No. 611罪のどれい

 

 

”テキスト:ヨハネ8:32 そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」
33 彼らはイエスに答えた。「私たちはアブラハムの子孫であって、決してだれの奴隷になったこともありません。あなたはどうして、『あなたがたは自由になる。』と言われるのですか。」
34 イエスは彼らに答えられた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。罪を行なっている者はみな、罪の奴隷です。
35 奴隷はいつまでも家にいるのではありません。しかし、息子はいつまでもいます。
36 ですから、もし子があなたがたを自由にするなら、あなたがたはほんとうに自由なのです。”

本日は、「罪のどれい」という題でメッセージをします。
テキストに沿ってみことばを見ていきます。

”32 そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」”

真理はあなたがたを自由にするという、このことばを考えてみましょう。
真理とは何か?そんな風にきくと、何だか、哲学的だったり、深遠な質問に聞こえますが、
この「真理」ということばの意味合いは、間違えではない、偽物ではない、本物というニュアンスがあります。
ですから、真理、本物が我々を自由にするという時、偽物、まがいものは、我々を自由にしない、
そういう隠れた意味合いが含まれているように思います。

何故わざわざ真理というのか?
それは偽物、まがいものが多いからです。

キリスト教の教理、教えの中には、罪からの解放、清い歩みを語りながら、
それは、スローガンだけ、実際には役立たない教理もあるのです。
そして、そのようなまがいもののの教えは我々を実際には自由にはしません。本物ではないお札、
偽札では、パンを買えないように、真理ではない教えは、しゃかりきに行っても、
効果をもたらさないのです。
 

たとえば、人前での罪の告白、ざんげ、はたまた、苦行、善行などです。
これらは、真理、本物ではないので、実際の効果、罪のどれいからの
解放は起きないのです。

ホーリネス、悔い改め、完全な義なんていっても、たくさんの
星の子の様に多くスキャンダルを起こします。効果なしです。
 

大事なことは本物、真理、本当に主のいわれた方法をつかむことです。だから、「あなたがたは真理を知り」と書かれているのです。
何でも鑑定団によれば、本物の骨とう品と思い込んで偽物を長い間、所蔵する人が多いようですが、
キリスト教会にもまがいものの「罪からの解放方法」を堅持する人が多くいます。
しかし、まがいものは効力を発揮しません。

しかし、真理を知ることは主からの啓示により、それを知るとき、
「真理はあなたがたを自由にします。」
 

”33 彼らはイエスに答えた。「私たちはアブラハムの子孫であって、決してだれの奴隷になったこともありません。あなたはどうして、『あなたがたは自由になる。』と言われるのですか。」”

この時、アブラハムに子孫、イスラエル民族である、彼らは、
何故、イエスが「自由になる」などというのか理解できなかったのです。
彼らは人間的には誰からも奴隷になったことなどなかったからです。

これらのイスラエル人はさっしが悪いように思えますが、しかし、それはまた
新約のイスラエル人であるクリスチャンあてにいわれていることをも覚えましょう。

我々クリスチャンもたとえ、人間的に誰かの奴隷となったことがないとしても、しかし、
罪から解放されないなら、罪の奴隷なのです。


35 奴隷はいつまでも家にいるのではありません。しかし、息子はいつまでもいます。”

私達は何故クリスチャン生活の間、罪の奴隷になってはいけないのでしょうか?
罪のない人などいない、人が罪を犯すことはしかたないことなのではないでしょうか?
いいえそうではありません。

罪の奴隷かどうかで、大きな差が将来起きて来るのです。
罪の奴隷はいつまでも家にいません。もっとはっきりいえば、永遠の家に住むわけではない、
永遠の住まいに住むわけではないといっているのです。しかし、「息子はいつまでもいます」というように、
真に神の子であり、罪から解放されているなら、永遠の家に住むことになるのです。

いわんとしていることは、私達が永遠の住まいに住むつもりがあるなら、決して罪の奴隷のまま
いてはいけない、もし、罪の奴隷としてとどまるなら、永遠の住まいに入れない
可能性がおおいにある、そういわれているのです。恐れましょう。
しかし、真の神の子なら住むことが可能なのです。


36 ですから、もし子があなたがたを自由にするなら、あなたがたはほんとうに自由なのです。”
 

みせかけの自由、名目的な罪からの解放には意味がありません。
しかし、
真の自由、実際に罪から解放されることが大事なのです。
 

まとめますが、我々クリスチャンの戦いは罪との戦いであり、もし、敗れ、どれいと
なったままなら、どれいはいつまでも家にいない、すなわち永遠の家、住まいから追い出される可能性が
あることを知りましょう。
 

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー
 
 
 
 
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