするようになる。その結果、全世界が獣の国アメリカの支配の下に入る。すなわち、アメリカの長年の念願であった、NWOの実現、世界の独裁支配、一国支配は、アメリカ自身の、

壊滅及び復活劇を通して、実現することを黙示録は預言しているわけである。


さらに、黙示録17章はこの獣の国について以下の様に表現している。



黙示録 17:9 ここに知恵の心があります。七つの頭とは、この女がすわっている七つの山で、七人の王たちのことです。


17:10 五人はすでに倒れたが、ひとりは今おり、ほかのひとりは、まだ来ていません。しかし彼が来れば、しばらくの間とどまるはずです。


17:11 また、昔いたが今はいない獣について言えば、彼は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。そして彼はついには滅びます。


ここでは、7つの頭に関して不思議な表現をしている。

全部の数は7のはずなのに「昔いたが今はいない獣」に関して、彼は8番目である、と

語っている。全部の数はのはずなのに、一体何故、8番目の頭が突然登場するのか?その疑問に関して、「彼は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。」すなわち、一人二役を行っているが存在することが描かれている。全部王の数は全部でなのだが、その中でだけ2役を行っている王があるのである。

具体的には7番目の頭がまた、8番目をも兼ねているのである。


このことを

日本に置き換えて言えば、例として、「7人の政治家が、8代の総理大臣をつとめました」

という表現になる。政治家の数は7人であるが、そのうち、一人の政治家、たとえば、安倍首相のような人が2回総理大臣をつとめたので、総理大臣は計8代との、表現になるのである。


しかし、何故聖書はこのような表現を7番目の頭に関してだけ、行っているのか?

他の国と違って何故この国だけ、同じ国を数を変えて数えているのか?

そこには、7番目と8番目に関して同じ国であるのに、決定的に違う何かがあるはずである。その何かとは何か?ここで視点を変えて聖書のゲマトリア(数秘学)からいうと、8とは復活の数であることが

思い起こされる。我らの主も週の初めの日、すなわち8日目に復活された。

従ってこの8という数字により、この獣の国復活することを指すと理解できる。具体的には、壊滅前のアメリカが7番目の頭、また、壊滅、復活後のアメリカが8番目の獣、そう理解できるのである。一人2役を行っている。そういう意味合いで終末の日に獣の国が壊滅、復活する、ということは、聖書が強調していることなので、我々にとっては、奇想天外なストーリーに思えたとしてもこのことを真面目に考えるべきである。


アメリカが壊滅、復活するとだけ聞くと、何とも奇想天外なストーリーの様に思えるかもしれない。しかし、ひるがえって、アメリカに関する情報に耳を傾けると、そのような計画「アメリカの壊滅、復活」の計画が秘密裏に進行しているような兆候が見える。その一つの大きな兆候として、そもそもアメリカの国自身がその日、すなわち、アメリカ全土が核攻撃により、崩壊する日を「前提」として、その政策を実行しているということがある。具体的には、アメリカ全土が核攻撃される日を想定して、アメリカはその地下に秘密政府の施設を用意している、という情報がある。地下政府の存在、それは、不確かな情報というわけでなく、既にアメリカ政府が公式に認めていることがらなのである。



<アメリカに既に用意されている地下政府>

仮にということで考えてみたい。もし、そのような日、アメリカ全土が核で攻撃される日が来るとして、そして、それらの攻撃を経てもなお、国や政府を存続させようと志すとするならそれには、何が必要であるか?

