NO.379 分裂した国、アメリカ


テキスト:”ダニエル2:
40 第四の国は鉄のように強い国です。鉄はすべてのものを打ち砕いて粉々にするからです。その国は鉄が打ち砕くように、先の国々を粉々に打ち砕いてしまいます。

 41 あなたがご覧になった足と足の指は、その一部が陶器師の粘土、一部が鉄でしたが、それは分裂した国のことです。その国には鉄の強さがあるでしょうが、あなたがご覧になったように、その鉄はどろどろの粘土と混じり合っているのです。
42 その足の指が一部は鉄、一部は粘土であったように、その国は一部は強く、一部はもろいでしょう。
43 鉄とどろどろの粘土が混じり合っているのをあなたがご覧になったように、それらは人間の種によって、互いに混じり合うでしょう。しかし鉄が粘土と混じり合わないように、それらが互いに団結することはありません。
44 この王たちの時代に、天の神は一つの国を起こされます。その国は永遠に滅ぼされることがなく、その国は他の民に渡されず、かえってこれらの国々をことごとく打ち砕いて、絶滅してしまいます。しかし、この国は永遠に立ち続けます。”

本日は、「分裂した国、アメリカ」という題でメッセージをします。

終末の日において、ある特定の国、獣となざされた国が終末の災害の元凶また、終末の迫害の源になることは聖書が度々語ることです。
この国の特徴はどれもこれもアメリカをさすように思えます。
さて、この箇所において、アメリカは「分裂した国」と表現されています。
そのことを見ていきましょう。

順に見ます。

”40 第四の国は鉄のように強い国です。鉄はすべてのものを打ち砕いて粉々にするからです。その国は鉄が打ち砕くように、先の国々を粉々に打ち砕いてしまいます。”
 

第4の国こそ、終末の主役、獣の国です。この国は、鉄と形容され、「すべてのものを打ち砕いて粉々にする」ことが語られています。
この国はどの国か?
今の世界を公平な目で見る人々は、誰でもたった一つの国、アメリカのことであると同意するでしょう。

ヨーロッパで反キリストが立つなんていまだにわけのわからないことを言っている人もいるということですが、よく世間を見渡しましょう。
この国は、毎年40億ドル、日本の年間税収に相当する軍事費を要する圧倒的な世界一の軍事大国です。
「全てのものを砕いて粉々にする」とは、まさにこの国の攻撃をさしているとしか思えないことばであり、この国は他国を圧倒的に破壊します。
この国との戦争において、日本の100以上の都市がこの国により、焼き払われ、100万以上の人が焼け死んでいます。
この国が対ベトナムに対して落とした爆弾の数は異常な数、量であり、それまでの過去の歴史において、全世界の国で、落とされた全ての爆弾の数、量を超えています。その異常な破壊の中で、300万人もの
ベトナム人が殺されています。いいがかりをつけては、他国を侵略、破壊、殺りくする悪に徹した国、それが気違い殺りく大国、アメリカです。
この国が神の国に見えるクリスチャンもいるというので、はっきりいって、それは驚きです。どういう目をしているのか?正直、目薬が必要ではないでしょうか。
KJVでは、「鉄はすべてのものを打ち砕いて粉々にするからです」との箇所は、KJVでは、「鉄はすべてのものを従わせ、打ち砕いて粉々にするからです」というように「従わせる」ということばが入っています。

現在の世界の状況を客観的に私観を入れずに見てみましょう。現在の世界で、
他国を従わせているのは一体、どこの国でしょう。
某東の島国の番犬首相が「イラク攻撃?、無差別爆撃、いや御無理ごもっとも大賛成!!、復興資金が入り用?、すぐに50億ドル程御用達!!、イラク人民監視(及び難くせつけて殺害)?、すぐに自衛隊派遣します!!」などと情けなくしっぽを振っているのは、どこの国に対してでしょうか?
確かにこの聖書のことばは成就し、この獣の国、アメリカは他国を従わせています。
大英帝国なんていっても今ではこの獣の国のプードル犬みたいなものになりさがっています。

”41 あなたがご覧になった足と足の指は、その一部が陶器師の粘土、一部が鉄でしたが、それは分裂した国のことです。その国には鉄の強さがあるでしょうが、あなたがご覧になったように、その鉄はどろどろの粘土と混じり合っているのです。”

