No.282 ツロについて

テキスト:エゼキエル27:1 次のような主のことばが私にあった。
2 「人の子よ。ツロについて、哀歌を唱えよ。
3 あなたはツロに言え。海の出入口に住み、多くの島々の民と取り引きをする者よ。神である主はこう仰
せられる。ツロよ。『私は全く美しい。』とおまえは言った。
4 おまえの領土は海の真中にあり、おまえを築いた者は、おまえを全く美しく仕上げた。
5 彼らはセニル(雪山)のもみの木でおまえのすべての船板を作り、レバノン(
白)の杉を使って、おまえの帆柱を作った。
6 バシャンの樫の木でおまえのかいを作り、キティム(
拳闘家)の島々の桧に象牙をはめ込んで、おまえの甲板を作った。
7 エジプトのあや織りの亜麻布が、おまえの帆であり、おまえの旗じるしであった。エリシャ(
来るべき神)の島々からの青色と紫色の布が、おまえのおおいであった。
8 シドンとアルワデ(
解き放つ)の住民が、おまえのこぎ手であった。ツロよ。おまえのうちの熟練者が、おまえの船員であ
った。
9 ゲバル(
山)の長老と、その熟練者がおまえのうちにあって、破損を修理し、海のすべての船とその水夫たち
が、おまえのうちにあって、おまえの商品を商った。
10 ペルシヤ、ルデ(
闘争)、プテ(
弓)の人々は、おまえの軍隊の戦士であり、おまえに盾とかぶとを掛け、彼らはおまえに輝きを添え
た。
11 アルワデとヘレクの人々はおまえの回りの城壁の上に、また、ガマデ(勇者)人はおまえのやぐらの
中にいて、回りの城壁に丸い小盾を掛け、おまえを全く美しくした。
12 タルシシュ(
黄色の碧玉)は、おまえがあらゆる財宝に豊かであったので、おまえと商いをし、銀、鉄、すず、鉛
を、おまえの品物と交換した。
13 ヤワン(ギリシャ)、トバル(あなたは運ばれる)、メシェク(引き出される)はおまえと取り引き
をし、人材と青銅の器具とをおまえの商品と交換した。
14 ベテ・トガルマ(あなたは彼女をこわす)は馬、軍馬、騾馬を、おまえの品物と交換した。
15 デダン(低い国)人はおまえと取り引きをし、多くの島々はおまえの支配する市場であり、彼らは象
牙と黒檀とをおまえにみつぎとして持って来た。
16 アラムは、おまえの製品が豊かであったので、おまえと商いをし、トルコ玉、紫色の布、あや織り
物、白亜麻布、さんご、ルビーを、おまえの品物と交換した。
17 ユダとイスラエルの地もおまえと取り引きをし、ミニテの小麦、いちじく、蜜、香油、乳香を、おま
えの商品と交換した。
18 ダマスコ(服の織り手)も、おまえの製品が多く、あらゆる財宝が豊かなので、ヘルボン(
豊穣)のぶどう酒と、ツァハル(白)の羊毛でおまえと商いをした。
19 ダン(
裁き)とヤワンもおまえの品物と交換した。その商品の中には、ウザルからの銑鉄、桂枝、菖蒲があっ
た。
20 デダン(低い国)は鞍に敷く織り布でおまえと取り引きをした。
21 アラビヤ人と、ケダル(黒)の君主たちもみな、おまえの御用商人であり、子羊、雄羊、やぎの商い
をした。
22 シェバとラマ(馬の人)の商人たちはおまえと取り引きをし、あらゆる上等の香料、宝石、金を、お
まえの品物と交換した。
23 カラン(山の人)、カネ(へつらいの題を与える)、エデン、それにシェバの商人たち、アッシリヤ
とキルマデ(梱包)はおまえと取り引きをした。
24 彼らは豪華な衣服や、青色の着物、あや織り物、多彩な敷き物、堅く撚った綱とおまえの商品とをも
っておまえと取り引きをした。
25 タルシシュの船がおまえの品物を運んだ。おまえは海の真中で富み、大いに栄えた。
26 おまえのこぎ手はおまえを大海原に連れ出し、東風は海の真中でおまえを打ち破った。
27 おまえのくずれ落ちる日に、おまえの財宝、貨物、商品、おまえの水夫、船員、修繕工、おまえの商
品を商う者、おまえの中にいるすべての戦士、おまえの中にいる全集団も、海の真中に沈んでしまう。
28 おまえの船員の叫び声に海辺は身震いする。
29 かいを取る者、水夫、海の船員はみな、船から降りて陸に立ち、
30 おまえのために大声をあげて激しく泣き、頭にちりを振りかけ、灰の中をころび回る。
31 彼らはおまえのために頭をそり、荒布をまとい、おまえのために心を痛めて泣き、いたく嘆き、
32 泣き声をあげて哀歌を唱え、おまえのために悲しんで歌う。だれかツロのように海の真中で滅ぼされ
たものがあろうか。
33 おまえの貨物が陸揚げされると、おまえは多くの国々の民を満ち足らせ、その豊かな財宝と商品で地
の王たちを富ませた。
34 おまえが海で打ち破られたとき、おまえの商品、全集団は、おまえとともに海の深みに沈んでしまっ
た。
35 島々の住民はすべておまえのことでおぞ気立ち、その王たちはひどく恐れて、あわてふためいた。
36 国々の民の商人たちはおまえをあざけり、おまえは恐怖となり、とこしえになくなってしまう。」

