◆編集後記◆ペンサコーラの嘘2002/6/01

ペンサコーラの嘘:

神の力あるわざが現れているはずのトロント、ペンサコーラのリバイバルですが、
その実態は調べて見る時、多くの偽りと真実から懸け離れた事実があるようです。
以下は、これらの問題を調査しているペンサコーラニュースジャーナルからの抜粋。
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笑いのリバイバル:
1世紀にわたるペンテコステの「後の雨運動」の中に見られる混乱は、最近の笑いのリバイバルにおい
て更
に顕著である。(これは、トロントブレッシング、ペンサコーラリバイバルとして知られている)
笑いのリバイバルの中で起きたと主張されている多くの驚くべきいやしが、それは偽りであると証明
され
た。
 一般的に、調査者が「いやし」を確認しようとすると、そのことがらをバックアップする何らの証拠
もな
いことに気付く。ペンサコーラニューズジャーナル誌は、アッセンブリーズオブゴッド、ブラウンズ
ビル集
会で 起きたとされる奇跡的ないやしを熱心に文書化しようとするが、しかし、他の州からの何人かの
訪問
者を追跡するだけで、たった一つのいやしさえ、医学的確証を得る事はできないのである。
(ペンサコーラニュースジャーナル1997年11月20日付け「奇跡的ないやしには、何らの医学的な証
拠はな
い」)

アッセンブリーズオブゴッドブラウンズビルの指導者達は、多くの大きなわざがあると主張をする
が、それ
は偽りであることが証明された。4ヶ月にわたる「ペンサコーラ現象」の調査の上でペンサコーラニ
ュース
ジャーナルは、多くの偽りと誇張を暴き出した。
 

私はペンサコーラニュースジャーナルによる長文のレポート、さらにインターネット上にブラウンズ
ビル集
会が掲載した短い回答も読んだ。 私の推察では、ブラウンズビル集会の回答は、多くの批判をかわす
煙幕
である。
他の人々もこれを見た。この件に関する「ペンサコーラニュースジャーナルへのブラウンズビル回答
の問
題」と題する確認は、www.geocities.com/~contenders/pnjbagreply.htm.に掲載されている。

私は、ブラウンズビルから更なる情報を得ようと試みた。しかし、彼等は私の要求を完全に無視し
た。
以下は、ペンサコーラに関係する「話」とそれを調べた後、判明した「事実」である。

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主張:彼の自伝「石の冷たい心」で、ブラウンズビル伝道者ステーブヒルは、自分は13回逮捕された
と語って
いる。
事実:書類にできる逮捕は4回だけである。

主張:ヒルは自分は麻薬中毒であったといっている。
事実:彼はペンサコーラニューズジャーナル誌に、これが真実でないこと、大きな印象を与えるため
に、彼
の麻薬使用の話を誇張したことを認めた。

主張:彼は3年間、国を放浪し、まともでない仕事をし、麻薬を使用したり、売ったりしたという。
事実:雇用記録によると彼はアラバマ、ハンツビルで、その3年間の間、フルタイムの仕事をしてい
た。

主張:彼は、高校を退学させられた。
事実: 彼は、ペンサコーラニュースジャーナルにこんなことは、全くなかったことを認めた。彼は
更に公
表された彼の証の他の詳細な部分は正確でなく、何人かの名前に至っては、作り話であることを認め
た。
(この情報は、ペンサコーラニュースジャーナル1997年11月18日付けの記事「ヒルの経歴には誤りが
伴う、
リバイバルの指導者は、話を大きくしたことを認める」からのもの)我々は再度、ブラウンズビルか
ら更な
る情報をこの件に関して得るべく試みた、しかし、我々の要求は、完全に無視された。

主張:ブラウンズビルの指導者の話ではリバイバルはペンサコーラ及び近隣地域の重大な犯罪減少を
もたらし
た。
事実:エスカンビア郡の警察の犯罪及び逮捕統計によれば、犯罪は、リバイバルが起きた1995年に比

て1996年には、事実上昇している。エスカンビア警官のジム・ローマンは、リバイバルが犯罪
数に大
きな影響を与えたことを見ていないと語っている。エスカンビア警察署の統計は、少年の逮捕数は、
その前
年に比べて1996年には、1243件から、2392件とほぼ2倍になっていることを示している。
(ペンサコーラニュースジャーナル1997年11月20日付け「エスカンビア警察は、犯罪減少との話に異
義を唱
える」)