NO.500 レビヤタン(3)

テキスト:ヨブ41:
21 その息は炭火をおこし、その口から炎が出る。
22 その首には力が宿り、その前には恐れが踊る。
23 その肉のひだはくっつき合い、その身にしっかりついて、動かない。
24 その心臓は石のように堅く、臼の下石のように堅い。
25 それが起き上がると、力ある者もおじけづき、ぎょっとしてとまどう。
26 それを剣で襲っても、ききめがなく、槍も投げ槍も矢じりもききめがない。
27 それは鉄をわらのように、青銅を腐った木のようにみなす。
28 矢もそれを逃げさせることができず、石投げの石も、それにはわらのようになる。
29 こん棒をもわらのようにみなし、投げ槍のうなる音をあざ笑う。
30 その下腹は鋭い土器のかけら、それは打穀機のように泥の上に身を伸ばす。
31 それは深みをかまのように沸き立たせ、海を香油をかき混ぜるなべのようにする。
32 その通ったあとは輝き、深い淵は白髪のように思われる。
33 地の上には、これと似たものはなく、恐れを知らないものとして造られた。
34 それは、すべて高いものを見おろし、それは、すべての誇り高い獣の王である。

本日は、「レビヤタン(3)」として、さらにこのトピックを見ていきましょう。
テキストに沿って見ます。

21 その息は炭火をおこし、その口から炎が出る。”

炭火、炎は、この世に関係したことからいうなら、銃口の炎、ミサイルの炎という
ところでしょうか。霊的にいうなら、すなわち、悪霊に関することです。
この国を基点とした悪霊のリバイバイルにより世界中の教会、クリスチャンが滅ぼされる、
そのことを言っているのです。

”22 その首には力が宿り、その前には恐れが踊る。
23 その肉のひだはくっつき合い、その身にしっかりついて、動かない。”

力が宿り、その前に恐れがあることが書かれています。力とは、英語でパワーといいます。
権力、政治力、軍事力みな力ということばがつき、パワーがつきます。
現在の世界の唯一のスーパーパワー、すなわち、超大国はどこかと聞けば、
誰にきいてもアメリカという答えが返ってくるでしょう。
ある人々は、スーパーパワーというより、この国は、ハイパーパワーだとさえ
いいます。世界全体の軍事費の何と40%をも一国で占めるダントツの
超軍事力の国がこの恐竜大国アメリカなのです。

24 その心臓は石のように堅く、臼の下石のように堅い。”

心臓は、心や思いをつかさどる器官です。
その器官、心臓がアメリカにおいては、石の様に堅いということです。
要するに心臓に毛が生えた様な国ということなのでしょう。
これは、この国に関して全く真実であり、この国は心臓の強いこと、はったりや、
嘘をかますこと、それを暴露されても気にもしないことは、
全く見事なもんです。

イラクには大量兵器があるなんて、ガセネタとばして、どんどん爆弾を落とし、後でそんな
「兵器」なんてなくても「平気」と言う感じです。その結果、すでにイラクで何千という人が
死んでいるのですが、
そんな嘘がばれても大統領の辞任などとんでもない、政府の誰も責任などとりもせず、
へのかっぱです。
どこかの国のナイーブなおぼっちやま野党が、ガセメール一本のことで、代表辞任だの、
大騒ぎしているのとは大違いです。
 

”25 それが起き上がると、力ある者もおじけづき、ぎょっとしてとまどう。
26 それを剣で襲っても、ききめがなく、槍も投げ槍も矢じりもききめがない。”

剣で襲ってもききめがないとは、この世的にいうなら、戦争ではどの国も勝てないということでしょう。
霊的に解釈するなら、「剣」はみことばのたとえであり、要するにこの国の繰り出す、
偽り神学にどの国の教会も倒されていくということでしょう。
これは事実であり、この国発の艱難前携挙説だの、デイスペンセーション主義だのに
勝てる神学者はおらず、この教えは世界を席巻しています。

”27 それは鉄をわらのように、青銅を腐った木のようにみなす。
28 矢もそれを逃げさせることができず、石投げの石も、それにはわらのようになる。”

「鉄をわらのように..みなす」とは、この国の軍事力、防衛力を語るものでしょうか。
かつての戦争において、ヨーロッパの戦線においても、アジアの戦線においても、
この国にまともに相手をできる国はありませんでした。
段違いの軍事力で破壊されるばかりです。

