NO. 633ユダ族のダニエル

テキスト:ダニエル1章
1 ユダの王エホヤキムの治世の第三年に、バビロンの王ネブカデネザルがエルサレムに来て、これを包囲した。
2 主がユダの王エホヤキムと神の宮の器具の一部とを彼の手に渡されたので、彼はそれをシヌアルの地にある彼の神の宮に持ち帰り、その器具を彼の神の宝物倉に納めた。
3 王は宦官の長アシュペナズに命じて、イスラエル人の中から、王族か貴族を数人選んで連れて来させた。
4 その少年たちは、身に何の欠陥もなく、容姿は美しく、あらゆる知恵に秀で、知識に富み、思慮深く、王の宮廷に仕えるにふさわしい者であり、また、カルデヤ人の文学とことばとを教えるにふさわしい者であった。
5 王は、王の食べるごちそうと王の飲むぶどう酒から、毎日の分を彼らに割り当て、三年間、彼らを養育することにし、そのあとで彼らが王に仕えるようにした。
6 彼らのうちには、ユダ部族のダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤがいた。
7 宦官の長は彼らにほかの名をつけ、ダニエルにはベルテシャツァル、ハナヌヤにはシャデラク、ミシャエルにはメシャク、アザルヤにはアベデ・ネゴと名をつけた。
8 ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定め、身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願った。
9 神は宦官の長に、ダニエルを愛しいつくしむ心を与えられた。
10 宦官の長はダニエルに言った。「私は、あなたがたの食べ物と飲み物とを定めた王さまを恐れている。もし王さまが、あなたがたの顔に、あなたがたと同年輩の少年より元気がないのを見たなら、王さまはきっと私を罰するだろう。」
11 そこで、ダニエルは、宦官の長がダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤのために任命した世話役に言った。
12 「どうか十日間、しもべたちをためしてください。私たちに野菜を与えて食べさせ、水を与えて飲ませてください。
13 そのようにして、私たちの顔色と、王さまの食べるごちそうを食べている少年たちの顔色とを見比べて、あなたの見るところに従ってこのしもべたちを扱ってください。」
14 世話役は彼らのこの申し出を聞き入れて、十日間、彼らをためしてみた。
15 十日の終わりになると、彼らの顔色は、王の食べるごちそうを食べているどの少年よりも良く、からだも肥えていた。
16 そこで世話役は、彼らの食べるはずだったごちそうと、飲むはずだったぶどう酒とを取りやめて、彼らに野菜を与えることにした。
17 神はこの四人の少年に、知識と、あらゆる文学を悟る力と知恵を与えられた。ダニエルは、すべての幻と夢とを解くことができた。
18 彼らを召し入れるために王が命じておいた日数の終わりになって、宦官の長は彼らをネブカデネザルの前に連れて来た。
19 王が彼らと話してみると、みなのうちでだれもダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤに並ぶ者はなかった。そこで彼らは王に仕えることになった。
20 王が彼らに尋ねてみると、知恵と悟りのあらゆる面で、彼らは国中のどんな呪法師、呪文師よりも十倍もまさっているということがわかった。
21 ダニエルはクロス王の元年までそこにいた。”
 

本日はユダ族のダニエルという題でメッセージしたいと思います。
預言はユダ族を通して、開かれるということを見ていきたいと思います。
テキストを見ていきます。

”1 ユダの王エホヤキムの治世の第三年に、バビロンの王ネブカデネザルがエルサレムに来て、これを包囲した。
2 主がユダの王エホヤキムと神の宮の器具の一部とを彼の手に渡されたので、彼はそれをシヌアルの地にある彼の神の宮に持ち帰り、その器具を彼の神の宝物倉に納めた。”
 

この時、神の愛される都エルサレムはバビロンの手に落ち、人々は、捕囚されていきました。
神の宮もその器具もバビロンの宮に持ち運ばれてしまったのです。
これは、歴史の事実であるとともに、遠い先の日、教会のバビロン化の日の預言です。
今、この預言は成就し、世界のキリスト教会は、バビロン、アメリカの影響を受け、
その宮の器具、器である、教会の礼拝や、メッセンジャーもみな、バビロン、アメリカの影響を受けています。フラー、トリニテイなどの惑わし神学校のヨタ教理、悪霊が世界の教会を席巻しています。

