NO.700 7は復讐の数


”テキスト:創世記 創世記 4:13 カインは主に申し上げた。「私の咎は、大きすぎて、にないきれません。
14 ああ、あなたはきょう私をこの土地から追い出されたので、私はあなたの御顔から隠れ、地上をさまよい歩くさすらい人とならなければなりません。それで、私に出会う者はだれでも、私を殺すでしょう。」
15 主は彼に仰せられた。「それだから、だれでもカインを殺す者は、七倍の復讐を受ける。」そこで主は、彼に出会う者が、だれも彼を殺すことのないように、カインに一つのしるしを下さった。
16 それで、カインは、主の前から去って、エデンの東、ノデの地に住みついた。
17 さて、カインは、その妻を知った。彼女はみごもり、エノクを産んだ。カインは町を建てていたので、自分の子の名にちなんで、その町にエノクという名をつけた。
18 エノクにはイラデが生まれた。イラデにはメフヤエルが生まれ、メフヤエルにはメトシャエルが生まれ、メトシャエルにはレメクが生まれた。
19 レメクはふたりの妻をめとった。ひとりの名はアダ、他のひとりの名はツィラであった。
20 アダはヤバルを産んだ。ヤバルは天幕に住む者、家畜を飼う者の先祖となった。
21 その弟の名はユバルであった。彼は立琴と笛を巧みに奏するすべての者の先祖となった。
22 ツィラもまた、トバル・カインを産んだ。彼は青銅と鉄のあらゆる用具の鍛冶屋であった。トバル・カインの妹は、ナアマであった。
23 さて、レメクはその妻たちに言った。「アダとツィラよ。私の声を聞け。レメクの妻たちよ。私の言うことに耳を傾けよ。私の受けた傷のためには、ひとりの人を、私の受けた打ち傷のためには、ひとりの若者を殺した。
24 カインに七倍の復讐があれば、レメクには七十七倍。」
 

創世記 5:31 レメクの一生は七百七十七年であった。こうして彼は死んだ。”
 

本日は、「7は復讐の数」という題でメッセージをしたいと思います。
黙示録にはよく7という数字が使われています。
7つの教会、7つの鉢、7つのラッパ等です。

何故7の数字がよく使われるのか?
その理由について考えてみたいのです。

テキストに沿って見ていきます。

”13 カインは主に申し上げた。「私の咎は、大きすぎて、にないきれません。
14 ああ、あなたはきょう私をこの土地から追い出されたので、私はあなたの御顔から隠れ、地上をさまよい歩くさすらい人とならなければなりません。それで、私に出会う者はだれでも、私を殺すでしょう。”
 

カインは罪を犯しました。
それは、他でもない、弟アベル殺しの罪です。
結果、彼はそのため、自分の命を失うこと、他の人に殺されることを心配しました。
 

これは、人を殺すこと、そしてそれゆえ裁かれることに関する話です。
 

”15 主は彼に仰せられた。「それだから、だれでもカインを殺す者は、七倍の復讐を受ける。」そこで主は、彼に出会う者が、だれも彼を殺すことのないように、カインに一つのしるしを下さった。”
 

もし、カインを殺すものがあれば、そこには7倍の復讐があることが書かれています。
これを通して、7は復讐と関係のある数であることが理解できます。
ラッキーセブンなどといって、7を縁起のよい数であるという人もいますが、
聖書的には必ずしもそうでないようです。

”16 それで、カインは、主の前から去って、エデンの東、ノデの地に住みついた。
17 さて、カインは、その妻を知った。彼女はみごもり、エノクを産んだ。カインは町を建てていたので、自分の子の名にちなんで、その町にエノクという名をつけた。
18 エノクにはイラデが生まれた。イラデにはメフヤエルが生まれ、メフヤエルにはメトシャエルが生まれ、メトシャエルにはレメクが生まれた。
19 レメクはふたりの妻をめとった。ひとりの名はアダ、他のひとりの名はツィラであった。
20 アダはヤバルを産んだ。ヤバルは天幕に住む者、家畜を飼う者の先祖となった。
21 その弟の名はユバルであった。彼は立琴と笛を巧みに奏するすべての者の先祖となった。
22 ツィラもまた、トバル・カインを産んだ。彼は青銅と鉄のあらゆる用具の鍛冶屋であった。トバル・カインの妹は、ナアマであった。”

さて、そのように7倍の復讐について語るカインの子孫にレメクという子孫が生まれたのでした。
 


23 さて、レメクはその妻たちに言った。「アダとツィラよ。私の声を聞け。レメクの妻たちよ。私の言うことに耳を傾けよ。私の受けた傷のためには、ひとりの人を、私の受けた打ち傷のためには、ひとりの若者を殺した。
24 カインに七倍の復讐があれば、レメクには七十七倍。」”

さて、ここでも復讐に関する数が書かれています。
それは、カインに七倍の復讐があること
及びレメクには七十七倍の復讐があることです。
どちらの復讐に関しても7及び77と7の数が使われています。

結果、7が復讐の数であることがわかるのです。
そして、きわめつけには以下の様に書かれています。」

”創世記 5:31 レメクの一生は七百七十七年であった。こうして彼は死んだ。”

この復讐に関して登場するレメクが777才で死んだことが書かれているのです。
聖書に登場するレメクに関する記述は復讐に関することだけです。そして、
その彼は777才、すなわち7を3つも重ねた年に死んでいるのです。
聖書が7を復讐と関連して定義ずけてい
ることが理解できるのです。

ですから、繰り返しますが、黙示録で7という数が多用されているのは、
祝福のためでも、良いことのためでもなく、しかし、
復讐を暗示しているのだということを理解しましょう。

特に教会に関連して7という数が多用されています。
7つの教会、7つの燭台、7つの御霊等多用されているのです。それを
もって暗示されていることは、明らかに黙示録の時代は背教の教会への裁き、
復讐の時であるということ、このことを見ましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。
ー以上ー
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