NO.354 偽りの世界


”テキスト:ヨハネの手紙第一 5:19 私たちは神からの者であり、全世界は悪い者の支配下にあることを知っています。
20 しかし、神の御子が来て、真実(ギリシャ語では、真理)な方を知る理解力を私たちに与えてくださったことを知っています。それで私たちは、真実(真理)な方のうちに、すなわち御子イエス・キリストのうちにいるのです。この方こそ、まこと(真理)の神、永遠のいのちです。”

本日は「偽りの世界」という題でメッセージをしたいと思います。
この世は偽りに満ちているということを見ていきたいと思います。
上記みことばには、全世界が悪い者の支配下にあることを語っています。
さて、この世が悪い者の下にあるとして、その大きな問題、弊害は何でしょうか?
そのことは、実は同じ上記みことばの中に暗示されています。

上記箇所を見ると、「全世界が悪い者の下にある」ことを語りつつ、同じ箇所で、
聖書を書かれた神は、「真理」ということばを3回繰り返して使用しています。
いわく、「真実(真理)な方を知る理解力」「私たちは、真実(真理)な方のうちに」「まこと(真理)の神、永遠のいのち」というようにです。

ほんの短い節の中で3度も繰り返して使用しているということは、すなわち、何か意味があって使われていることが類推できるのです。

これをどう考えるべきか?このように「真理」ということばを多用することにより、ここで神が語られていることはこういうことでしょうか?「真理」の反対のことばは「偽り」です。
すなわち、全世界を支配する悪い者の方法、手段は主に、「偽り」という手段を通してくる、
それを表しているように思えるのです。

さて、そのように理解するとこの箇所が語っているのは、「全世界は偽りの下にある」そのようにことである、そう思えます。
それで、私達は、終末の時代のこの世の中を考える時、偽りということを考慮すべきことがわかります。終末の時代の「社会、この世」の大きな特徴は、「偽り」であることがわかるのです。
真理ということばがこの箇所に多用されているのですが、真理とは要するに「本物」というような意味あいのことばです。ですからその反対である偽りとは要するに「偽物」というニュアンスなのでしょう。

終末の時代に関して色々な特徴があります。いわく、真に主につく人々が迫害される時代、それは事実です。また、大きな災害や地震、戦争等が起きる時代、これも事実です。
そしてそれとともに終末のもう一つの特徴は、偽りがばっこする、広く受け入れられ、
この世を偽りが覆う時代、そのようにいえることを覚えて下さい。

かつてエデンの園で、最初の人間を偽りで惑わし、死に至らせる実を甘言で、食べさせたことを始め、この世を支配する者、悪魔の方法は、偽り、嘘、だまし、そんなことばかりです。
そして、このようにして偽りにいそしむ、彼、悪魔ですが、しかし、終末の日に向かい、彼の偽りはますます広がり、全世界を偽り、嘘が覆う、そのような日が終末の日だということを覚えて下さい。

ですから、終末の日の一つのはっきりした特徴は、偽り、嘘が全世界に広がった世界、そのようにいえるのでしょう。

たとえば、社会、政治の世界も偽り、嘘ばかりです。

米国を恐怖の9.11テロで攻撃したビンラデインとかいう人の一族は知る人ぞ知ることですが、
何と米国大統領一家、ブッシュ家と長い間、親しい間がらの一族なのです(!?)
彼はCIAと深いつながりのある人物であり、要するにこの事件は、米国、獣の国の自作自演の
においの強い事件なのです。当日何故だか、会社を欠勤した4000人ものユダヤ人がこの事件の首謀者だとは普通だれでも思うでしょう。当初7000人といわれたこのビルの犠牲者は、1年後には、
2800人しか犠牲にならなかったことがわかりました。7000-2800=4200という計算になります。
これだけの人がどこかへ消えています。やはり、4000人もの人が
その日、どこかへ
消え、逃げたのです。

またこのテロで犠牲になった人たちのうち、400人の犠牲者の家族は「犯人」を名指しで訴えています。誰を訴えているのでしょうか?何と彼等は「ブッシュ大統領」を「犯人」として、訴えているのです。
ですから、遺族も知っているのです。誰が偽り、誰が嘘をついているのかを。
ビンラデインだの イスラム原理主義者だのは、単に作られた嘘であることを彼等は知っています。
そして、この「4000人の逃げ出したユダヤ人」に関して伝えてくれた米国フリッツスプリングマイヤー
兄は、「ねつ造された罪」で刑務所に収監されています。彼は、
何年か前日本に彼が講演のために来た時の旅行費用をねん出するために「銀行強盗」(!?)を働いたと、訴えられているのです。自分の罪が軽減されることを条件に彼、「フリッツスプリングマイヤーと一緒に銀行強盗を働いた」と証言する犯罪者がいたということです。しかし、どこの世界に渡航費用を稼ぐために銀行強盗を行う牧師、クリスチャンがいるでしょうか?そもそもその講演の費用は日本側で全額払っているのです。
それで、そのこと、その費用は日本側で払ったことをを証言しようと裁判に参加するべく日本の牧師がアメリカへ飛行機で行こうとすると、その度に裁判が延期されます。何度も何度もです。獣の国、アメリカは偽りが裁判所をも動かしていることが推察できます。

