No. 556獣の国を拝む


”テキスト:黙示録13:1 また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。
2 私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口はししの口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。
3 その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地は驚いて、その獣に従い、
4 そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。
5 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。
6 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。
7 彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。
8 地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになる。
9 耳のある者は聞きなさい。
10 とりこになるべき者は、とりこにされて行く。剣で殺す者は、自分も剣で殺されなければならない。ここに聖徒の忍耐と信仰がある。”
 

本日は、獣の国を拝むという題でメッセージしたいと思います。
テキストに沿って見ていきます。

”1 また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。”

この一匹の獣とは、繰り返していいますが、終末の獣大国アメリカのことです。
この国こそ、終末の日の主役であり、この国をもとにあらゆる種類の世界の殺りく、戦争、破壊、
悲惨が起こり、またキリスト教は、変質させられます。この国こそ、終末の鍵なのです。
しかし、だからこそか、このアメリカこそ、その獣の国であることを悟らせないためのあらゆる
煙幕、ガセネタ、偽情報、工作が行われています。

その一つの偽情報は、「世界史における最後の大国は、ローマ帝国である、だから、
この獣とは、ローマ帝国である」というガセネタです。故意にこんな嘘をばらまいて
いる人々がおり、それにだまされている愚かな人々がキリスト教会には多いです。

彼ら偽ユダヤの書、プロトコールには、異邦人を支配、占領するといっても
目に見える形での領土の占領という方法はよろしくない旨、書いてあります。
だから、彼ら偽ユダヤが世界を占領、支配するという時、目に見えない形で、支配、占領するのです。

アメリカは確かに目に見える形で、他国を占領、支配するという方法で全世界を支配しているわけではありませんが、しかし、目に見えない形、もっと巧妙、狡猾に世界を支配しています。
日本も領土はそうでなくても、政治といい、経済といい、実質アメリカの
支配の下にあることは、多くの識者が指摘しているころです。そしてそれは、世界中の国々において
事実なのです。どの国も多かれ少なかれ、アメリカの支配に下にあるのです。
そういう意味では、この国はローマ以来の否、ローマ帝国以上の大帝国といえます。

 

何度もいうようですが、
終末の獣大国がどこの国かということ、その国を特定することは、聖書の終末に関する記事の中で、
大重要なポイントです。何故なら、終末に関して語るダニエル書、黙示録の中で、この
国に関して何度も何度も言及があるからです。ダニエル書は、金の像に関する記述の中で、また、4匹の
獣大国に関する記述の中でなど何度もこの国に関して言及しています。
黙示録も何度もこの10本の角と7つの頭を持つ獣の国に関して語っています。

この国こそ、終末の日の主役、ポイントなのです。

そして、そうであるがためにこの国を正しく理解できないようにと、「偽の獣の国解釈」が
ずっと以前から、キリスト教会の中で、まことしやかに語られ、浸透し、あらゆる注解書、神学校、
また、ハルリンゼイの著書やレフトビハインドシリーズ、さらに映画オーメンに至るまで、
特定の解釈「ローマ帝国=終末の獣の国」説という偽の解釈が伝えられていることを理解すべきです。
そして、この終末の獣の国とは、ローマ帝国である、何故なら、帝国といわれる国は
ローマ帝国以外ないからだ、7つの頭とは、ローマ帝国の7人の皇帝のことだ、実際の皇帝の数とは
少し人数が違うし、実際はもっと多いが、まあよしとせよ、これを信じろ、これ以外の解釈は異端だ、もどきの
強圧的なゴリ押しがまかりとおっているのです。

この説、解釈をクリスチャンの脳裡に焼きつけ、洗脳するために、あらゆる手段が取られており、アメリカでは、聖書に加筆するという冒涜、すなわち、聖書本文とともに、特定の終末解釈を
注として書きこむという冒涜が行われました。すなわち、スコフイールド注解聖書のことです。
日本でも同じ様なことが行われ、チエーンバイブルには、特定の解釈、「獣の国はローマをさす」
という一方的な解釈に沿った注が記されています。
 

