◆編集後記◆「研ぎすまされた一手」2001/10/27

芸術にしてもスポーツにしてもその内容や記録は年とともに、
向上していくものです。世界女子のマラソンで高橋尚子選手が
世界記録を出したのもつかの間、1週間もすれば、その記録が塗り替えられたりします。まさに日進
月歩なのです。
このことは、どの世界においても、政治や、政策、また陰謀に関しても
同じだと思われます。

突然、アメリカの世界貿易センタービルが攻撃された
ということは、驚くべきことですが、しかし、本当に新聞のいうように
「イスラムテロ」かどうかは、立ち止まって考えるべきと思います。
何故なら、彼等の国や民衆を操る「テクニック」も年とともに、
巧妙、みきわめにくいものとなっているからです。
 
 

将棋でも高段者が放つ一手は、先の先、100手位先を見越した「研ぎすまされた」ものだとききます。
彼等がこの時に何千の死者が出る大規模な事件を起したことの裏にはこれからの世界に対する彼等の
研ぎすまされた計算、方策があることを知るべきではないでしょうか。

例えば、彼等がイスラム「原理主義者」を攻撃する時、その先に何を目指しているかを知るべきと思
います。原理主義者とは、要するに「教義に忠実な者」のことであり、キリスト教原理主義者とは、
要するに「キリストの教えに忠実な者達」のことをさすのです。イスラム原理主義者を世界が大いに
攻撃、非難した後、
ほこ先が「キリスト教原理主義者」すなわち、キリストの教えに忠実な人々へ向かうのかもしれませ
ん。

御霊は明かに今回の事件が、「普通のことではない」ことを語ります。
このメルマガは今月で4年めを迎えます。
4年前このことを始めた時は、自分自身このメルマガが具体的に、何を目指すのか、あまりはっきり
わからない、それこそ「行くところをしらず」という状態でした。しかし、今考えると、もしかする
とその目的の一つはこの日のこの事件の意味を私達に悟らせるためだったのかもしれません。

このメルマガの連載、たとえば、月曜版の「アウシュビッツ」は、
「ガス室の嘘」が、マスコミ、また国や政治を牛耳る人々により、
長い年月の間、覆い隠されて来た事を語ります。

このこと、私達が知りえた「マスコミが操作されている」という事実は、今回の事件を、理解する鍵
とはならないでしょうか。

まさに、主の時、また方法は完全です。