NO.496レビヤタン


”テキスト:ヨブ41:1 あなたは釣り針でレビヤタンを釣り上げることができるか。輪縄でその舌を押えつけることができるか。
2 あなたは葦をその鼻に通すことができるか。鉤をそのあごに突き通すことができるか。
3 これがあなたに、しきりに哀願し、優しいことばで、あなたに語りかけるだろうか。
4 これがあなたと契約を結び、あなたはこれを捕えていつまでも奴隷とすることができようか。
5 あなたは鳥と戯れるようにこれと戯れ、あなたの娘たちのためにこれをつなぐことができるか。
6 漁師仲間はこれを売りに出し、商人たちの間でこれを分けるだろうか。
7 あなたはもりでその皮を、やすでその頭を十分に突くことができようか。
8 その上にあなたの手を置いてみよ。その戦いを思い出して、二度と手を出すな。
9 見よ。その望みは裏切られる。それを見ただけで投げ倒されるではないか。
10 これを起こすほどの狂った者はいない。だから、だれがいったい、わたしの前に立つことができよう。”

本日は、レビヤタンという題でメッセージをしたいと思います。レビヤタンとは
何かというと、辞書によると、海竜、恐竜、竜と書かれています。
さて、終末の日において、竜とは特別な意味合いのある獣であることを知りましょう。

以下の様に黙示録には書かれています。

”黙示録12:また、別のしるしが天に現われた。見よ。大きな赤いである。七つの頭と十本の角とを持ち、その頭には七つの冠をかぶっていた。”

この終末の竜は、「七つの頭と十本の角とを持」っていることが書かれています。
この七つの頭と十本の角とは、それはそのまま、終末の獣を表す表現でもあります。
以下の様に書かれています。

”黙示録13:1 また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。”

終末の獣もまた、「十本の角と七つの頭」を持っています。
ですから、ある意味、この竜と終末の獣とは同じものなのです。
以下の様にも書かれています。
 

”黙示録13:4 そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。”

獣と竜とは切り離せない関係であり、大いに関係があります。というより、
終末の獣の別名は、竜であると言えるのかもしれません。

ダニエル書7章を見ると、世界の歴史の中で全世界の支配をした
4つの国、4つの獣について書かれています。そのうち、3つは明確に
名前があります。第一の獣は、獅子であり、バビロンをさします。第二の獣は熊であり、
メデイアペルシャ、第三の獣は、ひょうであり、ギリシャをさします。
しかし、第四の獣、終末の獣に関しては何も名前、具体的な動物の名前が出ていません。

この獣の名前は何か、どんな動物に似ているのか?黙示録13章を読むなら、
明らかに聖書はこの獣と竜とが関係のあることを語っています。

この終末の獣を動物の名前であらわすなら、竜と表現できるはずです。
さて、それでやっと、今回のメッセージのタイトルに行き着きます。
レビヤタン、恐竜、竜に関する記述は、実は終末の獣に関する記述である、
それが、今回のテキストを読み取る秘けつなのです。

”1 あなたは釣り針でレビヤタンを釣り上げることができるか。輪縄でその舌を押えつけることができるか。
2 あなたは葦をその鼻に通すことができるか。鉤をそのあごに突き通すことができるか。”

黙示録に書いてあるように、終末の日、竜、すなわち、恐竜、史上最強の獣が大暴れする
日がきます。それは、人類の歴史上、最大、最強の帝国、アメリカが大暴れする日のことです。
「釣り針でレビヤタンを釣り上げる」すなわち、釣り針で恐竜を釣り上げることができないように、
どの国もこの恐竜の様な国を押さえ付けたり、コントロールすることができません。
かつて、それでも東の方には、勇敢な島国があり、日清、日露の戦争に勝ったいきおいで、
この恐竜大国に勇敢にも戦いを挑んだのですが、結果はさんざんなものでした。島国は
何百万人もの命を失い、国土は火で焼かれ、大変な目にあいました。
恐るべき強さでした。

その後はどこの国もあえてこの国にストップをかける人々はいなくなり、
この恐竜大国は、ベトナム、アフガニスタン、イラクとあちこちへ難くせをつけては、
暴れまくり、建国以来紛争、戦争を200回以上起こしているのですが、もう
みんなあきらめ顔です。
誰にもとめられない恐竜の大暴れが続いており、さらにその暴れ方は凄まじいものとなりつつあります。

”3 これがあなたに、しきりに哀願し、優しいことばで、あなたに語りかけるだろうか。”

この恐竜大国の特徴の一つはその傲慢、強圧的なものいいです。
狂牛病の牛肉さえ、他国に向かって、「さあ買え、食べろ」と
買わせています。びっくりするような傲慢な国、まさに恐竜そのものの
えばりかえった国です。

”4 これがあなたと契約を結び、あなたはこれを捕えていつまでも奴隷とすることができようか。”

レビヤタン、恐竜と契約を結ぶことなど無理だということが書かれています。
これは、現在のレビヤタン、恐竜大国、アメリカも同じです。

日本の長い鎖国、大平の眠りをさましたのは、他でもない、アメリカです。日本は、
この国のいいなりに、日米通称条約、和平の条約、契約を交わします。
しかし、そもそも恐竜と契約を交わすことなど、無理なのです。
意味はありません。契約を交わそうと、はんこを押そうと押すまいと、
恐竜が凶暴な獣であることにはかわりありません。