しかし、今の様な終わりの時代においては、全てを吟味し、全ての解釈を改めて、再
点検する必要があります。

これらの一方的な解釈、すなわち、「何が何でも10本の角と7つの頭の獣の国はローマ帝国だ」説
にとらわれず、素直な心で今の世界情勢、終末の世界情勢を見るなら、
現在の全世界を実質支配する、世界屈指の軍事大国が見え、ローマを凌駕する実質世界歴史ナンバーワンの帝国アメリカの姿が見えるはずなのです。

広く行き渡ったガセネタを盲信せず、自分の目で聖書の預言を理解することが必要なのです。

”2 私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口はししの口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。”
 

この獣の国には、ひょう、熊、獅子の特徴があります。
ひょう、熊、獅子は、ダニエル書を参照すると、それぞれ、ギリシャ、メデイアペルシャ、バビロンを
さすことがわかります。
すなわち、過去の世界帝国の全ての要素を一国であわせ持っているのです。
事実アメリカにはこれらの全てがあります。アメリカはひょうすなわち、ギリシャローマ西洋文明の
もっとも発展した国、あらゆる科学技術の粋を集めた、大軍事大国です。
また、足は熊というようにメデイアペルシャのどうもうさがあり、
また口は獅子バビロンとありますが、アメリカが語る時、バビロンゆかりの偽りと、また獅子の様な恫喝、居丈高なものいいがあります。
そうです、全ての特徴がこの国にあるのです。
7つの頭とは、縦の線、すなわち、歴史的に見た世界歴史の7つの大きな国と理解できます。
その中には、ひょう、熊、獅子すなわち、ギリシャ、メデイアペルシャ、バビロンも含まれるのでしょう。そしてアメリカに7つの頭があるということにより、聖書は何をいわんとしているのか?
私の理解では、ある意味過去の世界歴史の全てがこのアメリカの7つの頭に凝縮されている、強いていうなら、
そんな理解もできるかもしれません。
ですから、終末の時代において、この獣が暴れるということは、すなわち、終末の世代は、
大袈裟にいうなら、過去の全ての人の歴史における罪の報いを受ける、そんな言い方もできるのかもしれません。
主イエスもかつてその時代に関してこういいました。

”マタイ23:35 それは、義人アベルの血からこのかた、神殿と祭壇との間で殺されたバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上で流されるすべての正しい血の報復があなたがたの上に来るためです。
36 まことに、あなたがたに告げます。これらの報いはみな、この時代の上に来ます。”

過去の先祖達の全ての罪の報復を受ける世代がかつてありました。
同じ意味合いで、この終末の世代こそ、かつての歴史における全ての罪の報いを受ける世代なのです。

ついでながら、10本の角の意味合いは何でしょう。これは、明らかにヨーロッパの国々です。
ですから、このアメリカという獣の国に関してはヨーロッパの国の人々にも責任があるのです。
彼らの不信のゆえにこの獣の国の台到が許されているのです。そしてもう一つ、
アメリカには、世界中から移民が来ています。ですからいいかたを変えるなら、アメリカこそ、
、現在の全ての国を凝縮したような国なのです。
 

この国が獣の国となり、これから世界中の国々がこの国により災いを受けるとは、
実は全世界の国の神への全ての不従順のためである、また人類の全歴史における不従順、その
罪のためにこの獣の国が神の許しの下で台頭した、そんな解釈もいえると
思われます。
 


3 その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地は驚いて、その獣に従い、”

頭のうちの一つとは、具体的にはアメリカをさします。
この獣の国、アメリカは体、国としては、一つです。
それは、獣の体が3つあるとか、4つあるとか書いておらず、単数形で書かれていることで理解できます。ですから、獣の国とは、ヨーロッパ連合だの国連だのという、はっきりしない、
区分でなく、明確にたった一つの国、抜きん出た一つの獣の国なのです。
しかし、もう一つの特徴として、この国の頭は7つあります。
頭は、「キリストが教会の頭」ということばから、考えるなら、要するに指示
部分、命令する統率部分ということでしょうか。
アメリカへの指示、もしくは、その本質は単純なものでなく、
その国は、7つの頭からできている、7つの指示がある、
もしくは、過去の7つの大国、帝国の全ての要素がこの終末の国、アメリカには存在す
るということができます。

具体的にはその7つの国とは何か?ちよっと簡単にいえませんが、
少なくとも3つ、否4つはいえます。3つとは、バビロン、メデイアペルシャ、ギリシャです。
そして、最後の7つ目は、もちろん、アメリカです。4つわかりました。
後は何なのか、興味のある人は歴史から、考えてみてください。

さて、ここでの問題は、7つ目の国、すなわち、アメリカが、「打ち殺されたかと思われ」る傷を
負うということなのです。
7つの頭のうち、どの国がもう一度、よみがえるのか、傷をなおすのか、はっきりと明言はされていません。ですから、それは、バビロンだ、ローマだという解釈はなりたちます。
古代バビロンが終末の日によみがえる、または、古代ローマが、などは理論上なりたちます。
しかし、上記記述には、

*ある一つの頭、国が打ち殺されたかと思われる様な傷を負い、
*なおかつ回復した

ことが書いてあります。
ですからどちらも未来のことなのです。
1)ある一つの国が致命的な傷を負う、具体的には、
戦争でかいめつ寸前になる、
2)しかし、あっという間に回復する、

これはかつて歴史上になかった様な規模であり、目を見張る様なものであり、
他国が恐れ入って平伏するようなことがらなのです。
歴史上、かつてなかったことがこれから起きるのです。

ドイツや日本が敗戦後、目を見張るような形で、復興をとげましたが、
しかし、世界の各国は「すばらしいですね」とは、いっても恐れ入って平伏はしません。
ですから、この復活、獣の国、アメリカにおいて起きる、復活は、歴史上、前代未聞のものとなる特別なことなのです。

実は、
アメリカは秘密裏にこの用意をしており、その地下に影の政府をすでに用意しています。田中宇さんのメルマガを見てください。この国の
壊滅と復活のためのシナリオ、準備は万端整いつつあります。

獣の国の自作自演、
やらせの戦争壊滅と工作済みの復活劇がこれから起きるのです。

この獣の国の復活劇について黙示録の他の箇所は以下の様に記述しています。

”黙示録17:11 また、昔いたが今はいない獣について言えば、彼は八番目でもありますが、先の七人のうちのひとりです。そして彼はついには滅びます。”

すなわち、アメリカは、この復活劇の前と後とでは、あたかも別の国の様になるのです。
わかりやすくいえば、
7つの目の獣:戦争で破壊される前のアメリカ
8つ目の獣:壊滅した後、復活をとげ、回復したアメリカ

上記の様になります。ですから、アメリカこそ7人のうちの一人、七番目の国であり、なおかつ、
復活した後は8番目の国になるのです。一つの国なのに、2つの経験をするわけです。

4 そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。”

獣の国のやらせの復活劇は、全世界の国々に畏怖をあたえ、世界はアメリカに平伏するように、
なります。どの国の政治、宗教も平伏して行くのです。

さて、ここで獣が復活、その獣を拝むという時、広く行き渡った、ガセネタとして、
この獣は、個人である、反キリストという個人であるという説があります。
レフトビハインドヨタ話シリーズ等でさかんに強調されている、的外れな説です。
全く個人が関係しないとはいいませんが、しかし、この箇所で復活、生き返ってくるのは
明らかに獣の国のことです。
何故ならほんの数節前にこの獣とは、10本の角と7つの頭を持つと説明されているからです。
以下の様です。

1.「海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。」

反キリスト個人がいかにどうもう、凶悪な形をしたとしてもその頭部に角は持っていないでしょうし、まして10本もの角は
もっていないでしょう。さらに彼の頭はやはり一つであって、7つもないでしょう。
万一頭が7つあれば、わかりやすくていいのですが、そんなはずはありません。
ですから、これらの説をもって、獣とは、個人のこと、反キリストという個人のことと
いう人々は、教会を混乱さすべく、故意にガセネタを流しているのです。そんな見え見えの
戦法に惑わされてはいけません。
 

”5 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。”

さて、ここで獣の国が、四十二か月間活動することが許されたことが記されています。
この四十二か月間とは、3年半のことであり、すなわち、大艱難時代が獣の国アメリカ主導で
はじまることを語っているのです。
ここで大艱難時代の時期としてはっきり、知っておかなければならないことがあります。
すなわち、この獣の国の四十二か月間の活動、すなわち、大艱難時代は、獣の国の
復活劇の後に起きると言うことです。

すなわち、獣の国アメリカの(恐らく核戦争による)壊滅、復活が起きる迄は、
大艱難時代は始まらない、しかし、そのやらせ戦争、やらせ復活劇が起きた後は大艱難時代に入るということを聖書は明記しているのです。

これをもって私達は艱難時代のおおよその時期に関して心づもりをしましょう。
終末に関しては何かというと、その時期について語ったり、もう近付いているなんていうと
すぐ異端よばわりする人々がいます。
しかし、その様なみえみえの戦略にはまり、終末について何一つ語れない
臆病もの、役立たずになってはいけません。
主が何度も終末について語り、また聖書のダニエル書、黙示録を神が与えたのは、何のためか?
それは終末の時を正しく知り、その備えをなすためです。
ですから、終末について研究し、言及し、今はその時なのか、そうでないのか、
確認し、話しあい、調査することは、全く正しく聖書的なのです。
 


6 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。”
 

彼とは獣の国のことであり、アメリカのことです。その獣の国が、神に対するけがしごとをいうように
なることが書いてあります。
ですから、復活後のアメリカは非常なる強権を発揮するようになり、その国は、
あらゆる方法で、反聖書的、反キリスト的になります。
また、「天に住む者たち」すなわち、キリストとともに天に座す天的なクリスチャンを非難します。
ここでいう天は文字どおり天上というより、たとえであり、天的な人々をさすと
理解できます。


7 彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。”

アメリカは「聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され」るようになります。
結果、堅くみことばにつかないクリスチャンは惑わされていきます。
またこの獣大国アメリカには、「あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられ」るようになります。
やらせの復活劇の後、この獣大国が、世界支配をさらに強め、強権を発揮することが書かれています。
911テロとかいうやらせの被害の後、アメリカが強権を発揮したのはこの日の型です。

この強権の下で、主につく人々への迫害が始まるわけです。
ですから、この獣の国は、その復活前と後とでは、世界支配の度が変わってくる、
権力の強さも変わってくることを知ってください。
このことは、ある意味では聖書的です。キリストもその復活の後、天においても地においても
いっさいの権威が与えられました。獣の国もそのものまね、もしくは猿まねを行うわけです。いかにも
愚かな猿民族が考えそうな企みですが、残念ながら、すでに2000年も前から、猿の惑星の
あほたれ猿どもの企みは、
発覚し、黙示録の中に明記されています。

”8 地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになる。”

さてこの箇所ですが、人々が彼、獣の国を拝むようになることが描かれています。
彼と書かれると何か個人のことかと誤解しそうですが、これは、その前の文から
見ていくと明らかに獣の国、具体的には、アメリカをさすことがわかります。
ここでいっているのは反キリストを拝むということではなく、獣の国、具体的には、
アメリカを拝むということがらに関して語られているのです。

それで我々はこの箇所に関連して、獣の国を拝む、具体的には、アメリカを拝むとはどういうことを
さしているのかを考えるべきと思われます。
一体このことの意味合いは何なのでしょうか?
 

