■予防接種に混入された高致死率の変種インフルエンザ

「グローバル二〇〇〇」を実行する連中が導入したもっとも狡猾な計画のひとつが、インフルエン
ザ注射だ。マスコミは毎年、いかにも説得力のあるやり方で、大規模なインフルエソザの予防接種
キャンペーンを繰り広げる。これには通常、三つの段階がある。第一段階は全国的なニュース報道
で、大手テレビネットワーク、通信社、ラジオ、新聞などを総動員して、間違いない事実として宣
伝する。いわく、「今度の冬には新型で特に悪性のインフルエンザ・ウイルスの変種が登場する」
 第二段階は警告で、「この冬はインフルエンザ注射が不足する」、供給はまず老人、つぎが子ども
で、注射費用の払えない者は後まわしになるといわれる。その間じゅう、インフルエンザの注射を
受けるのは国民すべての義務だと強調される。
 第三段階では「かつてない需要の高まりで供給が追いつかない」とふたたび全国的に報道される。
パニックを起こすょうなこの発表は医学の権威の誰からも支持されないのだが、それでも数千万の
米国人に、「インフルエンザの予防接種を受けないととても危険だ」と信じ込ませるには十分だ。こ
うなると競走だ。それもものすごい勢いだから、誰も立ち止まって問いかけたりはしない。考えて
みればすぐ分かることだ。

インフルエンザのウイルスは二〇〇〇種以上知られているのに、どうし
て一回の注射でカバーできるというのか。当局は、「特に悪性のインフルエソザ変種」が通常のイン
フルエソザの予防接種で防げるなどと確実なことがどうして言えるのか。
 その 「悪性の」 インフルエンザ・ウイルスが具体的にどのタイプなのか、政府は知っていると言
うのか。もしそうなら、だまって流行させておくはずはあるまい。さらに、我も我もと押しかけて
受けるインフルエンザ注射の中味が正確に何なのか、誰も語ろうとしない。あなたは知っているだ
ろうか。あなたのかかりつけの医師は教えてくれたか。医師に尋ねてみたか。答がどちらも「ノー」
だからといって悩むことはない。みな、そうなのだ。誰も知らない。きっと、あなたの医者も知ら
ないのだ!

 化学・生物兵器戦争の専門家が教えてくれたところでは、インフルエンザ注射には、致死率の高
いブタのインフルエンザからとった変種が三種類入っていて、幼児と老人には危険だということだ。
「過剰人口」を抑制するのにこれ以上の方法があるだろうか。若年層は再生産される前に殺してしま
えるし、不要な老人を除くのにもこれほど簡便な方法はない。女王エリザベス二世はアフリカ旅行
中、「世界は人口過剰」と発言し、「人口過剰はアフリカが直面する最大の脅威」と言った。おそら
くインフルエンザ注射は、直接には殺さないまでも、人びとを弱らせておくための手段なのだ。そ
うしておけば、エイズ関連の合併症やC型肝炎を持ち込んだときに、数千万の不要人口を抹殺する
ことができる。

 全校生徒がHI∨キャリアと化した南アフリカからの悲劇的報告

エイズが南アフリカの黒人学校の児童の間で広く浸透していることは確実だ。つぎに掲げる報告
は南アフリカからのものだ。生徒全員がエイズにかかっている、ある黒人学校に関するもので、エ
イズの広がり具合がいかに危険であるかを力説している。興味深いので触れておくと、南アフリカ
当局は事実を隠したがっているように思われる。これは米国でも全く同じで、いずれの政府も、深
刻な状況にオープンかつ率直な態度で対処しょうとはしていない。
 同じタイプの対応がジンパブエとボツワナでもおこなわれていて、エイズの大流行がこの両国を
包み込んでしまっていることは、公式には否定されている。なぜこのように現実と対決しないのか
というと、それは「観光産業を傷つける」 ことを政府が心配しているからだと言われている。観光
産業は外貨獲得のための最大の手段だ。こういう理屈だ − もし観光客がこの国はエイズで苦しん
でいるという印象をもてば、彼らは別のところへ行くだろう、そうなれば国全体が外貨を大きく失
って苦しむことになる。そんなことは耐えられない。こう考えれば、ジンパブエとボツワナの政府
は、経済面での配慮を国民の健康に対する配慮に優先させているのは明らかだ。
 

  『死にゆくアフリカーナ (一九九八年三月一三-一九日)』ょり引用
  「学校中がエイズにかかっている!

  ソウェト[訳註=南アフリカ最大の黒人居住区] のある高校では生徒全員がHIV検査で陽
 性だった。九二〇人の生徒全員に血液を提出させて検査したところ、全員がHIV陽性だった。
エイズの伝播とHIV感染に関して、これほどショッキングな話はない。

  ここニ年間、HIV感染のため、ソウェトでは輸血用液を採取しないようにしていた。こ
れまでは新聞等に伏せておくことも可能だったが、ひとつの学校で一〇〇パーセントが陽性と
いう今回の事態は大きなニユ−スだし、警告を発するだけの理由となり得る。この発見から、
エイズの広がり具合が想像以上に深刻だということが分かるし、たとえ今回のケースがひとつ
の学校だけでのこととしても、ソウェトの他の学校全部の状況はどのようなものなのだろう。
 今回のショッキングな発見があってから、真実がどこまで隠されているのかという疑問が湧
いてきた。エイズ対策全体が、特に学校レベルでは惨めな失敗だったという点で、重要な事実
が表面化してきた。黒人の生徒等は何も考えずに警告を無視し、みだらな行動を続けている。
 ある推定では、二二〇方から三五〇方の黒人がすでにHIVに感染している。

ということは
死亡者は、一度出始めれば一年に二二万人-三五万人ということになり、新しい症例が毎日一
五〇〇件出ると牲定される。これでもその脅威を全く低く見積もっているように聞こえる。
 医療関係者は、もっとも悲観的な統計でも問題を全く低く見積もっている、と指摘する。ソ
ウェトの学校以外にも、ある大学からの報告が届いているが、その地域はHIVの被害.
で、エイズで死亡する学生の率は衝撃的だという。だが、このことは全く秘密に、
クォ・ズールーの看護学校でもエイズによる死亡率が高い。

 ある牧師が集会で、若者の死亡が多いと語った。これは若者のための葬儀が多いので、
  気がついたという。これが意味するところはひとつだ。つまり、この伝染病は国中を忙しく駆けまわっているのだ。だが大衆は、実際に何が起こ
  っているか知らされないままに、闇の中におかれている」