NO. 723 いのちへの道は狭い


”テキスト;マタイの福音書 7:13 狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこからはいって行く者が多いのです。
14 いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。”

本日は、「いのちへの道は狭い」という題でメッセージします。
かつて主はいのちに至る門は小さく、その道は狭いことを語りました。
上記テキストの通りです。いのちへの道が狭いという時、それは具体的にはどういうことなのでしょう。それを見ていきたいと思うのです。

このことに関連してですが、
かつてサウロ、後のパウロが教会を迫害した時、その命の道を迫害したことが書かれいます。
以下の通りです。このことを見てみましょう。
 

”使徒22:1 「兄弟たち、父たちよ。いま私が皆さんにしようとする弁明を聞いてください。」
2 パウロがヘブル語で語りかけるのを聞いて、人々はますます静粛になった。そこでパウロは話し続けた。
3 「私はキリキヤのタルソで生まれたユダヤ人ですが、この町で育てられ、ガマリエルのもとで私たちの先祖の律法について厳格な教育を受け、今日の皆さんと同じように、神に対して熱心な者でした。
4 私はこの道を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたのです。”
 

彼、パウロ、かつてのサウロは、クリスチャンの歩み方、すなわち、
この道」を迫害し、男も女も縛って牢に投じ、死にまでも至らせたことを語っています。
ですから、「この道」、命へ至る道が狭いとは、要するに迫害や、投獄、さらに死に至る可能性まである、という意味合いで「狭い」のです。
 

この時の状況、この道、クリスチャンの道を選ぶゆえの、狭さを考えてみましょう。

この時のユダヤ人がもし、ナザレのイエスを信じる道を選ぶなら、会堂から、追い出される可能性がありました。それのみか、この時、パウロが述べたように、逮捕、投獄さらに殉教の可能性があったのです。

この道は、
誰も行きたがらない道、人々からの評判や、命を惜しんだら、とても行けない道、ハードルの高い、払う犠牲の多い道だったのです。
しかし、あえてこの道を選んだステパノにしても、また、イエスとともに、苦難をともにした
ペテロ、ヨハネにしても受けるべき恵み、また永遠の命を受けました。

そうです、命に至る道、永遠の命への道はかくのごとく、狭いのです。
そして、このような迫害や、周りから異端、カルト扱いされる道がまさか、命の道、永遠の命の道だとは誰も気付かないのです。そう、「それを見いだすものはまれ」なのです。

さて、かつて起きたことは未来の日への予表です。終末の日に、
同じことがくり返される可能性があるのです。
 

終わりの日においてもやはり、命に至る門は狭く、その道も狭く、それを見い出す者はまれであることが想像できるのです。

終末の日において、正しい道、命に至る道は狭いでしょう。
このことは事実です。今の時代の人々は終末に関してみごとに広い道、滅びの道を信じ受け入れています。
彼らは、終末の日には、誰一人クリスチャンは滅びることがない、という結構毛だらけ、猫はいだらけの教えを信じています。

しかし、正しい聖書の教えはそのようなことを語ってはおらず、明確に
終末の日の背教の民、クリスチャンの裁きを語っています。
黙示録に書かれている、ぶどうが酒ぶねで踏まれること、淫婦バビロンへの裁きなどはみな、明らかに背教の教会に対する終末の日の裁きを示すものなのです。

このこと、終末の日に神の民が裁かれること、そのように語ることが正しい道であり、命の
道なのですが、しかし、こんな話が皆に受け入れられるかというと、そうはなりません。
現に私はそのこと、クリスチャンが終末の日に裁かれることを、10年も語っているのですが、
なかなか聞く耳を持つ人は少ない、ということが現状です。

しかし、かつてパウロの時代に起きたことは、再度再現するでしょう。
これから、キリスト教会では、カルト刈りが大いに行われ、いわゆる正統的な教理に反対する、
異端者、カルトへの非難が大いに広がるでしょう。

彼らはキリスト教会の正統的な教え、艱難前携挙説に反対し、異を唱える異端として
非難を受けるでしょう。

しかし、どちらが、異端なのか、非聖書的なのか?
明らかに異端は艱難前携挙説なのですが、曲がり切ったキリスト教会では、異端を
信じる人の方が多いのです。

ですから、この面、終末の教理の面においても、命に至る道は狭いのです。
このことを覚えましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー
 
 
 
 
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