NO. 405ヤンネとヤンプレ(2)

 

”テキスト:2テモテ3:1 終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。
2 そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、
3 情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、
4 裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、
5 見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。
6 こういう人々の中には、家々にはいり込み、愚かな女たちをたぶらかしている者がいます。その女たちは、さまざまの情欲に引き回されて罪に罪を重ね、
7 いつも学んではいるが、いつになっても真理を知ることのできない者たちです。
8 また、こういう人々は、ちょうどヤンネ(騒ぐ)とヤンブレ(泡の癒し手)がモーセに逆らったように、真理に逆らうのです。彼らは知性の腐った、信仰の失格者です。
9 でも、彼らはもうこれ以上に進むことはできません。彼らの愚かさは、あのふたりのばあいのように、すべての人にはっきりわかるからです。”

本日は「ヤンネとヤンプレ(2)」としてこの件をさらに見ていきたいと思います。
ヤンネとヤンプレはかつてのモーセの日に彼に対して蛇合戦、杖合戦を挑んだ、蛇使い、魔術師達の
名前であり、彼等は終末の日に魔術的な金粉のリバイバルを起こし、モーセで予表される、律法、
神の教えに戦いを挑む、怪しい第3の波系の人々とまさに重なります。

この件をさらに見ていきたいと思うのです。
テキストを順に見ます。

”1 終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。”

終わりの日には、困難な時代が来ます。
何故か、それはあの蛇使い達、恐るべき狡猾な蛇の教理、啓示を操る、あの第3の波系の
人々が、「主に堅くつく人々」を反キリスト、よばわりするために、着々と
教会の世論、体制を整えつつあるからです。
彼等はこれらの「反キリスト的な人々」は粛正、削除されなければならないなどと
語っているのです。確かに困難な時代が「主につく人々」に対して到来しつつあります。

”2 そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、”

これら第3の波系の怪しい教理が教会を席巻し、教会の教理を変えるなかで、以前から
守られていた、「良い習慣」は大きく変質して教会は別なものになっていきます。
ピーターワグナー等がもっともらしく語る「トランスフオーメーション」「パラダイムシフト」
とは、要するにこのこと、「教会を悪い物へと変質させる」ことをさすのですが、

愚かで目の見えない盲人クリスチャン達は喜々としてこれらの冒涜的な
ことばを受け入れています。彼等は恥ずべき愚か者です。

彼等のいう「トランスフフオーメーション」(変革)が完成したあと、どのような教会、クリスチャンが
誕生するのか?

それは、「そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり」と書かれている通りの人々になるのです。
今、彼等某民族が跋扈するアメリカにおいては、クリスチャンはまさにこの様な人々に
変えられ(トランスフオーム)つつあります。

”金を愛する者”

第3の波系の可能性思考を宣伝する牧師の影響でアメリカのクリスチャンの間でも大いに拝金主義が幅をきかせています。

”3 情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、”

アメリカにおいては、クリスチャン同士の間でも訴訟が起きたり、また和解しない者が増えています。
彼等の「トランスフオーメーション」が功を奏しているのです。

”4 裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、”

裏切る者と書いてあります。第3の波系の教理は依然の「後の雨運動」から発しています。
後の雨運動で有名な働き人、キャサリンクールマンは他人の旦那を寝とったトンでもない女です。
妻を裏切らせたわけです。彼女と同じ霊が第3の波の働きにも流れています。
この波、この霊に従う者は同じく「裏切る者」となっていくでしょう。

”5 見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。”

第3の波の霊は実は惑わしの霊であり、「罪からの解放」とは名目であり、実際に解放されることはないことを多くの体験者が証ししています。

”6 こういう人々の中には、家々にはいり込み、愚かな女たちをたぶらかしている者がいます。その女たちは、さまざまの情欲に引き回されて罪に罪を重ね、”

「家々にはいり込み、愚かな女たちをたぶらかし」と書ていあります。家は教会のたとでしょう。
この第3の波の教理、霊はあらゆる方法をもって多くの教会に浸透しています。いわく、アルフアコース、セルチャーチ等を通して教会に「もぐりこんで」いるのです。
しかし、この霊は神からの霊ではなく、これを受け入れる人々は、「さまざまの情欲に引き回されて罪に罪を重ね」ていくのです。

”7 いつも学んではいるが、いつになっても真理を知ることのできない者たちです。”

アルフアコース、セルチャーチ等多くの学びがあるようですが、しかし肝心のこの霊のもといが
神から来たものでないので、決して真理に至ることはないでしょう。

”8 また、こういう人々は、ちょうどヤンネ(騒ぐ)とヤンブレ(泡の癒し手)がモーセに逆らったように、真理に逆らうのです。彼らは知性の腐った、信仰の失格者です。”

この様な人々、「いつも学んではいるが、いつになっても真理を知ることのできない者たち」とは誰か?それこそ、かつての日の蛇使いの魔術師ヤンネとヤンブレのことであり、彼等は今の時代の魔術師、蛇つかい、ピーターワグナーを始めとする第3の波系の怪しい教師達、及びそれに追随する人々のたとえです。
これらの追随者は、それこそ、あらゆる第3の波系のセミナー、聖会に参加するのでしょうが、
しかし、いつまで経っても真理、すなわち、今の時代に関して聖書がどう語っているかをしることはありません。

まとめます。
この「ヤンネとヤンブレ」の箇所は、かつての出エジプトの日、モーセに逆らった、
エジプトの魔術師、杖を蛇に変えた人々をさすものであり、それは、また終末の日、エジプト化した
教会に出てくる魔術師達に関する預言なのです。
聖書は明らかにその日、再びモーセ、すなわち御言葉に逆らう魔術師達、色々としるしや不思議を行う、
教師達が教会に出現する日について語っています。
これらの魔術的な教えを広げる、怪しい預言者のために、教会が、変質する日について語っているのです。

これらのことは確かに既に教会に起こりつつあります。

主を恐れましょう。
終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー