NO. 443 安息日


”テキスト:出エジプト20:8 安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。
9 六日間、働いて、あなたのすべての仕事をしなければならない。
10 しかし七日目は、あなたの神、主の安息である。あなたはどんな仕事もしてはならない。「「あなたも、あなたの息子、娘、それにあなたの男奴隷や女奴隷、家畜、また、あなたの町囲みの中にいる在留異国人も。「「
11 それは主が六日のうちに、天と地と海、またそれらの中にいるすべてのものを造り、七日目に休まれたからである。それゆえ、主は安息日を祝福し、これを聖なるものと宣言された。”

本日は「安息日」という題でメッセージをしたいと思います。
一週間は、7日間であり、その7日目に関して神は特別な日であると
定め、その日は安息日であると定めました。このことの意味あいを見ていきたいと思うのです。

安息日は特別な日であることは聖書を少し読むなら、誰の目にも明らかです。
そして、我々の固定観念、思い込みはこの日はすばらしい日、すばらしい祝福に満ちる日ということです。
確かにそう見えるのですが、しかし、我々の神は恐るべき方であること、目がまだ見たことのないことを
見せることをも忘れてはいけません。何をいっているのかというと、この
日には隠れた意味あいがある様に思えるといっているのです。

テキストを順に見ます。

”8 安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。”

安息日に関する戒めは十戒の中に出てきます。
それは、安息日を覚えること、またその日を聖なる日とすべきことを語ります。
このことに
関して、我々は何も違和感なく、このことばを長い間読んでいました。
しかし、この安息日に関する律法を読む時、一つ覚えておくべきことがあると
思われます。それはこのことです。

聖書の他の箇所は「律法は正しい者へ与えられたというより、
実はそれを守らない者のために与えられている」ことを思い出してください。
以下の様に書かれています。

”1テモテ1:9 すなわち、律法は、正しい人のためにあるのではなく、律法を無視する不従順な者、不敬虔な罪人、汚らわしい俗物、父や母を殺す者、人を殺す者、
10 不品行な者、男色をする者、人を誘拐する者、うそをつく者、偽証をする者などのため、またそのほか健全な教えにそむく事のためにあるのです。”

ですから、安息日の戒めは「安息を持たないもの」「また、7日目を聖としない者」に
対して与えられているのです。
そして、もう一面があります。
前にもいった様に7日目は、7つ目のミレニアムのたとえであり、
その日、7つ目のミレニアムになるなら、実はもうマナ、天からのパン、教理、教え
が止むことが聖書には暗示されています。
要するにとんでもない日が教会に来るのです。

同じく聖書は7日目には、安息を守ること、またその日を聖とすべきことを
語っています。他の日に関しては語られない注意があるのです。
何故でしょう?
それは、「律法は..律法を無視する不従順な者」のために与えられたとの上記ことばに
基づくなら、その日、7日目、7つ目のミレニアムこそ、教会から安息のなくなる日、
また多くの人々が、神をみことばを冒涜する、すなわち、「聖としない」日となることが
想像できるのです。
神は他の日に対しては、「安息を守ること」「聖とする」ことを語りませんでした。
しかし、この日、7日目にはそう語りました。この日こそ、この律法が必要な日、
すなわち、神の民が安息を守らず、また神の民が冒涜に走る日であることが想像できるのです。

”9 六日間、働いて、あなたのすべての仕事をしなければならない。”

1週間、7日間をひとつの単位と考えると、神はその中での6日間の期間の中で、
我々の全ての仕事をしなければならないと語りました。
聖書は我々クリスチャン宛てに書かれたものであり、また6日間は、6つのミレニアム
と理解できますから、要するに教会の働き、奉仕、仕事は6つのミレニアムまでに
完成せよ、7つ目のミレニアムに入ったら、もう安息せよ、そう語っているのです。
これは、時代区分に関する注意なのです。
 

”10 しかし七日目は、あなたの神、主の安息である。あなたはどんな仕事もしてはならない。「「あなたも、あなたの息子、娘、それにあなたの男奴隷や女奴隷、家畜、また、あなたの町囲みの中にいる在留異国人も。「「”

7日目にはどんな仕事をしてもいけないことが描かれています。
ですから、我々は日曜日は会社を休んで教会に行くべきなのでしょう。
それはもちろん、そうです。
しかし、このことにはさらにたとえの意味あいがあると思われます。

イエスは神のわざ、仕事に関してこういわれました。

”ヨハネ6:
28 すると彼らはイエスに言った。「私たちは、神のわざを行なうために、何をすべきでしょうか。」
29 イエスは答えて言われた。「あなたがたが、神が遣わした者を信じること、それが神のわざです。」

 

上記で神の「わざ」、仕事と書かれているギリシャ語は、以下で、「行い」の意味にも使われています。

”ロマ9:32 なぜでしょうか。信仰によって追い求めることをしないで、行ないによるかのように追い求めたからです。”

ですから、安息日で強調されている仕事とは、実は行いのことであることが
想像できるのです。
もっといえば、安息日に何の仕事もするなという時、
聖書は実は、安息日、7日目、すなわち、7つ目のミレニアムが実は「行い」を強調する
日となることを前もって預言していること、また前もって警告していると理解することができるのです。
ですから、今すでに7つ目のミレミアムにいる私達の取るべき態度としては、これからの
時代、起きて来るキリスト教のトレンドは「行いを強調する」ものとなることを
予想すべきです、そして警戒すべきなのです。

さて、このこと「7つ目のミレニアムが行いを強調する時代になる」ということは、
現実を反映しているのでしょうか?それとも、ただの危惧に過ぎないのでしょうか?
そのことを見ていきましょう。

びっくりすること、しかし、恐るべきことには、現代の欧米で起こりつつあるキリスト
教のトレンドはまさにこのことを強調しています。
欧米の第三の波系の人々は、巧妙な「終末の嘘話」を作り上げ、クリスチャンを扇動して、
「行い」の世界に引きづり込もうとしています。
詳しくは角笛HP内の「聖霊の第三の波と艱難時代」の記事を見てください。

彼らの企てようとしているシナリオ、筋書きは以下の様なものです。

1. 終末におけるキリストの再臨は2度に渡って行われる。
2. まず、始めにキリストは「霊として下る」、そして、
勝利者、終末の男の子として、クリスチャンの中のエリートすなわち、
今売り出し中のピーターワグナー、ビルハモン等の(自称)使徒、(外れ)預言者の上に下る。
彼らは地上におけるキリストの様な絶大な権威を帯びる。
3. キリストの2度目の再臨;,肉体を伴う、再臨は、地上が浄められ、悪が一掃されない限り、実現されない。
悪とは、これらの自称使徒、預言者達に聞き従わない者、彼らは反キリストの霊に
やられた反逆者である。
彼らは抹消、抹殺されなければならない。
4.これらの抹殺、地を浄めることを実行するための実行部隊が、
ヨエルの軍隊等の過激なカリスマ一派。
5.キリストの再臨に合うことのできるクリスチャンの条件は、
a.これらの使徒、預言者に絶対服従するもの、だから、まっ先に
従い、反キリストの霊にやられた人々(実際は聖書に忠実な
人々)を抹殺する。
b. 完全なきよめを経験するもの。
c. 不思議としるしを起こせるもの
d.変身し、不死を経験するもの

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上記の様なシナリオに従い、このリバイバルに盲従するクリスチャンに対して、
大いにはっぱがかけられ、「そんなことでは再臨のキリストに会えない」という恐れや、
不安をかきたて、目の前ににんじんをぶらさげ、クリスチャンを「果てしのない行い、追求、競走」へ駆り立てる日が今、来ようとしているわけです。
そう、7つ目のミレニアムにおけるキリスト教の特徴は、「果てしのない行い、仕事」なのです。
そして、そうであるため、この日を前もって見ておられる方が、「あなたはどんな仕事もしてはならない。」
と語られたことを夢夢忘れてはいけないのです。
 

”11 それは主が六日のうちに、天と地と海、またそれらの中にいるすべてのものを造り、七日目に休まれたからである。それゆえ、主は安息日を祝福し、これを聖なるものと宣言された。”

あの嘘つきども、7つ目のミレニアムにタイミングを合わせたかのように、
現れて来た、偽り者、ピーターワグナーを始めとする
第三の波系の人々の語っていることは、「これから、教会は、クリスチャンは、
大いに働き、変質し、新しいわざを開始し、変革され、行いを開始しなければならない」ということに
尽きます。パラダイムシフト、ニュースイング(new thing),
トランスフオーメーションだの色々とわけのわからない横文字が使われてはいますが、
要はそういうことなのです。すでにこれらのムーブメントは欧米のキリスト教会を席巻しており、
いずれ、遅かれ、早かれ、日本に上陸します。

しかし、彼らのいうことがら、すなわちこれから新しいことが始まる、すべからくクリスチャンは、
この新しいわざ、仕事に参加しなければならないとの主張はみことばと真っ向から対立していることをよくよくしらなければ、なりません。
みことばは明らかに7日目、すなわち7つ目のミレニアムは安息の日であることを語り、
その日、主は休まれることを語るからです。