私は今はこう考えます。これは要するにアメリカ崇拝、アメリカのトレンド、
風潮、ムーブメントを際限なく受け入れる、吟味もなく、受け入れること、それを
さすのではないかと思います。

よくも悪くもアメリカは、世界随一のキリスト教大国であり、世界のキリスト教のムーブメント、
運動、トレンドは全てアメリカから発信されます。また、神学、教理もアメリカの神学校、
発行された本などが、世界の教会の中心教理となっています。

しかし、このアメリカ由来のキリスト教トレンドを受け入れるか受け入れないかは、
私達の永遠の命に関わってくること、大きな区分があることを知りましょう。
何故なら、「ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになる」と書いてあるからです。

ですから、私達は今のキリスト教会の常識、トレンドと全く正反対のことを黙示録は語っていることを
理解しましょう。

今のキリスト教会では、アメリカに行くこと、そしてアメリカ神学校帰りの牧師は
格が高い、はたまた、日本のキリスト教会のオピニオンリーダーになったりします。
はたまた、アメリカの音楽トレンドを持ち込めば「ナウい賛美」ということになります。
アメリカで出版されたキリスト教書物は、注目すべきもの、見習うべきものということになっています。
 

しかし、聖書はこの傾向と全く反対のこと、そればかりか、「獣の国を拝む」、
すなわち、アメリカ由来のトレンドを受け入れ、崇拝する人々は、
永遠の命があぶないことを明確に語るのです。

驚く様などんでん返し、全く我々の常識、認識と反対のことを述べているのです。

何度もいうようですが、どんな時でもまた我々の先入観と全然違うことであっても
やはり聖書のいうことが正しいのです。

その視点で今の時代を見てみましょう。

今の日本のキリスト教会には、アメリカ神学校帰りで、すっかりヨタ教理に毒された
牧師やら、はたまたアメリカ由来のヨタ話をせっせと掲載する雑誌、新聞、書店などが
多いことがわかります。悪霊リバイバルやら、魔術的な祈りの原則を語るヤベツの祈り、
怪しいアメリカ系、悪霊系の器のメッセージなどは、これらのメデイアを通して
大いに日本のキリスト教会に伝わっています。
そもそも日本の多くのキリスト教教団は、アメリカ系であり、
その始めから、アメリカの影響が強いのです。

この大きな流れの中で、「地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになる。」と書かれていることを知りましょう。
 


9 耳のある者は聞きなさい。”
 

このことば、耳のある者は聞きなさいとは、たとえや謎が隠され、
多くの人が間違えやすい箇所、しかし、非常に大事な箇所に関連して書かれている
表現です。それで、このこと、獣を拝むということの理解は非常に大事であること、
しかし、残念ながら多くの人が間違えてしまいやすい箇所であることを知るのです。

このアメリカこそ、獣の国であることを理解すること、またこの国を崇拝することは、
何と永遠の命に直結する重代な問題なのだということを知ること、それは、
耳のあるものしか理解できない特殊なことなのです。
しかし、もしこのことを聴く耳があるなら、それは幸いです。
 

”10 とりこになるべき者は、とりこにされて行く。剣で殺す者は、自分も剣で殺されなければならない。ここに聖徒の忍耐と信仰がある。”
 

剣は、みことば、教理のたとえです。ですから、この獣の国由来の剣、教理により、
倒されていくことを言っているのです。
いわく、キリストの再臨は2回あるなどの嘘教理、再建主義、トランスフオーメーション、
パラダイムシフトなどの大嘘に惑わされて行くのです。
この様な嘘教理、すなわち、剣を用いて、信者を惑わす牧師、すなわち、剣で殺す者は
自身が剣で殺される、すなわち、自分自身も変な教理のとりことなります。
 

「ここに聖徒の忍耐と信仰」
 

アメリカは強権を発揮し、アメリカ由来のヨタ教理を受け入れない人は、
カルトだとか、セクトだとか非難されるようになるでしょう。
だからこそ、忍耐と信仰が必要なのです。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー
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