#許されざるイルミナティの悪行

「一九五七年アイン・ランドはフィリップ・ロスチャイルドの指示によって本を書いた。この二○○ページにおよぶ〃フィクション〃小説『アトラス・シュラッジド』はイルミナティの世界征服計画へのwitchcraftの暗号文書となった。おそらくイルミナティの計画をあばくことより彼らのオカルト的陰謀の思想や観念を見い出すことの方が重要であろう。P323『……議論するな、受け入れよ、お前自身それに合わせ、従え』P4ll『どんな政府が持っている権力でも、権力と言うものは犯罪によって破壊できるものだ。もし十分な犯罪がないなら、誰かがそれを作ればいい。

誰かが、人民が法律を犯さないでは生きて行けないように、細かい事まで犯罪だと制定すればいいのだ』P503『自由が機会を与えられ、失敗する。それでもっと厳しい管理が必要となる。そうなると人はもう、彼らの問題を解決する事も出来ず、しようとも思わなくなる。彼らは強いられてでなければ何もしなくなる』P514『人を武装解除する道は犯罪しかない。彼自身がそれは犯罪だと受け入れるようにする。誰かが10セント盗んだら、銀行強盗を企てたように罰する、そうすると彼はそれを受け入れる。彼はどんな悲惨にも耐え、自分がそれ以上いい状態に値するとは思わなくなる。この世に十分な罪がなかったら我々がそれを作り出せばいい。

我々が春の花を見ることは悪いことだと教えれば、彼はそれを信じ、そのように行動するだろう。彼はもはや我々が喜ばない事は出来なくなるだろう。彼はもはや自分を守る事も願わなくなる。彼は自分がいかなる価値もあるものだとは思わなくなる。彼には闘争心と言うものがなくなる。しかし、自分自身の生き方を心得ているような人間からは我々を守らなければならない。清い良心を持った人間には気をつけねばならない。そういうやからは我々を悩ますものである』」

一般に善良な人は、他人も自分と同じように善良なのだと考えるものである。だからここに書かれているように、むなくそが悪くなるように邪悪で陰険な思想があるとは思わないし、ましてそのような思想を実行しようとする人々がいるとは考えても見ないだろう。しかし、この世界を支配しようとしている人々は、自分は豪壮な家に住み、優雅な晩餐会をした後でこのようなことを話し合っているのである。

このような人々の話は、アメリカではすでに目にすることもできないほどマインドコントロ−ルされている。そして、日本でもアメリカ的発想と共に入り込んできている。

特にキリスト者は愛と寛容と忍耐を持って敵を愛せよと言うイェスの言葉に恵実であろうとするから、このように陰謀を口にする者などサタンの回し者と思われることになる。しかし、もしここに主イェスがいたらこのような人々を許しはしないだろう。それはまさにユダヤ・バリサイ派への主イエスの態度に現れている。たしかにイエスは『敵を愛せよ』と言っているが、敵も味方も一緒くたにしろという事ではない。味噌も糞も一緒にせよとは言っていない。

敵を知ることは戦略の基本である。戦場で敵と味方の識別も出来ないならその指揮官は無能と言わざるを得まい。ところが今日至るところで敵味方の区別が出来ない事態が起こっているのだ。
「P566『人々を取り扱う実際的で唯一の手段は恐怖だ』
P585『誰がこの政府に立ち向かえようか』(黙示録一三:二五の『だれがこの獣と戦うことができようか』からの引用)
P617『それぞれの必要に応じて、それぞれの能力が現れる』(カール・マルクス共産党宣言より)
P637『ドルのしるしはチョッキを着て、太った豚のような姿であらゆる漫画に現れる。詐欺師や、汚職屋やかっぱらいを意味している悪のブランドというわけだ。自由主義国では、金は業績と成功と能力と男の創造力の現れであり、それ以上に悪名の象徴としても用いられて来たのだ。それはまた滅亡の印と
して、人々の 額に刻印されるのだ。

それはまた合衆国のイニシアルでもある。合衆国は歴史上、堕落のシンボルをそのモノグラムに採用した唯一の国である。君自身に問うてみたまえ、ある国のモラルが崩壊していて、どのくらいその国が存在し続ける事が出来るものか。この国はその富が、生産や軍事力や貿易によってでなく、略奪によって得られた歴史上唯一の国なのだ。また、金が、人の心や労働や人生や幸福、さらには彼自身のシンボルでさえあった唯一の国でもあった。もしこれが悪だったとしても、もしこれが我々の地獄行きの理由だったとしても、我々ドルを追い求める者、それを作る者は共に、それを受け入れ、この世によって滅ぽされる事を選ぶだろう。

我々は額にドルの印を誇りをもってつけよう、なんならそのために生きる事も、死ぬ事も望むところだという記章として』(注*これは一ドル紙幣の裏のピミッドのシールの事を言っているのだろう。そして、それが黙示録一三章一六節の獣の印の事なのだろう)『我々は、もはや時間が残されていないのを考慮し始めた。我々は、我々が世界の解放を見るまで生きのびるのか、我々の戦いや秘密を次の世代にまで残Lていかなければならないのかどうか知らなかった。我々はただこれこそが生きるべき唯一の道だという事を知っていた。

しかし、今や、我々は我々の勝利と凱旋の日を間もなく見る
ことだろう。略奪者たちの掟が崩壊する時に。自己犠牲の信条が…少なくとも一度は…その偽りのない道程を走り終えた時。人々がいかなるいけにえも義の道をさえぎらず、彼ら自身に下るはずの天罰がそれるのを知るとき…、自己犠牲の説教者たちが、それを進んで実行しようとしても、捧げるべきものがないと言う事を発見する時、そして持っているものがもはやそうしたいとは思わないのを発見する峙…
人々が自分の心臓と筋肉が彼らの頼りにはならず、彼らが打ちのめしてしまった心が助けを求めて叫んでも、彼らの答えがないのを覚る時、…彼らには権威の見せかけすらも残されておらず、法律の残滓さえも、道徳性の形骸さえも、希望も、食物も、それを入手する道も残されていないとき…彼らが崩壊してしまって、そして道筋が明らかであるとき…我々は戻って来て、この世界を再建するのである』(ロスチャイルドとイルミナティの基本路線)

こうして見てきたように、イルミナティの支配は深く、暗く、偽りに満ちている。

それは正に『この時代の神は……あらゆる魔術と憎むべきものに満ちている』という聖書の言
葉を十分に納得させるものである(ダニエル書二章)。しかしながらこれらの無神論の哲学が勝利し力を発揮出来るのも、これらの事が十分に熟して、我々が、獣を打ち砕くキリストと顔と顔とを合わせてまみえるようになるまでの事であると言う事もよく認識し納得しておかなければならない」普通の人間なら、憎しみ、偽り、脅しを中心とするこのような哲学は耐え難いものであるに違いない。いかに裕福に、その日その日を贅沢三昧に過ごしたとしても、実はこれらの人々、イルミナティとか世界政府とかオリンピアンズとかいう人々の生活は、決して本当の喜び、平安、幸福にあふれたものでありはしないだろう。

それはいわばあのマフィアの家族愛を講った映画『ゴッドファーザー』のような世界なのだろ
う。こうしてこのような思想哲学によって作り出される社会不安、戦争、殺致、経済恐慌などが我々の前に横たわっているというのは、うんざりする話ではあるのだが、著者の言うように、どんなに悪魔が荒れ狂っても、最後に神は介入されるのであるから、しばらくの苦難の時を堪え忍ぽうではないか。聖書によればそれは三年半の間にすぎない。世界がこのままでは神の御手の中には収まらず、一度は破壊、惨劇を通らなければ自分自身の罪を認め、神への自発的な回帰を願わないのは悲しいかな現実なのである。
 

 #ハロウィーンもクリスマスも悪魔祭

「我々がイルミナティの世界統一の陰謀とオカルトの悪魔的王国の関係を認識しない限りこの秘密結社の力の深みを本当に知ったことにはならない。それゆえwitchcraftとオカルト信仰の基礎的な理解は必須の事である」‐キリスト著にとって、これは非常に嫌な仕事であり、それゆえ誰もイルミナティの陰謀を探ろうとはしなかった。しかし、この陰謀の裏付けとなるオカルト、悪霊的知識を少しは知らないと、全くナンセンスになってしまう。

研究者の中には「私はこういう間題には触れない」と言う人もい
るが、それではイルミナティを知ったことにはならないし、陰謀の奥行きを知ることはなくせいぜい表面だけの知識に終わってしまうだろう。「すでに我々はニムロデのオカルトの歴史と時代を見てきた。
しかし、全ての時代に渡って、ニムロデは多くの国々で様々な名前で知られてきた。例えば、バール、オシリス、ホーラス、ジュピター、センタウ、パッカスなどなどである。

またセミラミスは、アシタロテ、イシス、シベル、アイリーン、ダイアナ、イシュタル、プィーナスなどで知られている。ウイッチクラフト 界には多くの神々のシステムがある。全ての時代の暗黒の世界で、もっとも悪しき人々はド
ルイド僧である。これはまた『柏の人々』Men of オークとも呼ばれている。彼らは人間の生け贅を要求する。男子の奴隷やローマ軍の兵士が堅い砂地の上に置かれた籠の中で、生きながらに焼き殺された。
ドルイド僧たちは火の神エルフィンが大地から出てきて犠牲を飲み尽くすように叫び求める。その間、ドルイド教のビートの音楽が間こえる(注*これがロックミュージックなどに取り入れられている)。このドルイド教の大きな祭りがハロウィーンである。

オカルトでは一○月三一日のその祭りは『サムハ
イン』と呼ばれている。ハロウィーンの日に、ドルイド僧と信者たちは、城から城、農奴から農奴へ〃トリックオアトリート〃と言いながら渡り歩く。ドルイド僧たちが城で要求する〃トリート〃とはその城の王妃か他の女性の生け贅である。〃トリート〃がドルイド僧の気に入ると、彼らは、人間の脂肪で作ったろうそくが灯されている『ジャックオランターン』を置いて行く。それは悪霊によってその城の内部の人間がその夜殺されるのを防ぐと言うものである。ドルイド僧の要求が彼らの気に入ったもので答えられないとHex(Hexagram)が入り口のドアに書かれる。これが〃トリック〃であって、その夜、サタンと彼の悪霊たちがその城の誰かを恐怖の内に殺すのである。
すでに見たようにクリスマスもハロウィーンもサタン的な祭りであるが、欧米では子供のお遊びとして一般社会に普及している。これも彼らの遠大な計画なのであろう。

ハローウ ィーンの実態がこのようなものであるとしたら、欧米のクリスチャンはそれでも自分の子供を遊びに行かせるであろうか。最近、ハロウイーンの日に子供が多数殺されるのでアメリカから帰ってきた人の話では、次第にやめられているという。