偽りは確かに世界を覆っており、ありもしない
「ナチガス室」の宣伝、嘘は世界中を覆っています。ドイツでは、「ナチガス室はなかった」などといえば、5年の禁固刑に処せられます。この法律がもとで逮捕されている人々の数が何とこの国には、8000人もいるということです。偽りは法律を動かしていることがわかります。

さて、これらの理解をもとに上記テキストを見ていきましょう。

19 私たちは神からの者であり、全世界は悪い者の支配下にあることを知っています。”

「全世界は悪い者の支配下」にある以上、世の中にある、社会、政治、学問、宗教等はどれもこれも皆等しく偽りの下にあることを知りましょう。
ヨハネは、悪い者の支配下にあることを「知って」います。と書きました。
私達がこのことを知っているかどうかは大事です。

”20 しかし、神の御子が来て、真実(ギリシャ語では、真理)な方を知る理解力を私たちに与えてくださったことを知っています。”(KJV:
そして神の子が来て、私達に理解を与えてくださった、それにより真理である方を知り、私達は真理のうち、子であるイエスキリストのうちに住み)

さて、このように偽りの世界にいる私達に対して、「神の御子」が我々に理解力を与えて下さったのだと聖書はいいます。それで、このようなことがいえると思います。

1)世界は悪い者の支配下にあり、偽りの下にある。
悪い者の影響、支配の下にある人々は、自分達が偽り、惑わしの下にあることさえ、理解しない。

2)しかし、例外があり、神の御子、イエスのうちに堅く留まるものは、例外的に、
偽りに関する「理解力」を与えられ、また真理を悟る。

このようなことをこの箇所は語っているようです。それで、今の時代、終末の時代、主にある者、真理の主に従う者には特徴があり、それは「偽りを見抜く」「偽りを見破り」そして「真理を悟る」ことです。

終末は偽りに満ち、この世も教会も偽りに満ちていきます。そして、この世の人もまた、教会内であっても偽りを好み、真理を求めない人は、その中で惑わされ、滅びに入ります。しかし、例外的に、
真理の主を知るものは、正しい理解力を持ち、その結果、裁きから免れる、そのように述べられているように思います。

終末はまことに偽りに満ちた時代です。

政治:
政治の世界にも偽りが満ち満ちています。
少し前迄、共産主義こそ、人類社会、政治の理想ともてはやされました。
しかし、その実際は、キリスト教撲滅を企む、偽り者達の政治思想でした。
また、民主政治こそ、最良の政治形態だと、あちこちで喧伝されています。
しかし、民主主義のもっとも始めの原形は、指導者モーセに対して、「肉をよこせ、
水をよこせ」とぶつぶつ不満をいった民衆達であり、こんな政治形態がうまくいくはずはありません。

科学:
進化論が科学的であるといわれています。
進化論とは、人間も、猿も皆、偶然にできた(!?)、進化したというトンデモない馬鹿げた教えなのですが、皆すっかり本気にしています。しかし、人間よりはるかに簡単なかなづちやのこぎりさえ、
「偶然」にはできません。まして、更に複雑な人間が偶然に進化するはずはありません。
子供でもわかるこんな理屈をすっかり信じこんでいる人が大いのですが、確かに
偽りが科学の世界にも満ちていることがわかります。

”それで私たちは、真実(真理)な方のうちに、すなわち御子イエス・キリストのうちにいるのです。”

ここに私達が、「真実(真理)な方のうちに、.いる」ことが書かれています。
回りが水だらけで、誰でもびしょ濡れになる時でも、私達がボートなりに乗っていれば、ぬれず、
守られます。同じ意味あいでこの終末の時代は、右も左も教会も偽りだらけになるのですが、
しかし、この方、真理の方のうちにいる者は例外的に偽りに惑わされず、
正しい真理の道を歩むことを知りましょう。

”この方こそ、まこと(真理)の神、永遠のいのちです。”

この方、イエスキリストこそまこと、真理の方であることが書かれています。
そして、この真理の方と「永遠のいのち」とがセットで書かれています。
それで、真理の方にいることと私達が永遠の命を得ることがどうも関係あるのだということがわかります。

すなわち、この方、真理の方を真に知り、偽りを見抜いていかないと終末の日には、永遠の命が危ないのです。彼等偽り者達は、あの白い偽ユダヤ人を本物だといいはり、あの中東の地、パレスチナの地における、虐殺、略奪を正当化しています。そして、愚かで、目の見えない盲人クリスチャンを惑わし、
殺人、略奪の罪に加担させようとしています。
 
 

また、イラクにおける獣の国、アメリカによる殺人、攻撃を偽り、愚かなクリスチャンに殺人の罪に同調させるべく、画策しています。
このような偽りを見抜けず、真理の方を知らない者は、永遠の命が危ないことを知って下さい。
彼等、偽りを画策するものたちの次の方法は、プロテスタント、カトリックの偽りの合同、エキュメニカル運動であり、また、主につくクリスチャンを迫害するための数々の偽りです。
聖書に忠実な人々を「バイブルカルト」だとか、原理主義者だとか、信仰による虐待があるなどとあらゆる難くせをつけて、攻撃しようと試みているようです。

前もっていっておきます。今、偽りを見抜けない人々はこのような「仕組まれたカルト刈り」に参加するようになるでしょう。
そして、結果として、聖書が、「兄弟が兄弟を訴える日」「殺す者が自分は神に仕えている」と思い込む日が来るのでしょう。

その日は近く、主につく人々は早急に備えをなすべきことを知りましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー