NO.586 シヌアルの外套(2)


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テキスト:ヨシュア7:10 主はヨシュアに仰せられた。「立て。あなたはどうしてそのようにひれ伏しているのか。
11 イスラエルは罪を犯した。現に、彼らは、わたしが彼らに命じたわたしの契約を破り、聖絶のものの中から取り、盗み、偽って、それを自分たちのものの中に入れさえした。
12 だから、イスラエル人は敵の前に立つことができず、敵に背を見せたのだ。彼らが聖絶のものとなったからである。あなたがたのうちから、その聖絶のものを一掃してしまわないなら、わたしはもはやあなたがたとともにはいない。
13 立て。民をきよめよ。そして言え。あなたがたは、あすのために身をきよめなさい。イスラエルの神、主がこう仰せられるからだ。『イスラエルよ。あなたのうちに、聖絶のものがある。あなたがたがその聖絶のものを、あなたがたのうちから除き去るまで、敵の前に立つことはできない。
14 あしたの朝、あなたがたは部族ごとに進み出なければならない。主がくじで取り分ける部族は、氏族ごとに進みいで、主が取り分ける氏族は、家族ごとに進みいで、主が取り分ける家族は、男ひとりひとり進み出なければならない。
15 その聖絶のものを持っている者が取り分けられたなら、その者は、所有物全部といっしょに、火で焼かれなければならない。彼が主の契約を破り、イスラエルの中で恥辱になることをしたからである。』」
16 そこで、ヨシュアは翌朝早く、イスラエルを部族ごとに進み出させた。するとユダの部族がくじで取り分けられた。
17 ユダの氏族を進み出させると、ゼラフ人の氏族が取られた。ゼラフ人の氏族を男ひとりひとり進み出させると、ザブディが取られた。
18 ザブディの家族を男ひとりひとり進み出させると、ユダの部族のゼラフの子ザブディの子カルミの子のアカンが取られた。
19 そこで、ヨシュアはアカンに言った。「わが子よ。。イスラエルの神、主に栄光を帰し、主に告白しなさい。あなたが何をしたのか私に告げなさい。私に隠してはいけない。」"
 

本日はシヌアルの外套(2)としてこの件をさらに見ていきたいと思います。
テキストに沿って見ます。

”10 主はヨシュアに仰せられた。「立て。あなたはどうしてそのようにひれ伏しているのか。
11 イスラエルは罪を犯した。現に、彼らは、わたしが彼らに命じたわたしの契約を破り、聖絶のものの中から取り、盗み、偽って、それを自分たちのものの中に入れさえした。”
 

ここで、何故イスラエルが敵にあたることができず、
敗北をしてしまったのか、そのことに関して神の明確なことばがあります。
それは、イスラエルが神が聖絶のもの(KJVでは呪われたもの)を自分の
うちに取り入れたから、そのために負けたのだ、そう語られているのです。

呪われたものとは、後で出てくるシヌアルの外套のことです。
シヌアルとはバビロンが建てられる地の名前であり、要するにバビロンの
外套を、盗んだことがこの敗北の大きな原因であると語られているのです。この敗北、問題は現在の終末の時代に繰り返されており、
世界のキリスト教会を堕落、背信、冒涜に落とすために敵が用いた方法は、
世界中の教会内にシヌアルの外套すなわちバビロン化をもたらすという方法なのです。

そして、その結果、終末の日、黙示録の時代には、巨大なバビロン化した教会が出現します。
それが、謎を秘めた名前、淫婦バビロンの真の意味であることを理解しましょう。
以下の様に書かれています。

黙示録17:5”その額には、意味の秘められた名が書かれていた。すなわち、「すべての淫婦と地の憎むべきものとの母、大バビロン。」という名であった。”

かくのごとく終末の日の教会のバビロン化は預言されており、その日のための備えは、
毎日着々となされていることを理解しましょう。

具体的には、この備えは世界のキリスト教会を現代のバビロン、アメリカの
支配下、影響下に置くことによってなされていくのです。

「聖絶のものの中から取り、盗み、偽って、それを自分たちのものの中に入れさえした。」

神はこの様に敗北の理由を説明しました。すなわち、神に呪われるものを「取り、盗み、偽って、それを自分たちのものの中に入れ」るなら、敗北を免れないことを語っているのです。

そして、この明確な警告を意に介さない日本の教会は、その出版社を通し、新聞を通し、
教団を通し、宣教師を通し、神学校を通し、あらゆる方法で積極的に
あの国、バビロン、アメリカのあらゆる影響を受けつづけ、
結果として当然のむくい、敗北の歩みを果てしなくしつづけているのです。

あえて日本についていいます。
この国の教会が敵に負けつづけていることは、残念ながら、非常に聖書的であり、
そこには明確な聖書に基づく理由があるのです。


12 だから、イスラエル人は敵の前に立つことができず、敵に背を見せたのだ。彼らが聖絶のものとなったからである。あなたがたのうちから、その聖絶のものを一掃してしまわないなら、わたしはもはやあなたがたとともにはいない。”