本日は、「ツロについて」という題でメッセージしたいと思います。

テキストは上記エゼキエル27章です。まず初めに見なければいけないことは、一体この「ツロ」とは、
何を意味することばなのかということです。
ツロということばの意味あいは、「岩」という意味です。ですから、他の聖書の箇所でもそうであるよ
うに、このことばの意味あいがこの「ツロ」という単語を理解するのに重要な要素を占めることを覚え
て下さい。

さて、このツロということばを調べていく時、ひとつ不思議な、特徴的なことがらが、
出てきます。それは、この「ツロ」ということばは、「シドン」ということばとよく
セットで出てくるのです。以下のようにです。

マタイの福音書 11:21 「ああコラジン。ああベツサイダ。おまえたちのうちで行なわれた力あるわざ
が、もしもツロとシドンで行なわれたのだったら、彼らはとうの昔に荒布をまとい、灰をかぶって悔い
改めていたことだろう。
22 しかし、そのツロとシドンのほうが、おまえたちに言うが、さばきの日には、まだおまえたちよりは
罰が軽いのだ。
マタイの福音書 15:21 それから、イエスはそこを去って、ツロとシドンの地方に立ちのかれた。
マルコの福音書 3:8 エルサレムから、イドマヤから、ヨルダンの川向こうやツロ、シドンあたりから、
大ぜいの人々が、イエスの行なっておられることを聞いて、みもとにやって来た。
マルコの福音書 7:31 それから、イエスはツロの地方を去り、シドンを通って、もう一度、デカポリス
地方のあたりのガリラヤ湖に来られた。
ルカの福音書 6:17 それから、イエスは、彼らとともに山を下り、平らな所にお立ちになったが、多く
の弟子たちの群れや、ユダヤ全土、エルサレム、さてはツロやシドンの海ベから来た大ぜいの民衆がそ
こにいた。
ルカの福音書 10:13 ああコラジン。ああベツサイダ。おまえたちの間に起こった力あるわざが、もしも
ツロとシドンでなされたのだったら、彼らはとうの昔に荒布をまとい、灰の中にすわって、悔い改めて
いただろう。
14 しかし、さばきの日には、そのツロとシドンのほうが、まだおまえたちより罰が軽いのだ。
使徒の働き 12:20 さて、ヘロデはツロとシドンの人々に対して強い敵意を抱いていた。そこで彼らはみ
なでそろって彼をたずね、王の侍従ブラストに取り入って和解を求めた。その地方は王の国から食糧を
得ていたからである。”