その質問に対する実際的な答えは核シエルターが必要、ということになる。核爆弾が落ちたら、もうこの世の終わりで、何もかも破滅、と思う人もいるかもしれないが、必ずしもそうとは限らない。そうでもなく、たとえ、核が落ちても地下に潜り、1週間も潜伏すれば、核の放射能は、半減し、害は減ってくる。世界最大の核保有国であり、核の実験を繰り返しているアメリカは、このこと熟知しているので、核攻撃に対して実際的な対応を今から備えているのである。

そして、恐らく、これから起きる予定のその「他国からの核攻撃」なるものは、アメリカにとり、思いもかけないもの、というより、想定内、それどころか、恐らくアメリカの自作自演の攻撃、壊滅になると思われる。何故そういえるかというと、例の9.11テロ、すなわち、2001年9月11日に起きたアメリカ、ニューヨーク、世界貿易センタービルへの「テロ」なるものは、実はアメリカの自作自演のテロだからである。前回、9.11テロでうまく世界をだましおおせたと思ったアメリカが再度、大規模に、世界をだますべく行う自作自演の自国攻撃が、このアメリカへの核攻撃であると理解できる。

アメリカはその核攻撃の日を想定し、またはそのことを前提、折込みの既定事項であるかのように、地下政府をその地下に用意している。以下の田中宇さんの記事がそのことを語る。

kemono17.html#アメリカで秘密裏に稼動する「影の政府」

このように、アメリカには実際に地下に影の政府、第2の政府が存在する。

何故、わざわざ地下に影の政府を作るのか?その理由は前述の様にアメリカが既にその日、自国が原爆の火で焼かれる日を想定し、想定内として、行動しているからと思われる。



<地下に存在する都市、基地>

さて、上記の様にアメリカには地下政府が存在していることが、事実であると判明したが、しかし、ただ、政府だけ残っていても、アメリカは壊滅後、再生できない。他国を圧倒する帝国として、存続するためには、アメリカの軍事施設を温存する必要があり、軍事機能残す必要がある。そして、このことと関連して、アメリカにはその1000mもの地下に、軍事基地、さらに地下都市、さらに地下鉄道網まで、存在していることが報告されている。

以下の写真の通りである。

地下の軍用飛行場

地下の軍港

地下トンネルを掘るための巨大な掘削機



アメリカ政府の地下基地及びトンネル、軍事施設の位置を示す地図



<アメリカ壊滅、復活を暗示するアメリカ1ドル札

アメリカが壊滅、さらに復活するなどとけば、荒唐無稽な作り話と思われるかもしれないが、しかし、実はアメリカの内部では以前からこのこと、アメリカの壊滅、復活に関する計画があると聞いている。その彼らにそのような計画があることを示す証拠は彼らが他でもないそのような計画のサインやしるしをあちこちに残しているからである。

そのもっともわかりやすい例がアメリカ一ドル札であろうか。アメリカには、一ドル札、10ドル札、100ドル札いくつものお札があるが、その中でも一ドル札は彼等、裏で世界支配を計画している人々には特別なお札に思われている。

それは、他でもない」(one)という数字が、ワンワールド主義者、すなわち、全世界を一つの独裁国の支配きたいと願う人々にとっては特別な数だからであると理解できる。そのために一ドル札には多くの彼らのメッセージやサインが秘められている。以下の図をみていただきたい。

たとえば、1ドル札にデザインされたピラミッドの上下にはラテン語で、新世界秩序の誕生と書いてある。新世界秩序、New World Orderとは意味の秘められたことばであり、その意味することは、今までの古い世界体制を覆し、世界をアメリカ一国の独占支配に置くとの意味合いである。

すなわち、このアメリカの国で実際に使われている1ドル紙幣のサインを通して、アメリカこそ、新世界秩序を誕生させる国であり、ワンワールド、すなわ世界の一国独裁支配体制を完成させる国であることを彼らは宣言、暗示しているのである。



1ドル札のピラミッドのデザイン:
1と2のラテン文字で、「新世界秩序の誕生の告知」と読める。

今回、アメリカの壊滅と復活と関係して見たいのは1ドル札の中のデザイン、以下の一般に、ワシと呼ばれる鳥のデザインである。この鳥はワシといわれているが、実際はエジプトのフェニックス、すなわち、不死鳥をデザインしたものといわれる。



1ドル札のワシの図



以下の1782年の印だとさらにはっきりフェニックスを描いたものであることがわかる。

フェニックスとは何かというと、伝説の不死鳥であり、たとい死んでも火の中から蘇る鳥であると語り伝えられている。上記一ドル札のフェニックスは灰の中から蘇る姿が描かれている、とのことである。