ここには、イスラエル、神の民が「聖絶のもの」すなわち呪われたものとなるなら、
敵に後ろを見せ、決して勝利を得られないことが書かれています。

確かにイスラエルはあのちっぽけな町、アイに勝つことができず、逆に敵に背を見せ、
命からがら、敗走していきました。役に立たなかったのです。

私達は正直に日本の教会の現状を考えましょう。
敵を打ち破ったのか?勝利を得たのか?
数字だけを見ても決してそうはいえないでしょう。

日本におけるクリスチャン人口は増えるどころか減りつつあるのです。
若いクリスチャンの数、牧師のなりても減っています。

もし、日本のキリスト教会が敵に負けていると言うなら、その原因は?
その原因は、この箇所から見るなら、「彼らが聖絶のものとなった」すなわち、
アメリカの影響の下で教会が、バビロン化し、聖絶すなわち呪われたものとなったからなのです。
 

「あなたがたのうちから、その聖絶のものを一掃してしまわないなら、わたしはもはやあなたがたとともにはいない。」

もし、我々日本のクリスチャンが、その聖絶のもの、シヌアルの外套すなわち、全ての
バビロン、アメリカの影響を一掃してしまわないなら、もう神は我らとともにはおられないと
いうのです。

私達はいかにこのアメリカの影響から抜け出す必要があるのか、理解できます。
アメリカから、あらゆる形のおかしなキリスト教ムーブメントが起きています。
エホバの証人、 モルモン教みな、アメリカ発の異端です。
正統といわれるキリスト教会のムーブメントもみなおかしなものが多いです。
たとえば、チャーチスクール、ホームスクールに関しても何も考えず、賛成すべできはなく、
正しく吟味すべきです。

ある国では、チャーチスクの運動の提唱者の外人宣教師が、引き取った孤児虐待を行っているとの
噂を何度か聞いています。真相解明が必要です。
この運動を乗っ取った偽ユダヤの方法は、「世から逃れた、純粋な信仰を育てよう」
との触れ込みで集まるチャーチスクール、ホームスクール希望者の
「教科書、テキスト」に操作を加え、偽ユダヤのもくろむ教理、方法で子供達を洗脳することです。
わけもわからず、偽ユダヤの怪しい教科書を使う愚かものとなってはいけません。

最近、この運動の提唱者の外人の「Revelution」なることばを聞きました。
Revel (反抗)とRevolution(革命)の2つのことばからなる造語とのことです。しかし、Revel,
反抗とは何とも怪しい名前です。
神への従順を誓うべき、教会で何で反抗を植え付けなければならないのか?
こんな怪しい人々に子供を託して「弟子化」させるなんて、まったくもって、
愚の骨頂です。
 

”14 あしたの朝、あなたがたは部族ごとに進み出なければならない。主がくじで取り分ける部族は、氏族ごとに進みいで、主が取り分ける氏族は、家族ごとに進みいで、主が取り分ける家族は、男ひとりひとり進み出なければならない。
15 その聖絶のものを持っている者が取り分けられたなら、その者は、所有物全部といっしょに、火で焼かれなければならない。彼が主の契約を破り、イスラエルの中で恥辱になることをしたからである。』」”

その聖絶のものを持っているものは火で焼かれることが書かれています。
今のことばでいえば、バビロン、アメリカの影響を受ける人々は、火、悪霊の火で焼かれることを
語っているのでしょうか。
 
 
 
 
 
 

”16 そこで、ヨシュアは翌朝早く、イスラエルを部族ごとに進み出させた。するとユダの部族がくじで取り分けられた。
17 ユダの氏族を進み出させると、ゼラフ人の氏族が取られた。ゼラフ人の氏族を男ひとりひとり進み出させると、ザブディが取られた。
18 ザブディの家族を男ひとりひとり進み出させると、ユダの部族のゼラフの子ザブディの子カルミの子のアカンが取られた。”

ユダ族のアカンがそのシヌアル、バビロンの外套を持ち込み、民を敗北に導いた
張本人でした。ユダは、今のプロテスタントに通じるでしょうか。
ですから、プロテスタント敗北、背教の大きな理由は、そのバビロン化、アメリカ化であることがわかるのです。

ユダ族の中にこの罪、シヌアル、バビロンの罪の原因があったように、
終末の日の教会の敗因もプロテスタントがバビロン化、アメリカ化することと
大きく関係があるのです。
プロテスタントはアメリカとは、無縁ではないのです。
 

”19 そこで、ヨシュアはアカンに言った。「わが子よ。。イスラエルの神、主に栄光を帰し、主に告白しなさい。あなたが何をしたのか私に告げなさい。私に隠してはいけない。」"
 
 

かつての日、イスラエルの民は、アカンの罪、彼の隠しもっていたシヌアル、すなわちバビロンの
外套のために大きな敗北をきっしました。
これは、かつての日のできごとというだけでなく、さらに未来、終末の日への預言でもあります。
終末の教会の問題、背教、トラブルの原因は、その隠されたシヌアルの外套、
すなわち教会のバビロンアメリカ化であることを正しく正しくとらえましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。
 

ー以上ー
 
 
 
 
 
 
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