◆編集後記◆「電子投票」について◆2002/1/12
 

本年1月4日付けの「読売新聞」に2004年参院選から、
電子投票、すなわちコンピューターによる投票が実施されるよう、法改正をめざす旨のニュースが掲
載されていました。

事情を知る人には、「いよいよだな」と実感させるものです。
アメリカの大統領選「投票」において、ブッシュ、ゴア両候補の勝敗の
決着がつかず、1ヶ月も大統領が決まらずもめた時、すでに
このことが視野に入っていたのでしょう。

ブッシュ、ゴア二人とも研究者によれば、いるみなていのメンバーであり、その二人がわざとらしい
「さる芝居(失礼!)」を繰り返して演じたのには
意味があります。

あの時、新聞上で、「普通の投票方式」の是非が「わざとらしく」論議
された時、もうすでにこのことに関する「布石」があったよう
に思えます。

コンピュ−タのデータはよくいわれるように「改ざん」されやすいものです。
日本を支配したい人々がたとえば、アメリカから操作しようと思えば、簡単にできるものなのです。

このようにして徐々に彼等の「息のかかった」人々が日本を支配するように
なるのでしょう。

「政治家が誰に変わっても何も今の日本はかわらない」などと
いう人は何も歴史を知らない人です。

かつてのフランスで多くのクリスチャンが殺され、神父が「信仰放棄、宣言」
を迫られたのは、民衆が、王権政治を拒否し、ジャコバン党等の、政治を選びとったからです。彼等
は扇動にのり、自ら「ギロチン」を選びとったのです。同じく、信仰深き「ロシア」で多くのクリス
チャンを殺す共産主義を選ぶべく、ロシア革命が成功したのは、民衆が扇動にのって、革命政権を選
びとったからです。

私達がどのような政治を選ぶかは密接に私達の生活と関係しています。
それを一番よく知っているのは、私達より「彼等」でしょう。
今、平和に見える日本もこれから「電子投票」により選ばれる人々により、
変わってくるでしょう。

私達クリスチャンはその「日」が迫っていることを知らなければなりません。