さて、上記は、新約聖書の中の記述ですが、旧約の中でも話は同じです。以下のように、
旧約聖書のツロに関してしるしてあるエゼキエル29章にも同じようにシドンに関する記述があります。
 

”エゼキエル29:21 「人の子よ。顔をシドンに向け、それに預言して、
22 言え。神である主はこう仰せられる。シドンよ。わたしはおまえに立ち向かい、おまえのうちでわた
しの栄光を現わす。わたしがシドンにさばきを下し、わたしの聖なることをそこに示すとき、彼らは、
わたしが主であることを知ろう。”

シドンの意味あいは、「漁をする」ということです。魚をとるという意味あいで、「漁をする」という
意味なのです。さて、この2つのことば、ツロ(岩)、シドン(漁をする)という2つのことばと関係する、
新約聖書の人物を考えてみましょう。
ちゃんと聖書を読んでいる人はだれでもある一人の人物を思い浮かべることでしょう。
そうです。ペテロです。彼は、主に「この岩の上に教会を建てよう」といわれた人物であり、
また、ガリラヤ湖で漁師をしていた人物です。彼こそ、実はシロ、シドンということばがあてはまる人
物なのです。

しかし、ひとつ気をつけなければ、いけないのは、ペテロということばは単に一人の人物をさすという
ことに留まらないということです。たとえば、イサクの子であるイスラエル(ヤコブ)の名前は、単に
個人の名前にとどままりません。逆にイスラエルとはイスラエル12氏族の総称でもあります。
それと同じ意味あいで、12使徒の筆頭であるペテロの名前は、主の弟子の総称でもあると思われます。

ですから、このツロ、岩に関する預言とは、実は主の弟子に関する預言という意味あいである可能性が
非常に高いのです。

このことを基本にこの箇所を見ていきたいと思います。順に見ます。

1 次のような主のことばが私にあった。
2 「人の子よ。ツロについて、哀歌を唱えよ。”

これは、ツロ、岩、終末の主の弟子に関する預言です。かつて、主に「この岩に教会を建てよう」とい
われた弟子が終末の日に変質していきます。これは、そのことに関する「哀歌」なのです。

”3 あなたはツロに言え。海の出入口に住み、多くの島々の民と取り引きをする者よ。神である主はこう
仰せられる。ツロよ。『私は全く美しい。』とおまえは言った。”

ツロは具体的には海の中にあった島ですが、これをもってたとえられる主の弟子もまた「海」の中にあ
ります。海とは水、聖霊のたとえです。この主の弟子は、あらゆる美徳、聖霊の恵みに満ち、それゆえ
『全く美しい。』ものなのです。

”4 おまえの領土は海の真中にあり、おまえを築いた者は、おまえを全く美しく仕上げた。

ツロの特徴は、「海の真中」にあることであり、同じように、主の弟子の特徴も海の真ん中、すなわ
ち、
聖霊の働きの真ん中、中心にあるということです。これこそツロの力の源なのです。
そして、それゆえ主の弟子は、「全く美しく仕上げ」られているのです。
 

5 彼らはセニル(雪山)のもみの木でおまえのすべての船板を作り、レバノン(
白)の杉を使って、おまえの帆柱を作った。”
 

セニル(雪山)、レバノン(白)とのことばには、どちらにも「白」という意味あいが含まれています。
主の弟子は当初は、「白」、罪から縁遠い者でした。そして、それゆえに神からの祝福を受けていたの
です。

6 バシャンの樫の木でおまえのかいを作り、キティム(
拳闘家)の島々の桧に象牙をはめ込んで、おまえの甲板を作った。”

キテイムとは、「拳闘家」すなわち、戦いと関係することばです。主の弟子は戦いの噐として、
備えられていたのです。

”7 エジプトのあや織りの亜麻布が、おまえの帆であり、おまえの旗じるしであった。エリシャ(
来るべき神)の島々からの青色と紫色の布が、おまえのおおいであった。”

