◆◆編集後記◆◆結核予防BCGの嘘: 2000/7/31
◆最近読んだ以下の本はおすすめです。
◆三交社「世界医薬産業の犯罪」ハンス リューシュ著、太田龍訳 
2800円
◆聖書のいうように、この世は「偽り者、悪い者」に支配されています
が、医学の世界も例外ではないようです。
◆この本には多くの実例が載っていますが、たとえば、結核を予防する
といわれるBCGについて、以下のように書いています。
■■■ー以下引用ー■■■
イギリスの製薬医学シンジケートの御用雑誌「ニューサイエンテスト」が
79年11月15日「インドの裁判で結核ワクチン敗訴」という長文の記事を多少当惑げに掲載した。イ
ンド政府が要請したある調査の結果をそれまで隠していたが、公表せざるを得なくなったのである。
記者はニューデリー、K.S.ジャラマンとなっている。

インド南部で開かれた結核ワクチンBCG評価の裁判で驚くべき事実が明るみに出された。ワクチンは
「パルス性結核には予防効果がない」というものである。この徹底的かつ子細な調査はWHO及び米国
の協力を得てインド医学研究協議会が1968年から行っていたものである。

ーこの発見によってひき起こされた現場の困惑は次の文からも伝わってくるではないか。

このBCG裁判は昨年終了していたのであるが、その余りにも驚くべき結論のためにインド政府はイン
ド、WHO双方の
専門家がニューデリーとジュネーブで数度の会合を重ね、その結論のもつ意味を十分に分析し終わる
まで発表を遅らせていたものである。

ー次の文面はさらに興味深い。

BCG摂種をうけたグループでの結核発病率はわずかながら、対象グループ(BCG接種をしないグルー
プ)のそれよりも高い。ただし統計的に有意な数字とはいえない。これによりBCGの予防効果は「ゼ
ロ」と結論された。”

「統計的に有意でない」といいわけがましくつけ加えてみても、BCG未接種の人々よりも接種した
人々の方が結核罹患率が高いという事実を糊塗することはできないだろう。

■■ー引用終わりー■■■

◆この裁判に関する記事を見ても「BCGの予防接種は結核を予防する」などというもっともらしい名
目で、学校等で半強制的に子供達に接種させられているが、その実体は「結核を広げるためのもので
ある(!?)」
ことがわかります。
◆そしてこれはこの本でとりあげられている一つの例にすぎません。
他にも医学の間に広がる偽りが種々書かれています。他にも、インフルエンザ、ポリオワクチンなど
がとりあげられています。
◆確かにこの世界は「悪い者が支配」しており、私達は「結核菌を自分の体に注射されなければなら
ない」のです。