No. 733バビロンに滅ぼされるツロ

”テキスト;エゼキエル26:
1 第十一年のその月の一日に、私に次のような主のことばがあった。
2 「人の子よ。ツロはエルサレムについて、『あはは。国々の民の門はこわされ、私に明け渡された。私は豊かになり、エルサレムは廃墟となった。』と言ってあざけった。
3 それゆえ、神である主はこう仰せられる。ツロよ。わたしはおまえに立ち向かう。海の波が打ち寄せるように、多くの国々をおまえに向けて攻め上らせる。
4 彼らはツロの城壁を破壊し、そのやぐらをくつがえす。わたしはそのちりを払い去って、そこを裸岩にする。
5 ツロは海の中の網を引く場所となる。わたしが語ったからだ。「「神である主の御告げ。「「ツロは諸国のえじきとなり、
6 畑にいる娘たちも剣で殺される。このとき、彼らはわたしが主であることを知ろう。
7 まことに、神である主はこう仰せられる。見よ。わたしは、王の王、バビロンの王ネブカデレザルを、馬、戦車、騎兵をもって多くの民の集団とともに、北からツロに連れて来る。
8 彼は畑にいる娘たちを剣で殺し、おまえに向かって塁を築き、塹壕を掘り、大盾を立て、
9 城壁くずしをおまえの城壁に向けて配置し、やぐらを斧で取りこわす。
10 その馬の大群の土煙はおまえをおおう。彼が城門にはいるとき、打ち破られた町にはいる者のように、騎兵と、車両と、戦車の響きに、おまえの城壁は震え上がる。

 

本日は、「バビロンに滅ぼされるツロ」としてメッセージしたいと思います。
テキストに沿って見て行きます。

”1 第十一年のその月の一日に、私に次のような主のことばがあった。
2 「人の子よ。ツロはエルサレムについて、『あはは。国々の民の門はこわされ、私に明け渡された。私は豊かになり、エルサレムは廃墟となった。』と言ってあざけった。

これはツロに対することばであり、ツロの意味合いは「岩」です。
ですから、ツロとは石とか岩とか呼ばれたペテロ、すなわち、弟子に関することがらなのです。
 

「私は豊かになり、エルサレムは廃墟となった。」

ツロ、弟子は、私は豊かになり、エルサレム、教会は廃墟となった、といっているわけです。
このことは、現実であり、牧師や、大きな器は、金持ちになり、
しかし、教会自体は廃虚となりつつあります。
 

”3 それゆえ、神である主はこう仰せられる。ツロよ。わたしはおまえに立ち向かう。海の波が打ち寄せるように、多くの国々をおまえに向けて攻め上らせる。”

この日、主はツロ、岩であり、弟子の歩みをしているはずの、
教会の指導者や、働き人に対して、「わたしはおまえに立ち向かう」と語ります。
何故なのでしょうか?何故主は働き人に対して怒るのでしょうか?

それは、主への献身者、仕える人々である人々が変質し、背教するからです。
このことは、主の初降臨の日に成就しました。

主に捧げられたもの、主に仕える者であるはずのレビ人や、祭司などは、
みな変質し、背教していました。結果、彼らは聖書を正しく読むことができず、
神のみこころも理解できず、神がわざわざ送られた方、イエスキリストを
捕まえ、十字架の死に追いやったのです。結果、
彼らはバビロンゆかりのバビロニアタルムードの教えに惑わされ、
聖書の真理からはかけ離れてしまったのです。
 

「海の波が打ち寄せるように、多くの国々をおまえに向けて攻め上らせる。」

多くの国々が、ツロ、弟子の歩み、献身者をゆさぶり、背教へといざないます。
すなわち、エドム、この世についた俗悪な教えも神学校へ押し寄せ、
献身者は感化されていきます。

また、アッシリア、カソリック由来の偶像崇拝、器崇拝も
献身者をいざなうようになります。

”4 彼らはツロの城壁を破壊し、そのやぐらをくつがえす。わたしはそのちりを払い去って、そこを裸岩にする。”

結果、ツロ、献身者の城壁もやぐらもくつがえされます。わざわざ神学校へ行って
等身大のあほな教えを本気にして、信仰を覆されたりするわけです。
関西の方では阿呆同士もいます。
 


5 ツロは海の中の網を引く場所となる。わたしが語ったからだ。「「神である主の御告げ。「「ツロは諸国のえじきとなり、”