「エリシャ(来るべき神)の島々からの青色」がおおいであったと書かれているように、主の弟子の
おおい、力は、当初、神からのものだったのです。

”8 シドン(漁をする)とアルワデ(解き放つ)の住民が、おまえのこぎ手であった。ツロよ。おまえの
うちの熟練者が、おまえの船員であった。”

主の弟子の働きは人々をすなどる、すなわち、「シドン(漁をする)」でした、また罪から、解き放
つ、
すなわち、「アルワデ(解き放つ)」だったのです。

”10 ペルシヤ、ルデ(闘争)、プテ(弓)の人々は、おまえの軍隊の戦士であり、おまえに盾とかぶとを
掛け、彼らはおまえに輝きを添えた。
11 アルワデとヘレクの人々はおまえの回りの城壁の上に、また、ガマデ(勇者)人はおまえのやぐらの
中にいて、回りの城壁に丸い小盾を掛け、おまえを全く美しくした。”

また、主の弟子は、戦いのために備えられた者でもありました。彼らは主のために勇士として、
戦い、多くの勝利を得たのです。

”12 タルシシュ(
黄色の碧玉)は、おまえがあらゆる財宝に豊かであったので、おまえと商いをし、銀、鉄、すず、鉛
を、おまえの品物と交換した。”

「タルシシュ(黄色の碧玉)」が、「あらゆる財宝に豊かで」あったように、主の弟子もあらゆるたまも
のに豊かでした。

”13 ヤワン(ギリシャ)、トバル(あなたは運ばれる)、メシェク(引き出される)はおまえと取り引
きをし、人材と青銅の器具とをおまえの商品と交換した。
14 ベテ・トガルマ(あなたは彼女をこわす)は馬、軍馬、騾馬を、おまえの品物と交換した。”

しかし、主の弟子の歩みも終末に近付くにつれて、異なるものとなってきました。

彼は、「ヤワン(ギリシャ)」すなわち、西洋的な人の方法を教会内にとりいれ、その結果あるべき
位置から、「運ばれる(トバル)」ようになり、主の喜ばれた者の地位から、「引き出される(メシェ
ク)
」ようになってしまったのです。その結果、教会は、破壊される(ベテ・トガルマ)ようになってしま
ったのです。

”15 デダン(低い国)人はおまえと取り引きをし、多くの島々はおまえの支配する市場であり、彼らは
象牙と黒檀とをおまえにみつぎとして持って来た。
16 アラムは、おまえの製品が豊かであったので、おまえと商いをし、トルコ玉、紫色の布、あや織り
物、白亜麻布、さんご、ルビーを、おまえの品物と交換した。
17 ユダとイスラエルの地もおまえと取り引きをし、ミニテの小麦、いちじく、蜜、香油、乳香を、おま
えの商品と交換した。”

ここでは、取り引き、商売について書かれています。商売は、聖書的に「たまものを用いれ」ことと
関係します。

新約聖書の中で、主人が与えた1ミナを用いて、たくさんの商売をし、10ミナもうけた僕は
ほめられています。ですから、基本的にはたまものを用いること、商売をすることは主のみこころなの
です。

”18 ダマスコ(服の織り手)も、おまえの製品が多く、あらゆる財宝が豊かなので、ヘルボン(
豊穣)のぶどう酒と、ツァハル(白)の羊毛でおまえと商いをした。
19 ダン(
裁き)とヤワンもおまえの品物と交換した。その商品の中には、ウザルからの銑鉄、桂枝、菖蒲があっ
た。
20 デダン(低い国)は鞍に敷く織り布でおまえと取り引きをした。
21 アラビヤ人と、ケダル(黒)の君主たちもみな、おまえの御用商人であり、子羊、雄羊、やぎの商い
をした。
22 シェバとラマ(馬の人)の商人たちはおまえと取り引きをし、あらゆる上等の香料、宝石、金を、お
まえの品物と交換した。
23 カラン(山の人)、カネ(へつらいの題を与える)、エデン、それにシェバの商人たち、アッシリヤ
とキルマデ(梱包)はおまえと取り引きをした。
24 彼らは豪華な衣服や、青色の着物、あや織り物、多彩な敷き物、堅く撚った綱とおまえの商品とをも
っておまえと取り引きをした。”