「石投げの石も、それにはわらのようになる。」とは、霊的な意味合いが含まれるかもしれません。
石はペテロが石、岩と
関係があるように、弟子と関係します。多くの主の弟子がこの国発の偽りの神学に
異論を唱えてもそんなもの、意に介さないという意味合いでしょう。
この国発のデイスペン嘘話は、スコフイールド注解つき聖書、チェーンバイブル、
ハルリンゼイの本、レフトビハインド等の大量宣伝の下で大きく宣伝されています。
それ以外の教理は吹き飛ばされていくかの様です。

30 その下腹は鋭い土器のかけら、それは打穀機のように泥の上に身を伸ばす。”

「土器」について書いてあります。土器はすなわち器と関係があり、
神の教会の器と関係のある表現です。この恐竜大国が器を排出し、それにより、世界中の
キリスト教会がくつがえされる、そのことをいっているのです。
確かにこの恐竜大国は、多くのキリスト教の器を排出しました。
福音派の大物、ビリーグラハムはフリーメーソン33階級に属するサタニストであり怪しい人物ですが、
大宣伝のため、みなにすっかり信用されています。
聖書のことばより、彼を信用することを選んだ愚かな福音派は、彼にならって、自由主義神学者も、
カソリックも喜んで受け入れるようになりました。

「聖徒にひとたび伝えられた信仰」を捨て去り、ビリーグラハム崇拝教にくらがえし、
自由主義者もオッケー、カソリックもオッケーになったきょう日の福音派は、みごとな阿呆たれです。

他にもベニーヒン、ピーターワグナーだの、異端まがいの怪しい器がこの破壊恐竜の国からは排出しています。
 

「それは打穀機のように」

打穀機は、麦の実とわらを区分するものです。この国こそ打穀機であり、この恐竜大国の偽りを
通して、真のクリスチャンである「麦の実」とふるいわけられるクリスチャン、すなわち「わら」とは、区分されます。

”31 それは深みをかまのように沸き立たせ、海を香油をかき混ぜるなべのようにする。
32 その通ったあとは輝き、深い淵は白髪のように思われる。”

「海を香油をかき混ぜるなべのようにする。」と書かれています。
香油、油は霊と関係しています。
すなわち、この恐竜国から、油、すなわち、霊的なこと、
いわゆるリバイバルが起こるというのです。もっとも悪霊のリバイバルではありますが。
終末の日に関して予言されていた、大洪水の日がこの国を起点として起き、
主につかない人はみな、取り去られ、飲み込まれていくでしょう。
聖書に「2人の女が臼をひいていると、一人は取り去られ、一人は残される」とは、
この日のことをいうのです。取り去られる人は悪霊の洪水に飲み込まれていくのであり、
残る人、最後まで忠実なものとして残るものにポイントがあります。
逆の教え、残される、レフトビハインドされてはいけないなんて、嘘話に惑わされてはいけません。
 

”33 地の上には、これと似たものはなく、恐れを知らないものとして造られた。”
 

この恐竜大国、アメリカに似た国など世界のどこにもありません。
ありもしない、大量破壊兵器をでっちあげたり、
自作自演の911テロとかまで、演出し、他国を攻撃する、
こんなサタン国は前代未聞、聞いたこともありません。
 

”34 それは、すべて高いものを見おろし、それは、すべての誇り高い獣の王である。”

「すべての誇り高い獣の王」であるとして、この国、レビヤタン国、アメリカこそ、
最大、最強の獣王国であることが述べられています。
ダニエル7章には、世界の歴史にあらわれる4つの帝国が獣として描かれています。
そのうち、3つは具体的に獣の名前が描かれています。すなわち、獅子、熊、ひょうです。
しかし、不思議に最後の獣、終末の獣に関しては、名前が書いてありません。
その最後の獣、終末の獣の名前は謎なのですが、ここで明らかにされているように
思えます。その名前は、レビヤタン、恐竜であり、世界の歴史において最強の
獣です。そして、それは、また世界歴史における最大、最強の獣国、
アメリカに関する預言なのです。

それはまた黙示録の中に書かれている7つの頭と10の角を持つ獣、国に関することです。
この国は、頭は7つあり、また角は10あるようですが、しかし、体はひとつであり、
要するにそれはある特定の一つの国をさすのです。

その一つの国はどの国か?その国は、今の時点で、客観的に考えるなら、どのように
考えても、世界最強の獣国、アメリカ以外ないのです。

まとめますが、私達は他でもない、最強の獣、レビヤタンの暴れまわる時代に生まれつき、
その時代に遭遇してしまったのです。その時代は神への冒涜のため、呪われる時代であり、
その時代の教会は背信のゆえに呪われる時代なのです。
この時代をみきわめ、冒涜から逃れ、命を得る人々にみこころがあることを知りましょう。

終末における主のみこころを知りましょう。

ー以上ー
 
 
 
 
 
 
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