NO.503 戯れるレビヤタン


”テキスト:詩編104:19 主は季節のために月を造られました。太陽はその沈む所を知っています。
20 あなたがやみを定められると、夜になります。夜には、あらゆる森の獣が動きます。
21 若い獅子はおのれのえじきのためにほえたけり、神におのれの食物を求めます。
22 日が上ると、彼らは退いて、自分のねぐらに横になります。
23 人はおのれの仕事に出て行き、夕暮れまでその働きにつきます。
24 主よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます。地はあなたの造られたもので満ちています。
25 そこには大きく、広く広がる海があり、その中で、はうものは数知れず、大小の生き物もいます。
26 そこを船が通い、あなたが造られたレビヤタンも、そこで戯れます。
27 彼らはみな、あなたを待ち望んでいます。あなたが時にしたがって食物をお与えになることを。
28 あなたがお与えになると、彼らは集め、あなたが御手を開かれると、彼らは良いもので満ち足ります。
29 あなたが御顔を隠されると、彼らはおじ惑い、彼らの息を取り去られると、彼らは死に、おのれのちりに帰ります。
30 あなたが御霊を送られると、彼らは造られます。また、あなたは地の面を新しくされます。
31 主の栄光が、とこしえにありますように。主がそのみわざを喜ばれますように。
32 主が地に目を注がれると、地は震え、山々に触れられると、山々は煙を上げます。
33 私は生きているかぎり、主に歌い、いのちのあるかぎり、私の神にほめ歌を歌いましょう。
34 私の心の思いが神のみこころにかないますように。私自身は、主を喜びましょう。
35 罪人らが地から絶え果て、悪者どもが、もはやいなくなりますように。わがたましいよ。主をほめたたえよ。ハレルヤ。”
 

本日は、「戯れるレビヤタン」として恐竜大国、アメリカ及びそれを操る蛇民族の
末路について考えてみましょう。

テキストに沿ってみます。
 

”19 主は季節のために月を造られました。太陽はその沈む所を知っています。
20 あなたがやみを定められると、夜になります。夜には、あらゆる森の獣が動きます。”

「夜には、あらゆる森の獣が動きます」と書かれているように、獣が動き、活動をしだすのは、
夜になってからです。同じ様に聖書に名指しされた獣大国がその猛威を振るう様になる、その
理由は、時代が夜になり、光が消え、世の光である、キリストを拒みだすその夜、終末の日です。

”21 若い獅子はおのれのえじきのためにほえたけり、神におのれの食物を求めます。
22 日が上ると、彼らは退いて、自分のねぐらに横になります。”
 

さて、この箇所で知らなければならないのは、獣の働きの範囲、またその
活動は神の許しの中で行われるに過ぎないという、その制限です。
獣は無制限に自分のしたい放題の悪逆を繰り返すというより、
その出現、またその活動、また消える時も
定められており、そこには神からの制限があるのです。

そのことを明確に知らなければなりません。終末の日に獣の悪逆非道な日が来ることは事実ですが、
無制限に永遠に続くというのでなく、明らかにその活動の期間は定められており、
3年半、42ヶ月、1260日と繰り返して同じ定められた日について語られています。

「若い獅子はおのれのえじきのためにほえたけり、神におのれの食物を求めます。」と書かれているように、悪魔がほえたける獅子の様に経巡り歩く時が来ようとしています。
それは、しかし、故なく、理由なく来るのでなく、神の民の冒涜のきわまったその終わりの日に
起きることなのです。

”23 人はおのれの仕事に出て行き、夕暮れまでその働きにつきます。
24 主よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます。地はあなたの造られたもので満ちています。”
 

「人はおのれの仕事に出て行き、夕暮れまでその働きにつきます。」とのことばは裏返すと、
夜には人は働けないということを語ります。そしてそれは、主のいわれた「誰も働くことのできない夜が来る」とのことばと符合します。

働くとは何をさすのか?畑に出て耕す、すなわち、神の正しいみことばを語り、人々を
養い、魂を養う「働き」について語っているのです。それができない夜が来るとは要するに、
もう教会で正しいメッセージを語ることができない日が来るといっているのです。
正しい人は働くことができず、偽り者のみ闊歩するようになるのです。正しい人は働きを制限され、
逆にトロントリバイバルには神の祝福があるだの、
「デーモンおじさんベニーヒンは実は、神の祝福を祈っているのです」とか、嘘つき狼少年ピーターワグナーには「確かに2000年まで日本で1000万の人が救われるなどとの嘘預言はあったが、
そんなささいなことは忘れて、彼をあがめましょう。ああ見えても彼は単なる嘘つきではなく、実は
すばらしい神の使徒です」
なんていう阿呆たれ牧師やら、あほたれ教師しか教会でメッセージできない、それ以外は異端と
みなされる日が来ると言うことことを言っているのです。

某島国においては、雑誌、新聞、また多くの教会においてもうすでにそんな
「素晴らしい日」がすでに到来しつつあります。

”25 そこには大きく、広く広がる海があり、その中で、はうものは数知れず、大小の生き物もいます。
26 そこを船が通い、あなたが造られたレビヤタンも、そこで戯れます。”

海は水、聖霊が働く場所として全世界規模の教会のたとえでしょうか。そこには、船が通う、すなわち、
大小さまざまな教団、教会が存在します。そかし、その海には何と、「レビヤタン」すなわち、海の
竜、恐竜まで生息しているのです。
それで、海とは祝福だけの場所ではなく、危険すなわち、レビヤタンに襲われたり、
それによって破壊され、命を失う危険のある場所であることがわかります。

聖書には、神の方法について多くの記述があるのですが、偽りの教師達により、
これらのみことばは無効にされています。

しかし、この箇所には、海すなわち、全世界規模の教会の中には、レビヤタンも含まれることが書かれています。そして、彼による教会の破壊も神により許されていることが分かります。
それどころか、このレビヤタンも神の創造であることが、「あなたが造られたレビヤタン」とのことばにより理解できます。

そう、レビヤタンすなわち、終末を牛耳る獣大国アメリカもある意味、神が作られたものなのです。
それは、神への冒涜を進める人々を終わりの日に裁くため、作られたものであり、堅くみことばに立たない人々は、このレビヤタン主導の偽りにより倒されていきます。

ここで書かれていることもまた獣の範囲、その創造も絶滅も全て、主の
み手にあることです。ですから、終末について正しく正しく理解しなければなりません。
恐れ惑って、不信仰になったり、非聖書的になってはいけません。
神が悪魔に倒される日、それが終末だなどと間違えてはいけないのです。
レビヤタンが神の創造物に過ぎないように、終末の中心、獣の国も神により
作られたものに過ぎません。
 

”27 彼らはみな、あなたを待ち望んでいます。あなたが時にしたがって食物をお与えになることを。
28 あなたがお与えになると、彼らは集め、あなたが御手を開かれると、彼らは良いもので満ち足ります。”

この節はのどかなようで、恐ろしいことを書いているように読めます。
終末の獣、レビヤタンが良いもので満たされる日が来ます。良いものとは、
多くのクリスチャンのことです。彼等が獣の国主導の偽りにより多く倒されていきます。
何故そんな日が来るのか?それは、終末の時、神の怒りの時になったからであり、
これらの背教、背信は、神が彼等を渡されたからです。「あなたがお与えになると...」と
書かれている通りです。


29 あなたが御顔を隠されると、彼らはおじ惑い、彼らの息を取り去られると、彼らは死に、おのれのちりに帰ります。”

この終末の獣、レビヤタンは神により作られたものであり、その創造もまた、絶滅もただ、
神の手にあります。「あなたが..彼らの息を取り去られると、彼らは死に」と書かれている通りです。
 

私達は終末の獣の国、及びそれにより起こされる艱難の日について知らなければなりませんが、
しかし、それと共に、この獣に与えられている働きやその寿命、すなわち、活動期間に
関しては、明確な制限、期限があることを知らなければなりません。
悪魔が無制限に活動する日が未来永劫に続くとか、神がもうサタンの働きを制限できなくなったんだとか、
間違えた認識をもってはいけません。
ここに書かれているようにその役目が終われば、このレビヤタン国もそれを操る蛇民族も、
死に、滅び、絶やされるのです。彼等は神の裁きに用いられるため、一時生存を許された
恐竜民族、蛇民族に過ぎません。

自分達は何か大したものだと誤解しているようですが、その発生も働きもさらにその滅ぼされる日に
ついてまで、聖書に預言されています。ただ、
愚かだからそれを読むことができないだけです。

中国のことわざに「狡兔死して、走狗煮らる」ということばがあります。
いわんとしていることは、「すばしこい兔を捕まえるのに、犬を使うが、しかしいざ兔が捕まってしまうと、用済みの、犬が逆に煮られ食べられてしまう」、そんな意味です。

自分達が何だかすごいことをしているように誤解している蛇民族、レビヤタン民族も自分達はせいぜい、
この犬ころ程度のものであり、用が済めば、裁きが待っていることを理解すべきです。

”30 あなたが御霊を送られると、彼らは造られます。また、あなたは地の面を新しくされます。”

終末の日は裁きの日ですが、それとともに、新しい天、新しい地が造られる日でもあり、
それは神の御霊によります。「あなたが御霊を送られると、彼らは造られます」とのことばの通りです。
 

”31 主の栄光が、とこしえにありますように。主がそのみわざを喜ばれますように。
32 主が地に目を注がれると、地は震え、山々に触れられると、山々は煙を上げます。”

終末の日はさらにまた、揺るがしの日でもあり、「地は震え」る日です。
家々すなわち、教会が困難と試練の中で倒される日なのです。しかし、この試みを経ても
尚、残る家、クリスチャンにみこころがあります。

終末の艱難の日については、多くのみことばが語っています。
しかるに「真理よりも偽りを愛する」人々は、あの嘘話、デイスペンよた話やら、レフトビハインド
空想物語にいちるの望みを託し、「艱難の前にキリストの秘密の再臨がある」との
嘘を選択することに心を定めました。彼等はわざわいです。
 

”33 私は生きているかぎり、主に歌い、いのちのあるかぎり、私の神にほめ歌を歌いましょう。
34 私の心の思いが神のみこころにかないますように。私自身は、主を喜びましょう。
35 罪人らが地から絶え果て、悪者どもが、もはやいなくなりますように。わがたましいよ。主をほめたたえよ。ハレルヤ。”
 

「罪人らが地から絶え果て、悪者どもが、もはやいなくなりますように」と書かれています。
罪人、悪者とは誰のことでしょう?暴力団、やくざもののことでしょうか?
もちろん、そういう人々も良くはないのでしょうが、しかし、かつての日、主イエスの日、地から
絶え果ていなくなった悪者とは、他でもない、パリサイ人、律法学者、宗教の専門家だったことを覚えましょう。さらに彼等の偽りに聞き従う民衆も裁かれてしまったのです。

同じ意味合いで、今の悪者、偽りの教えに従う人々が裁かれる日が近付いています。
私達は備えをし、警戒をして歩みましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー -----------------------------7d61671340164 Content-Disposition: form-data; name="userfile"; filename="" Content-Type: application/octet-stream