しかし、それらの「たまものの行使」の中に少しずつ、気になることばが現れてきます。ケダル(黒)
は、
義(白)と反対のことば、罪を表すのでしょうか。弟子の歩みが終末に近付くにつれ、あるべき姿か
ら、
離れていくのでしょうか。

”25 タルシシュの船がおまえの品物を運んだ。おまえは海の真中で富み、大いに栄えた。
26 おまえのこぎ手はおまえを大海原に連れ出し、東風は海の真中でおまえを打ち破った。”

「東風は海の真中でおまえを打ち破った。」と書かれているように、終末の日に道を曲げ、
主のことばを変質させる弟子へのさばきは、海、霊にかかわるものとなります。
 

”27 おまえのくずれ落ちる日に、おまえの財宝、貨物、商品、おまえの水夫、船員、修繕工、おまえの
商品を商う者、おまえの中にいるすべての戦士、おまえの中にいる全集団も、海の真中に沈んでしま
う。
28 おまえの船員の叫び声に海辺は身震いする。
29 かいを取る者、水夫、海の船員はみな、船から降りて陸に立ち、
30 おまえのために大声をあげて激しく泣き、頭にちりを振りかけ、灰の中をころび回る。
31 彼らはおまえのために頭をそり、荒布をまとい、おまえのために心を痛めて泣き、いたく嘆き、
32 泣き声をあげて哀歌を唱え、おまえのために悲しんで歌う。だれかツロのように海の真中で滅ぼされ
たものがあろうか。”

主の弟子、教師、牧師達が変質し、道を誤るため、その日彼らは、「海の真中で滅ぼされ」るように
なります。海は、水の満ちる所であり、霊のたとえです。この場合は、聖霊ならぬ、悪霊の惑わしの中
でほろびるのです。

”33 おまえの貨物が陸揚げされると、おまえは多くの国々の民を満ち足らせ、その豊かな財宝と商品で
地の王たちを富ませた。
34 おまえが海で打ち破られたとき、おまえの商品、全集団は、おまえとともに海の深みに沈んでしまっ
た。

「おまえは多くの国々の民を満ち足らせ、その豊かな財宝と商品で地の王たちを富ませた。」と書かれ
ているように、主の弟子、献身者、働き人の働きの中で、「多くの国々の民」、すなわち、多くのクリ
スチャンは多くの恵みを受けてきたのです。しかし、終末の日に恐ろしい日がきます。この弟子、牧師
達に連なる人々もみな、裁きの霊に惑わされていく日が来るのです。「おまえが海で打ち破られたと
き、おまえの商品、全集団は、おまえとともに海の深みに沈んでしまった。」とは、このことをさすの
です。

ですから、終末の日は確かに特殊な日々であり、この教団なら、この教会なら、あの牧師ならとは、
言えなくなる日なのかもしれません。しかし、そうであっても、「私はまことの羊飼い」といわれた
方の声を聞き分けていくものは、誤り、惑わしから免れます。

”35 島々の住民はすべておまえのことでおぞ気立ち、その王たちはひどく恐れて、あわてふためいた。
36 国々の民の商人たちはおまえをあざけり、おまえは恐怖となり、とこしえになくなってしまう。”

「おまえは恐怖となり、とこしえになくなってしまう。」といわれているように、ツロ、岩といわれた
主の弟子が、裁かれ、頼りにならなくなる日が終末に来ます。いいえ、もう来ているのかもしれませ
ん。

あの「空想話」、「キリストが2度にわたって再臨してくれる」というありがたいが、しかし、ばかば
かしいホラ話を真面目に説教している牧師が多くいることは、その一つの成就であり、また、あの「獣
のリバイバル」を率先して推薦している牧師達が多いことはまた、もう一つの成就です。

しかし、「私の羊は私の声を聞く」といわれた方の声に聞き従う者達にはそのような日でも守りがある
ことを知りましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー