NO.272とりこにされる者はとりこにされる

”テキスト黙示録13:7 彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。
8 地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになる。
9 耳のある者は聞きなさい。
10 とりこになるべき者は、とりこにされて行く。(とりこにされる者はとりこにされるーKJV)剣で殺す者は、自分も剣で殺されなければならない。ここに聖徒の忍耐と信仰がある。"

本日は「とりこにされる者はとりこにされる」という題でメッセージしたいと思います。

終末に関して記してある黙示録には、「とりこにされる者はとりこにされる」と記されています。
このことばの意味を見ていきたいと思います。この「とりこ」と訳されていることばと似たことばが以下でも使われています。

”2テモテ3:6 こういう人々の中には、家々にはいり込み、愚かな女たちをたぶらかしている者がいます。その女たちは、さまざまの情欲に「引き回されて」罪に罪を重ね、”

上記で「引き回されて」と訳されていることばが相当するようです。この箇所から判断する限り、
「とりこにされる」ということは、すなわち、「罪のとりことなる」ということを暗示することがわかります。ですから、すなわち、終末に関して聖書がいっていることはこのことです。
私たちが罪のとりこになっているなら、その時、この終末の獣、サタンの惑わしを悟ることなく、この偽りのとりことなるということです。

私たちが終末にもう生きているとして何が一番大事なことでしょうか。
聖書の預言解釈が難しいから、高価な神学書でも買うことでしょうか。または、何があってもすぐ逃げられるように必要なお金を溜めることでしょうか。

この件に関して、聖書は、そなえ、また警告として、「とりこにされる者はとりこにされる」という表現で、我々に警告を語っていることは興味深いです。

終末の日の一つの特徴として、「罪のとりこになっている者はサタンの偽りのとりこになる」ということがあるからです。
終末の日は確かに主はそのしもべを通して角笛を吹きますが、罪のとりこになっている人々が
その音に気付くことはないでしょう。
何故なら、終末の日は、義より不義を好む人々への裁きの日だからです。

ある人々は、頭が良ければ、知識があれば、この終末の預言を理解し、
うまく終末を切り抜けられると思うようですが、決してそうはいかないでしょう。
そんなことに基準はないと思われます。
逆に、神が(罪の)「とりこにされる者はとりこにされる」という以上、必ずこのことはなるのです。

既にこのことばは成就しつつあります。
何故ある人々は、あの獣のリバイバル、額に獣のしるしをつけられる恐ろしい集会を見ながら、
何の問題も感じないのでしょうか。
その理由は、もしかすると、彼らはすでに罪の「とりこ」になっているからかもしれません。
そのため、彼らはこんなことのとりこになっているのかもしれません。
彼らにどんな蜜が隠れているのか、そんなことは、私にはわかりません。しかし、聖書が(罪の)「とりこにされる者はとりこにされる」という以上、このことはもしかするとあるのかもしれません。
はっきりいいます。彼らの結末は滅びであり、永遠の命を受け継ぐことはありません。
私たちは神を恐れなければなりません。

剣で殺す者は、自分も剣で殺されなければならない。”

剣は、「御霊の剣、すなわち神のことば」と書かれているように、神のことばのたとえです。
ですから、「剣で殺す者」とは神のことばと関連したことばなのです。
神のことばは本来人を生かすものですが、それを変えられると聞いた人は生きることができません。

神のことばを引き合いに出した上で、「地獄はない」などと人を惑わすようなことをいう人々は、
まさにこの「剣で殺す者」です。何故なら、地獄は確かに存在し、これらの「剣」に惑わされた人々は命を失うからです。地獄はない、仏教徒もそのままで救われているなどと、このようなとんでもない嘘
の教えを語りつづけている人々こそ、「剣で殺す」人々なのです。

そしてこのように神のことば、剣、をもって人を殺している人々は、自分もまた「殺される」、
偽りの中で滅んでいくことを知るべきです。
終末の日のみことばは、わなのようなものであり、このみことばを正しく理解できないために、
多くの人が滅んでいくでしょう。
 

終末の時は、裁きの時であり、「ことばは神である」といわれたこの方のことばに忠実であるかを問われる時、今この方のことばを曲げ、キリストが2回にわたって再臨するなどというたわごとを吹聴し、
人々の終末の備えを崩している人々こそ、「剣で殺す者」であることをとらえましょう。

彼らがこのような偽りに組みしているために、彼ら自身が「剣で殺され」、彼らはこの終末のことばを決して悟らないようです。
 

神を恐れましょう。

終末における主のみこころを行いましょう。

ー以上ー