”3 王は宦官の長アシュペナズに命じて、イスラエル人の中から、王族か貴族を数人選んで連れて来させた。
4 その少年たちは、身に何の欠陥もなく、容姿は美しく、あらゆる知恵に秀で、知識に富み、思慮深く、王の宮廷に仕えるにふさわしい者であり、また、カルデヤ人の文学とことばとを教えるにふさわしい者であった。
5 王は、王の食べるごちそうと王の飲むぶどう酒から、毎日の分を彼らに割り当て、三年間、彼らを養育することにし、そのあとで彼らが王に仕えるようにした。”

この日、少年達が何人か連れてこられ、バビロンゆかりの学びをすることを
命じられ、また、王の食べ物、飲み物を食べ、飲みするよう、命じられました。
今でいえば、バビロン、アメリカゆかりの神学校で、大いに学び、また、ペンサコーラあたりの悪霊のぶどう酒を大いに飲んで酔っぱらうよう、命じられたということでしょうか。
三年間という期間も暗示的です。神学校で学ぶ期間に似ています。3年ほど学び、神学校を出て、このバビロンゆかりの
嘘八百の終末教理を世界に広げてくれよという命じられているようなものです。
等身大のあほ神学を学ぶ愚か者を始め、この手のバビロンすなわち、アメリカマンセーの
愚かな牧師、神学者は、この狭い日本の教会にも掃いてすてる程います。

”6 彼らのうちには、ユダ部族のダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤがいた。”

さて、その中にあのユダ部族のダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤがいたのです。
彼らこそ、バビロンで神の栄光をあらわした信仰の勇者達です。

さて、この箇所で、「ユダ部族」のダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤというところに
注目していただきたいのです。
彼らの出身部族に注目して欲しいのです。
ダニエルにより終末の預言が開かれたことは私達みなが知っていることですが、
聖書は彼の部族はユダ部族であると明記していることを覚えたいのです。

このユダ部族ということばは、そのまま以下の黙示録の記述と関連します。

”黙示録5:1 また、私は、御座にすわっておられる方の右の手に巻き物があるのを見た。それは内側にも外側にも文字が書きしるされ、七つの封印で封じられていた。
2 また私は、ひとりの強い御使いが、大声でふれ広めて、「巻き物を開いて、封印を解くのにふさわしい者はだれか。」と言っているのを見た。
3 しかし、天にも、地にも、地の下にも、だれひとりその巻き物を開くことのできる者はなく、見ることのできる者もいなかった。
4 巻き物を開くのにも、見るのにも、ふさわしい者がだれも見つからなかったので、私は激しく泣いていた。
5 すると、長老のひとりが、私に言った。「泣いてはいけない。見なさい。ユダ族から出たしし、ダビデの根が勝利を得たので、その巻き物を開いて、七つの封印を解くことができます。”

ここで終末の預言、7つの封印のある巻き物を解くのは、「ユダ族から出たしし」であることが
明言されているのです。
結論として、ダニエル書、黙示録2つの書が声を合わせて、終末の預言は、「ユダ族」から開かれることを語っているのです。

現在このユダ族はどこにいるのか?
あの中東で殺りくを繰り返す人々、黄色人種であるセム、アブラハムの子孫にしては、
やけに色の白い人々は勿論、ユダの本物の子孫ではありません。
彼らは黙示録のいう「ユダヤ人であると嘘をつく悪魔礼拝者」達です。

それでは本物のユダヤ人はどこに?
以前も書いたように、私はこの真のユダヤ人は日本に来ていると考えています。
日本にはユダ部族の証拠がいくつもあります。
いわく、ダビデ以来の万世一系を誇る天皇家、エルサレム(平安の都)と同じ名前の
京都の都、聖書に記された神殿と構造が同じである神社などです。

この日本がユダの血を引いているなら、私達は何を期待できるのか?
多くの事が期待できますが、終末のことに関していえば、終末預言が啓示される、開かれることです。
世界のクリスチャンの誰にも開かれなかった預言、特にバビロン、アメリカ由来の
えせ神学では決して開かれなかった終末預言が、このユダ、日本から出る勇士により、
明確に解きあかされる、その日を私達は期待できるのです。
開かれるその日はいつか、いえもうすでに来つつあるのかもしれません。

かつての日、ユダ族のダニエルが終末の預言を受けたその人であるということは、
大いに語り掛けがあります。ダニエルと同じように、ユダの血統に属する人々を通して、
終末の日の啓示が開かれることを我々は期待できるからです。

”7 宦官の長は彼らにほかの名をつけ、ダニエルにはベルテシャツァル、ハナヌヤにはシャデラク、ミシャエルにはメシャク、アザルヤにはアベデ・ネゴと名をつけた。
8 ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定め、身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願った。”

少年ダニエルは、後の日にバビロンのあらゆる知者、学者に優って、知恵があり、
神からの幻、夢を解きあかす者となりました。それでは、彼は、どこが他の人と異なっていたのでしょうか。ダニエルがダニエルたるそのゆえん、ユニークな点はどこでしょう?
聖書は彼が、「王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定め」たことを書きます。
ここがポイントなのです。

王のごちそう、バビロン王のごちそうとは、今でいうなら、現在のバビロン、アメリカ由来の
ヨタ教理を受けないということなのです。日本のあらゆる神学校、神学部は、バビロン、アメリカの
ヨタ話、分配所みたいなもの、そこの教師達は、役立たずのバビロン毒分配屋みたいなものに
なっていますが、ダニエルはそんなものを受け、そんな教理を受けることを拒否したのです。
しかもあのバビロン王ネブカデネザルの威光も恐れず、自分の願いを告げたのです。
ここに、ここに彼が選ばれたポイントがあると、明らかに聖書は告げます。
 

”9 神は宦官の長に、ダニエルを愛しいつくしむ心を与えられた。
10 宦官の長はダニエルに言った。「私は、あなたがたの食べ物と飲み物とを定めた王さまを恐れている。もし王さまが、あなたがたの顔に、あなたがたと同年輩の少年より元気がないのを見たなら、王さまはきっと私を罰するだろう。」
11 そこで、ダニエルは、宦官の長がダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤのために任命した世話役に言った。
12 「どうか十日間、しもべたちをためしてください。私たちに野菜を与えて食べさせ、水を与えて飲ませてください。
13 そのようにして、私たちの顔色と、王さまの食べるごちそうを食べている少年たちの顔色とを見比べて、あなたの見るところに従ってこのしもべたちを扱ってください。」
14 世話役は彼らのこの申し出を聞き入れて、十日間、彼らをためしてみた。
15 十日の終わりになると、彼らの顔色は、王の食べるごちそうを食べているどの少年よりも良く、からだも肥えていた。
16 そこで世話役は、彼らの食べるはずだったごちそうと、飲むはずだったぶどう酒とを取りやめて、彼らに野菜を与えることにした。”

ダニエルは単に心で願うだけでなくそれを実行したのです。
このことを覚えてください。今でいうなら、神学校へ入ってもヨタ教理やら、悪霊リバイバルのぶどう酒などを拒否したのです。
 

「キリストの2段階携挙説を受け入れないなら、神学校を追い出すぞ」なんてお声で脅かされても
敢然と拒否したのです。

”17 神はこの四人の少年に、知識と、あらゆる文学を悟る力と知恵を与えられた。ダニエルは、すべての幻と夢とを解くことができた。
18 彼らを召し入れるために王が命じておいた日数の終わりになって、宦官の長は彼らをネブカデネザルの前に連れて来た。
19 王が彼らと話してみると、みなのうちでだれもダニエル、ハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤに並ぶ者はなかった。そこで彼らは王に仕えることになった。
20 王が彼らに尋ねてみると、知恵と悟りのあらゆる面で、彼らは国中のどんな呪法師、呪文師よりも十倍もまさっているということがわかった。
21 ダニエルはクロス王の元年までそこにいた。”

彼らがこれらのバビロンゆかりのものを拒否した時、神は彼らに知識と知恵を与えました。
この順番を覚えてください。
1.まずバビロン由来の食物、ぶどう酒の拒否があり
2. 結果として神からの知識、知恵が与えられたのです。
 

そのようなわけで、今の時代、この終末の啓示を開き、終末預言を開く知恵を神に
求めるつもりがあるなら、その人は、誰であってもまず、バビロン由来のものを拒否する:
これが大前提であることを知りましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー
 
 
 
 
 
 
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