それで日本がその後、歴史上もっともひどい目に合わされた国が他でもない、契約を結んだ相手、
アメリカだったのです。何百万という人々が、この国のしかけた戦争により殺されました。
この恐竜大国と結んだ契約など、何の意味もないのです。
 
 
 

”5 あなたは鳥と戯れるようにこれと戯れ、あなたの娘たちのためにこれをつなぐことができるか。
6 漁師仲間はこれを売りに出し、商人たちの間でこれを分けるだろうか。
7 あなたはもりでその皮を、やすでその頭を十分に突くことができようか。”

「もりでその皮を、やすでその頭を十分に突くこと」とは今ふうに考えるなら、
その獣の国を戦争でやっつけることができるか、ということばと理解できます。
アメリカこそ、世界一の超軍事大国(スーパーパワー)です、否ある人々は、ハイパーパワーだとさえいいます。

他国から、戦争でまけたことなど一度もありません。もっともやらせで負けたふりはありますが。
ベトナム戦争でアメリカは負けたなんていうのは、悪い冗談に過ぎません。

ベトナムはアメリカから、最悪の攻撃を受けた国です。それ以前の過去の歴史の全ての戦争で使用されたと同じ位のすさまじい量の爆弾がベトナム戦争により、この国に落とされました。その結果、300万人もの人々が
殺されました。

枯れ葉剤により、深刻な影響を受けた人も多いのです。この様な一方的な殺りくを繰り返しながら、アメリカは、「ベトナム戦争で負けた」ことになっているようです。
ふざけた言い分です。プロレスラーが自分と体格の違う、幼稚園児を何人も殺しながら、最後に
わざところんで「いやー真けちやった」などとわざとらしく言う様なものです。

911テロでは、イスラムテロに負けたことになっていますが、これも
自作自演であることは何度もいっている通りです。

この国の本土が爆撃されたり、敗戦で悲惨な目にあったことなど一度もないのです。
唯一東の勇敢な島国がこの国と勇敢にも戦火を交え、真珠湾を攻撃し、硫黄島では、
万という兵をほふりましたが、しかし、残念ながらそこまででした。
 

”8 その上にあなたの手を置いてみよ。その戦いを思い出して、二度と手を出すな。”
 

勇敢な島国の兵もこの国にはかないませんでした。何故なら、この獣の国こそ、
かねてから、預言され、神が終末の日に用いる特別な獣、レビヤタン、恐竜だからです。
「その戦いを思い出して、二度と手を出すな。」と書かれていますが、勇敢な島国の人々も
さんざんな敗戦のため、この恐竜大国と戦おうとはもう2度と思わなくなったのです。

9 見よ。その望みは裏切られる。それを見ただけで投げ倒されるではないか。”

見ただけでなげ倒されると書かれています。それではまるで、目があっただけで、殴り掛かってくる
暴力団みたいなものです。まともな人間、堅気の人間はそんなことはしません。
しかし、まともでない国、世界一の「ならず者国家」、暴力大国ナンバーワンの国アメリカは、
見ただけの国、アフガン、イラクに殴りかかり、それでも足らず、他の中東諸国にいんねんを
つけようとしています。確かにこの国は預言されたレビヤタンそのものです。
 
 
 
 
 

”10 これを起こすほどの狂った者はいない。だから、だれがいったい、わたしの前に立つことができよう。”

「これを起こすほどの狂った者はいない。」という程の超大国が今我々の目の前に出現しています。
たとえば試みに人間が、恐竜に戦いを挑み、これを起こそうとしたり、本気に
戦わせようとするなら、それは愚かなことです。たちまち食われたり、
踏みつぶされたりするからです。

同じく、今この恐竜大国、アメリカにあえて戦いをいどむ様な愚かな国は世界のどこにもありません。
中国もフランスもイギリスも。
逆に脅かされて震え上がっている国がいくつもある状況です。
 

「だから、だれがいったい、わたしの前に立つことができよう。」
 

さて、この恐るべきレビヤタン、恐竜大国と関連して、神は、誰が私の前に立つことができようと、
神御自身のことを述べております。
話が突然一転しているのです。

このことばの意味合いは何でしょう。今まで、レビヤタンのどうもうさ、破壊のすさまじさを語っていたのに、何故突然神の前に誰も立つことができないといわれるのでしょう。
想像できることはこういうことです。

それは、レビヤタンは勝手に自分の意志、考えだけで起きてきた、現れたというのではなく、
その出現には、神の意志があるということです。
もっとわかりやすくいうと、レビヤタンは終末の日の神の裁きとして、この時代に出現することを
許された獣だということなのです。

ですから、この時代とは、神に裁かれる時代であり、正しい道を歩まない人々は、
アメリカ主導の偽りに巻き込まれ、アメリカ主導の破壊により、
被害を受けるのです。

その裁きはこの方に
由来します。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー
 
 
 
 
 
 
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