ですから、ピーターワグナー等が必死になって宣伝し、7つ目のミレニアムに新しいわざをなし、
大いにわざを行うことになっている、「神」やら、「キリスト」なるお方は、
聖書の神ではない、別の神、聖書のキリストでない、別のキリストである可能性があるからです。
別の神とは?別のキリストとは?それはもちろん、悪魔であり反キリストのことです。

ですから、我々は獣の国アメリカの神学校、フラーだかホラーだかへ出かけ、すっかり感化され、
、これらの有害な教え、霊を日本で垂れ流ししている愚かな牧師、教師の後をおうべきではありません。

話は変わりますが、教会の完成とはいつ、どの様にしてなるのでしょうか?
何故そう聞くかというと、あの嘘つきどもは、「これから教会は完成に向かい、変わっていかなければならない、古い教会の体制にとどまる者は反キリストの霊に従うものであり、イエスの時代の
パリサイ人の様なものだ」と主張しているからです。
彼らは、これから教会は変わっていかなければならない、なすべき、新しい仕事、わざがあると
かたっているからです。

これらの主張に対して聖書は明確な解答を与え、「主が六日のうちに、天と地と海、またそれらの中にいるすべてのものを造り」と書きます。また、「七日目に休まれたからである。」と答えます。
すなわち、主が教会を6日間、6つのミレニアムの間に完成することをこの箇所は語っているのです。
天と地は「星、砂にたとえられるクリスチャンが住む場所」としての教会のたとえです。
また、海は魚にたとえられるクリスチャンが住む場所としての同じく教会のたとえです。
天地、海は6日間で造られた、すなわち、教会の完成は6つのミレニアムの間にあることを
この箇所は明確に語るのです。

主は6
日の間に全てのわざを終えたといわれます。
ですから、もう教会に関して必要な教理、教え、
働きは全て過去の6つのミレニアムまでで終わっているのです。
それでは、これから、
大いに世界中の教会で、大きなムーブメントを起こす人々は
どの様な人々なのでしょう。

神がもうすでに仕事を終えたと言う以上、それらの人々のムーブメント、
働き、教理などは、皆、神からのものではない、
逆にこの世の神、具体的にいえば、黙示録に書かれた、
「底知れぬところから上ってくる獣」の働きと思われます。
要するに神からのものではないのです。

結論として、7つ目のミレニアムにおける教会の変換、仕事、なすべき奉仕を強調する
人々は、偽り者であることを聖書は語っているのです。

耳のある人はこの私のことばを覚えておいてください。
いずれ、このHPはweb上から突然の様に消えてしまうでしょうし、
または非合法になるのかもしれません。
それをもくろんでいる人々がいることを私は知っています。
ある日HPが消えたら、それきりの可能性も大いにあります。ですから、
必要と思うページは自分で保存しておいてください。

さて、それはともかく、その様に書いたとしてもこのこと、
恐ろしい惑わしの霊の狂乱の中で、いずれ、世界中の教会に大変なムーブメントが来るでしょう。
それはピーターワグナーを始めとする人々の惑わしのことであり、残念ながら、
この働きはいずれ世界中のキリスト教会を席巻するようになるでしょう。

彼らは惑わしの霊の中で、果てしのない、行い、仕事、奉仕、すなわち、
悪霊の器、怪しい使徒、預言者に聞き従い、結果として、主につく
人々を迫害し、死に追いやるようになるでしょう。

主がかつていわれた、「あなたがたを殺す者が自分達は神に仕えている」と
思う日が来るのです。

これらの惑わされたキリスト教の軍隊、騎兵の数まで黙示録には
預言されており、その数は2億と書かれています。
この箇所、黙示録9章には、いなごの害が書かれていますが、イナゴの軍隊、
ヨエル(ヨエル書にはイナゴについて記されている)の軍隊はもう既に存在しており、「使徒、預言者に聞き従わない者を、削除」することをかたっています。

さあ、私達はもうすでに「書かれた全てのことが成就」しつつある時代に来ていることを知りましょう。
このことば、7日目の安息に関する預言もこの時代に成就することを知りましょう。
そうです、これから、教会は「行い」の時代、「仕事」「果てしのない奉仕」の
時代に入っていくのです。

しかし、私達にあっては、この方のことばが真実であり、「教会に関しての神のわざ」はもうすでに
過去の6日間、過去の6つのミレニアムで完了したといわれていることを
知りましょう。

惑わされていはいけないのです。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー
 
 
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