網を引く場所とはどういう意味なのでしょうか?
これは、明らかに「人間をとる漁師にしてあげよう」といわれた漁師、ペテロに関することばです。
ですからこれは、こんな意味でしょうか。
魚は網で捕らえられます。鳥が、わなでとらえられるようにです。
ツロ、弟子は終末の日に良い意味で、漁師になるのでなく、逆に悪い意味で、漁師、網を引くものとなるのです。わかりやすくいえば、人々をゲヘナ、地獄へ引きづり込む網として、終末の日の惑わされた献身者、働き人は用いられるようになるのです。

このこと、網を引く場所ということを主は以下の様に表現しました。

”マタイの福音書 23:15 忌わしいものだ。偽善の律法学者、パリサイ人たち。改宗者をひとりつくるのに、海と陸とを飛び回り、改宗者ができると、その人を自分より倍も悪いゲヘナの子にするからです。”

彼ら惑わされた献身者、偽善の律法学者、パリサイ人たちは、
網を引き、改宗者を捕まえるとそれを天の御国ではなく、ゲヘナ、地獄へ引きづり込むのです。ツロ

等身大の阿呆神学をすっかり仕込んだ、阿呆たれ牧師が、教会へ行き、「実は
イエスは復活してはおりません。そう思える人には、それは事実なのですが(?)」などと
あほまるだしの論理をふりかざし、すっかり感化されたあほ信者を網で捕らえ、
ゲヘナへ引きづり込む、そのようなことがらを語っているのです。


6 畑にいる娘たちも剣で殺される。このとき、彼らはわたしが主であることを知ろう。”

畑にいる娘達とは、畑、種まき、伝道に関することばです。
彼ら伝道者も、剣、いんちき教理に倒される、そう語っているわけです。

”7 まことに、神である主はこう仰せられる。見よ。わたしは、王の王、バビロンの王ネブカデレザルを、馬、戦車、騎兵をもって多くの民の集団とともに、北からツロに連れて来る。”

さて、歴史上、海にある町、ツロを滅ぼしたのは、バビロンであり、
その王ネブカデレザルです。
このことは、終末の日に再度再現し、終末の日に終末の時代のツロ、献身者、牧師、伝道者を倒す者は、
現代のバビロン、アメリカなのです。
アメリカはあらゆる、影響力、経済力、政治力を駆使し、世界中の教会を感化し、洗脳し、
変質させました。特にその攻撃はツロ、すなわち、牧師、献身者、伝道者を感化し、変質するために
用いられました。「バビロンの王ネブカデレザルを、馬、戦車、騎兵をもって多くの民の集団とともに、北からツロに連れて来る」と書かれている通りです。

牧師を育てるための神学校やら、学ぶための神学書、注解書は、みな、アメリカの
感化、影響の下にあり、世界中の牧師は、この下で、学べば学ぶほど、おかしな
教理、おかしな信仰へと導かれるようになりました。

その影響下で、主のいわれた終末の備えを否定するような都合の良い教え、艱難前携挙説は広められ、
「クリスチャンと名がつけば、決して裁かれることはない」なんていう異端
教理は平気で、広められるようになったのです。
 

”8 彼は畑にいる娘たちを剣で殺し、おまえに向かって塁を築き、塹壕を掘り、大盾を立て、
9 城壁くずしをおまえの城壁に向けて配置し、やぐらを斧で取りこわす。”

バビロンのツロ攻撃は執拗であり、徹底したものであり、結果、ツロへ徹底的に破壊されました。
同じく現代のバビロン、アメリカによる、ツロ、献身者への攻撃も執拗であり、徹底しており、
世界中の神学校はアメリカ支配の下で、感化され、影響され、変質されました。

日本一国を見てもアメリカからの資金、援助の下で、日本の神学校はみな、背教的、
冒涜的なものとなっています。ミッション系の学校も同じくであり、キリスト教系とは
名ばかりであり、実際はどこもかしこも背教の巣みたいなものとなっています。

”10 その馬の大群の土煙はおまえをおおう。彼が城門にはいるとき、打ち破られた町にはいる者のように、騎兵と、車両と、戦車の響きに、おまえの城壁は震え上がる。

この日、ツロの町の城門に敵、バビロンの軍が入り込んできました。
このことは、背教の日の献身者達においても同じであり、
彼らを養成する機関であるはずの神学校はバビロン、アメリカ由来の冒涜教理で満ちており、
カウンセリングなどのこの世的な教えが教えられています。

すでにこれらはみな敵の手に落ちているのです。

終末の日、変質、冒涜になったツロ、献身者達への神の怒りはすさまじく、
彼らの冒涜のゆえに、彼らの歩みはバビロン、アメリカの手に渡されている、
このことを知りましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー
 
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