このフニックスが一ドル札に描かれていることを通して理解できることはアメリカがフェニックス、不死鳥の様に一度壊滅的な灰塵に帰すこと、しかし、ほどなく、蘇ること、そのような計画が暗示されているように思える。

1ドル札にアメリカの壊滅と復活を示すこのようなデザインが記されていることは、このような計画が昔からあることを示す、と理解できる。

ということは、この計画、アメリカの壊滅と復活とは、彼等アメリカを支配している人々にとっては、すでに既定の路線、前から想定中の計画である、ということになる。

問題はどのように用意周到に人々に気付かれずにこのことを実行するか、ということであるが、9.11自作自演テロを成功裏に終わらせた彼等なので、このことも恐らく成功するように思われる。



アメリカは双頭のワシ

聖書によれば、終末の獣の国は以下の様に一人二役を行う。すなわち、7番目、及び8番目の頭となる。


黙示録17:11 また、昔いたが今はいない獣について言えば、彼は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。そして彼はついには滅びます。



そのことと対応するかの様にアメリカに関してよく、「双頭のワシ」ということがいわれる。以下の図の様に2つの頭を持つワシのことである。


フリーメーソン32階級の「双頭のワシ」のデザイン



アメリカはバビロンの再来か?

さらに聖書はこの獣の国がかつての国、ある特定の過去の国の再来であることをも語る。

黙示録黙示録17:8 あなたの見た獣は、昔いたが、今はいません。しかし、やがて底知れぬ所から上って来ます。そして彼は、ついには滅びます。地上に住む者たちで、世の初めからいのちの書に名を書きしるされていない者は、その獣が、昔はいたが、今はおらず、やがて現われるのを見て驚きます。



この国はこの黙示録の書の記者ヨハネの時より、「昔いた」。すなわち、それ以前の国であることがわかる。アメリカはいったい過去のどの国の再来なのか?そのヒントとして、ワシのことが関係するかもしれない。

ダニエル書にはバビロンの王に関して以下の記述がある。

ダニエル4:25 あなたは人間の中から追い出され、野の獣とともに住み、牛のように草を食べ、天の露にぬれます。こうして、七つの時が過ぎ、あなたは、いと高き方が人間の国を支配し、その国をみこころにかなう者にお与えになることを知るようになります。


4:26 ただし、木の根株は残しておけと命じられていますから、天が支配するということをあなたが知るようになれば、あなたの国はあなたのために堅く立ちましょう。

4:32 あなたは人間の中から追い出され、野の獣とともに住み、牛のように草を食べ、こうして七つの時があなたの上を過ぎ、ついに、あなたは、いと高き方が人間の国を支配し、その国をみこころにかなう者にお与えになることを知るようになる。」


4:33 このことばは、ただちにネブカデネザルの上に成就した。彼は人間の中から追い出され、牛のように草を食べ、そのからだは天の露にぬれて、ついに、彼の髪の毛はの羽のようになり、爪は鳥の爪のようになった。



ここでは、バビロンの王に対して以下のことが語られている。

  1. バビロンは7つの時を経る

  2. 木の根株は残るので、バビロンは消滅するようで実は消滅しない。逆に7つの時を経た後復活する可能性がある。

  3. バビロン王の特徴として「ワシ」のことが描かれている。

    これらのバビロンの特長は、皆、今まで書いてきたアメリカに関する記述と一致する。従って、アメリカこそ、実は7つの時を経た後、復活するバビロンそのものかもしれない。また、アメリカの象徴としてよく語られワシとは、上記聖書箇所からわかるように、バビロン王と密接な関係があるのである。


アメリカとバビロン、これらの2者は一見何の関係もないように見えるが、実は大いに関係がある、と指摘する人々もいる。
アメリカにはあらゆるバビロンの特徴、デザインが存在すると語る人々がいる。たとえば、アメリカの自由の女神の像、これは、バビロンの女神、イシスをデザインしたものであるとの指摘がある。この件はいつか別途取り上げたい。