#もう一つ別の巨大地震計画

スブリングマイヤー氏は
日本にもう一つの人工地震計画があるとニュースレターに書いている。私は念の為に電話を入れて聞いたが確かにもう一つの〃Manmade アースクエーク”計画があると私に告げた。それは、阪神の時よりも大きいと言う。それによって日本経済を壊滅させるためだという。ただ、私にはその真偽は判らない。信じたくないし、考えたくもない。そして、例えそれが事実であったとしても、日本はそんなものでは壊滅しないと思う。逆に、阪神の時のように、助け合い、励ましあって強くなると思う。それよりむしろ、ジワジワと青少年の心を蝕む退廃と虚無、陰湿な人間関係、政治への失望、経済界への不信の方が日本を壊滅に導くような気がする。

茶髪の青年たちの
希望のない目を見るとき、目本の将来が不安になる。お隣りの韓国に行くと、青年たちが生き生きとしていて、社会全体が日本よりピュアな感じがする。今、韓国はキリスト教が国民の三○%に達している。そのキリスト教が欧米のように腐れ切って、悪魔に浸食されたものではなく、本当に熱心で清潔なものであるからだろうと思う。もっとも、あまりにピュアで逆に心配になるのだ。

例えば私の本などは決して韓国では
発売されないだろう(私の本を韓国で出版したいと言って来て、資料を持っていったTさんはその後どうしておられるのだろう。全く連絡がないが、資料だけでも返して欲しかった)。いまだにアメリカが正義とキリスト教信仰の国だと信じているのだから、そのナイーブさが心配になるのだ。鳩のように素直なクリスチャン。しかし、イェスはまず先に、「へびのように聡くあれ」と言っているのだが。そのアメリカについては全く信じ難い話が聞こえて来るのである。
 

#米国「教育の日」は非ユダヤ人を大虐殺する法

さて、今、アメリカでは何が起きているのだろうか。我々は新聞紙上にのどかに選挙戦を戦うクリントンとドールを見る。時々、起こる日本人殺人事件。やってくる映画と言えば日本のやくざ映画の方がはるかに「もののあわれ」を感じるほどの殺毅と破壊と気味悪い物ばかり。しかし、このアメリカで今、静かに、しかし、厚かましく、恐るべき事態が進展している。以下に紹介するのはドン・ベル氏のレポートの要旨である。一九九一年三月五目ァメリカの下院は「一九九一年三月二六日を合衆国の教育の日」と定める法律を審議し、賛成多数で可決した。

さらに三月七日には上院が同じ法律を可決し
た。三月二○日、時の大統領ブッシュはこの合同決議を承認し、公法一○二・四として発効した。しか
し、その法律の中身は実際には国会議員も国民も知らなかったのである。
『合同決議102.12(H.J. res.104) March 20,1991
本議会は倫理的価値と原則の歴史的伝統は市民社会とわが国がよって立つ基盤である事を承認する。こ
れらの倫理的価値と原則は文明の黎明期から社会の基盤であり、『ノアの七法』として知られていた。
これらの倫理的価値と原則なしでは市民の徳育教化は混沌に帰る深刻な危機に直面するであろう。社会
はこれらの原則が、最近に至り、文明化された社会の組織によって、包囲され個喝されている危機の結
果、弱体化されていることに深い関心を持っている。

これらの危機によって正当化された偏見によって、歴史的な倫理的価値を我々の顕著な過去から未来の
世代に伝えるという責任の視野を、わが国民に失わしめてはならない。ルパビッチ運動はこれらの倫理
的価値と原則を世界に広め育成してきた。・ルバビッチ運動の指導者ラビ・メナヘム・スカーソンは普
遍的な尊敬と畏敬を受けてきたが、彼の八九歳の誕生日は一九九一年三月六日である。この偉大な霊的
指導者〃ザレベ〃ヘの捧げ物の内、彼の九○歳の年そのものが〃教育と奉仕〃のよき実例であると見な
されることを加えよう。この年われわれは、世界を『ノアの七法』の内に見い出される道徳と倫理の価
値に立ち戻らせるために、教育と慈善を指 向する。

そして、これは合衆国の大統領と国家の代表着によって署名された国際的な名誉の巻き物に書
き記されるであろう。ここに合衆国議会の上院と下院は共同して議決する。世界ルパビッチ運動の指導
者ラビ・メナヘム・スカーソン氏の九○歳代のスタートの日一九九一年三月二六日を合衆国の〃教有の
日〃と定める。大統領は合衆国国民に、この日に適切な祝賀と行動を挙行するよう呼び掛ける宣言を発
効し、要請する(注*八九歳と九○歳がおかしいが原文のまま)。一九九一年三月二○日認可

下手な訳で恐縮だが、読者はこの法律が一体何を目的としているのか分かるだろうか。恐らく当時のア
メリカの国会議員もマスコミも国民も何がなんだか分からなかったに違いない。ここにわれわれはあま
り馴染みのない言葉を見い出す。まず『ノアの七法』またルパビッチ運動である。まず、この法律の欺
まんの一つはアメリカがその存立の基としてきたのはキリスト教であって『ノアの七法』などと言うも
のではないと言う事である。恐らくアメリカの国会議員はあまり聖書を読んでいなかったのだろう。ノ
アと言う名前に幻惑されて、それがあたかも聖書の中にあり、モーセの十戒に先立つものぐらいに考え
たのでは ないだろうか。

ところが旧約聖書の中に『ノアの七法』などと言うものはない。あるのはタルムードで
ある。タルムードの「『ノアの七法』に違反する者は誰でも、断首による死罪となる」とある(ユダヤ
百科辞典二九ニページ)。『ノアの七法』はゴイム(異邦人家畜)のためにモーセの十戒に代わるもの
として設立されたものである(モーセの十戒は人間であるユダヤ人用だから動物であるゴイムのために
作ったということだろう)。そして驚くべきことにイスラエルではなくアメリカでこの『ノアの七法』
が巧みに粉飾されてすぺての法に勝る公法として議決されたのだ。

しかも『ノアの七法』の第二条には
「神を冒涜する者」はこの法に違反していると見なされるとある。そしてイエスを神の子、神と見なす
ものはタルムードによれば神を冒涜しているのである。要するにこの「合衆国教育の日」の法律はアメ
リカの研究者によれば、クリスチャンを断首していいという法律なのである。そしてそれはもちろんク
リスチャン以外にも及び得る。これは現実なのか。悪夢を見ているのではないか。私はいにしえの聖書
の預言者たちのように驚きあきれて灰をかぶり塵の中に座したくなった。アメリカの国会議員は皆、酔
っぱらっていたのか。
 

マスコミは眠
っていたのか。アメリカの教会は何をしているのか。国家が檸猛なライオンのように変貌して、舌なめ
ずりしているのを、目を開けて見もしないで、やれ、滑ったのころんだの、体が宙に浮いたの、虫歯に
金が入ったの、手から油が潤るのと愚にもつかない馬鹿騒ぎを何時まで続けているのか(アメリカの教
会の最近の流行)。ここに書いていることは私の想像や空想ではない、米国の法律に書かれていること
なのだ。そしてこれは明白にキリスト教会をターゲットとしているのだ。これは世界からキリスト教を
抹殺しようとするユダヤ教の陰謀以外の何物であろうか。