NO.528 青草は焼ける

テキスト:

”黙示録8:
7 第一の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、血の混じった雹と火とが現われ、地上に投げられた。そして地上の三分の一が焼け、木の三分の一も焼け、青草が全部焼けてしまった。”

本日は、「青草は焼ける」としてメッセージしたいと思います。
黙示録の日に青草が焼けるということばの意味あいを見ていきたいと思います。

テキストは上記箇所です。
この箇所を見ていきましょう。

第一の御使いがラッパを吹き鳴らした。」

ラッパは角笛に通じ、角笛は、警告の音を発します。
すなわち、多くの警告者が警告を発する時代のことです。
欧米のキリスト教サイトを見ると現在のキリスト教会の現状に関して多くの人々が警告を発しています。
いわく聖書の翻訳の偽り、怪しいリバイバル現象、おかしな教理...。
これらを見るとき、確かに今はちがう時代、警告のラッパが吹き鳴らされる時であることを知ります。
 
 

「すると、血の混じった雹と火とが現われ、地上に投げられた。」

血やら、雹について書いてあります。
血も雹もどちらも、かつての日、出エジプトの日にエジプトを襲った
災いです。それで、この黙示録の箇所は、終末の日の出エジプトに関する事柄であることが
わかるのです。

かつての出エジプトの意味あいは、エジプトの国から、神の民が出てくることです。同じく終末の日の出エジプトとは、「堕落し、世俗的になり、すっかりこの世についた、すなわち、
エジプト化した教会」から、真に聖別された神の民が出てくることを語ります。

その様なわけで今私達がこの世、エジプトに対してどの様な態度をとっているのかどうかは、
終末において、重要な意味あいがあります。ある人々は、エジプト人としてここにとどまり、
ある人々は、真のイスラエルとしてそこを出るからです。

「血の混じった雹と火」

かつての出エジプトの日、大きな雹が天から降ってきて、野にいる家畜を殺しました。
同じく黙示録の日にも雹の災いが教会に起こります。雹は、雨の水が変化したものであり、
霊的な災いをあらわします。血やら、火も同じく霊的なことをあらわします。
教会に霊的な災いが起きることを預言しているのです。
具体的にいえば、悪霊のリバイバルのことをさします。

「そして地上の三分の一が焼け、木の三分の一も焼け」

「地上の三分の一が焼け」と書かれています。
地につく教会の1/3はこの悪霊リバイバルの追随者となるのでしょう。
結果、これらの教会の信者は悪霊の火で焼かれていきます。
教会へ行って悪霊を受けるというとんでもない結果になっていくのです。
「木の三分の一も焼け」と書かれています。
木はぶどう、オリーブの様に神の民をさすたとえです。
神の民の1/3は、この悪霊リバイバルに惑わされていきます。

「青草が全部焼けてしまった。」

さて、青草に関しての記述です。
ここには、謎とたとえがあります。
聖書はたびたびいうように、たとえの書、また謎が含まれた書です。
要するに本当の意味あいが隠された記述が多いのです。
しかし、確かに隠されているのですが、それは、少し探せばわかるように、
ほんの物陰や、寝台の下にあるような隠れ方をしています。
よくたとえを主によって教えていただくなら私達が知恵のない者でも理解できるのです。

重ねていいますが、青草のたとえの意味あいは何でしょう?
私の理解では、青草は、牛やら、羊と関係があります。
牛や羊は食物として青草を食べるからです。そして、牛、羊は、きよい動物として、
クリスチャンのたとえです。
それでここでいわんとしていることは、クリスチャンの食べ物がみな、焼けてしまうぞとの意味あいです。焼ける?ごはんのおこげでも食べるのか?そんな意味あいではありません。
焼けるは同じ節の火と関係があり、要するに悪霊の火によりクリスチャンの食べ物が焼けるといっているのです。食べ物はもちろん、霊的な食べ物のことで、信仰書やら、教理やらのことです。
それらが皆、焼けてしまう、すなわち、キリスト教書店で売られる本やら雑誌やら、音楽CDやらが、
どれもこれも、変な霊やら、リバイバルやらの影響を受けたものとなってしまうということをいっているのです。
 

このことは、信じられないでしょうが、しかし、今すでに起こりつつあるものです。
たとえば、魔術的な色合いの濃いCSルイスの本などが、キリスト教書店において、売られています。
また、TEAMなどのアメリカの伝道団体は、彼を招いて聖会の講師にしています。
しかし、彼、CSルイスは欧米の研究者によれば、救いはキリスト以外にもあるとする
おかしな信仰、異端的な悪い霊の信仰を持つ人です。このことから考えるなら、
たしかに悪霊の火でキリスト教書店の本などは焼けています。
これは一例に過ぎず、ベニーヒン、キャサリンクールマン、ピーターワグナー等、悪霊系の本は
たくさん、キリスト教書店に並べられています。
音楽もロックがかっていたり、明らかに変な霊の影響を受けている、ミュージックが、闊歩しています。

現状をいうなら、すでにキリスト教書店の本や雑誌、新聞などは悪霊の影響があり、
上記ことばに沿えば「焼けている」のです。
しかし、いずれもっとこれは進みます。
何故なら、上記節には、青草が「全部」焼けてしまったと書いてあるからです。
全部焼ける、すなわち全ての本、雑誌、新聞などにこれらの影響が起きるのです。
 

キリスト教の全ての教理、本、雑誌などが、皆悪霊の影響を受けて、焼けてしまう?
これは、聞いた限り、悪夢の様な話でとても受け入れられないのですが、しかし、
他でもない神のことばが預言することなので、真剣に考えたいと思うのです。

このことはしかし、たとえば、ノアの日に関する預言のことばとは符合します。
終末の日は、ノアの日のようであることを主は語ります。そして、
ノアの日とは、洪水の日であり、全ての山が水でおおわれた日です。
水、洪水は悪霊の洪水に通じ、悪霊のリバイバルの影響が全ての教会をおおうと理解できます。
そしてこのことはまた上記全ての草が焼けるとの
ことばとも符合するのです。

黙示録は明らかに終末の背教の教会に起きる災いを預言した書であり、
それは神のことばなので全て成就するでしょう。
望ましいことではありませんが、しかし残念ながら、この「全ての草が焼ける」
とのことばもやはり成就することを知りましょう。

世の中においては、何でものんきに食べられる時代はすでに過去のものとして、終わりました。
今は、ちょっと牛肉を食べれば、狂牛病になって、死ぬかも知れないし、もしくは
危険な遺伝子操作食品で害を受けるかも知れないのです。

世の中はすでにそんな世になっています。ひとりキリスト教会のみ今でも
安泰などとは、とんでもない愚かな誤解であり、むしろ
キリスト教会こそ、怪しい食品、焼けた草に満ちていると思った方が正しいのです。
このことを見る目、そしてこれらの焼けた草、悪い霊の食べ物を避けるものは幸いです。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  -----------------------------7d636b1c20030 Content-Disposition: form-data; name="userfile"; filename="" Content-Type: application/octet-stream