さて、この箇所には、この終末の獣の国、アメリカのもう一つの面について
書かれています。
その国の一部は、「鉄」です。鉄の意味あいははっきりしています。
それは、他国を徹底的に破壊するものです。
これは、他国の侵略、他国人の殺りくをいとわない、というより、好んで殺りくを行う勢力です。
それはどのような人々か?現在の世界の兵器の半分以上は、アメリカで製造されています。
そしてその兵器メーカー はどれもこれもユダヤ系です。
そして作られた映像、情報で戦争をあおっているアメリカマスコミも皆、この民族の
下にあります。
どの民族が「鉄」の人々なのかはこれ以上詳しく書かなくてもわかるでしょう。
さて、このアメリカはしかし、「鉄」だけでは、表現しきれない国であると聖書は
語っています。「その一部が陶器師の粘土」と書かれています。
さて、この「陶器師の粘土」とはどういう意味なのでしょう?
かつてパウロは「私達はこの宝を土の器に持っている」と語りました。土の器とは、
陶器師の粘土により作られます。そして、この土の器とは、宝である聖霊を宿すクリスチャン
のことをさします。
ですから、この陶器師の粘土とは、他でもない主につくクリスチャンのことをさすと思われます。鉄と粘土、
これらは決して同盟せず、また互いに同調しません。だからこそ、「分裂した国」と書かれているのです。

”42 その足の指が一部は鉄、一部は粘土であったように、その国は一部は強く、一部はもろいでしょう。”

そのようなわけで私達はこの国、アメリカは決して一枚岩の国ではない、
内部に分裂をかかえた国であることを正しく理解しなければなりません。
これは、政治的な面でも同じですが、宗教的な面でも同じなのです。この国のキリスト教は、
決して一枚岩ではないのです。例のピーターワグナーの聖霊の第三の波は、それこそ、
鉄のような教理、教会を粉砕し、悪霊を呼び下す教理です。日本には、賛成の声しか、
聞こえてきませんが、しかし、この獣の国においてもこの偽りを見抜き、警告をしている人は多いのです。
 

足の指も鉄と粘土が混ざり合っていると書かれています。10本の指は、獣の国に用いられる
ヨーロッパの10の国々と思われます。
これらの国においても話は同じです。全ての国の全てのクリスチャンが獣の道を歩むわけではありません。獣(鉄)の人々もそして、粘土(主につくクリスチャン)もいるのです。
ですから、我々は終末の日におけるアメリカ、ヨーロッパのクリスチャンを正しく理解しなければなりません。獣化する人そして、主につく人々もいるのです。

欧米には、主につく小数の人々がおり、彼等は今の時代、また教会におきている偽りをを正しく見分けています。私達は彼等から多くの助けを受けています。

”43 鉄とどろどろの粘土が混じり合っているのをあなたがご覧になったように、それらは人間の種によって、互いに混じり合うでしょう。しかし鉄が粘土と混じり合わないように、それらが互いに団結することはありません。”

アメリカ、獣の国は人種のるつぼであり、色々の人種が混在します。
しかし、この国において、決して団結、結合しない2種類の人々がいます。
それは、「鉄」と表現される、某、破壊的な民族及びそれに追随する人々です。
そして、もう一つは粘土です。ここに「どろどろの粘土」と表現されています。
「どろどろ」とは、要するに粘土に「水」が混ざった状態です。そして、水は、
聖霊のたとえです。要するに聖霊に導かれる「陶器師」により形作られる粘土、器、
クリスチャンのことを言っているのです。
彼等はこの獣の国においても尚、主への忠誠をつくし、これらの鉄、偽りの殺りく者の
罪を指摘しつづけます。彼等の多くは殉教するでしょう。
我々は彼等への共闘、支援を宣言します。ですから、
これらの2つは決して団結することはないのです。

”44 この王たちの時代に、天の神は一つの国を起こされます。その国は永遠に滅ぼされることがなく、その国は他の民に渡されず、かえってこれらの国々をことごとく打ち砕いて、絶滅してしまいます。しかし、この国は永遠に立ち続けます。”
 

あたかも「鉄」、破壊者が勝利を得たかのような、ほんのしばらくの時があるかもしれません。
しかし、これらの勝利もほんの3日天下、3年半で終わります。
これらの獣支配国家は、打ち砕かれ、絶滅します。「かえってこれらの国々をことごとく打ち砕いて、絶滅してしまいます。」
正しい裁きの日がやってくるのです。

終末の日における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー
 
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